開館前に岡田美術館に着きました。
次々と来場者が並び始め、2分前に会場。
私は一目散に 若冲さんの「孔雀鳳凰図」の元に。
~Age with grace~
年齢を重ねることで より美しく
around60の美肌免疫美容®セラピスト
たまかずらです。
「孔雀鳳凰図」は3階に展示されてありましたので、しばらくの間一人きり。
素晴らしい”鳳凰”と”孔雀”を何にも邪魔されずに観ることが出来ました!
精緻で緻密。鮮やかで今にも動き出しそうな”鳳凰”と”孔雀”
鳴き声が聞こえてくるような臨場感でした。
抽象度の高い空間の心地良さを、思いっきり体感しました。
日本画のことを学んだことのない私ですので、詳しいことは分かりません。
感じるだけ。
日本画の大家となれば、気難しい方なのかなぁ‥と思いがち。
ですが、
円山応挙大先生の子犬を観ていると、まるでコロコロ動き出しそうで愛らしく、円山応挙大先生の「子犬大好き!」「可愛くて、こりゃたまらん!」な気持ちが伝わってくるように思えました。
画像はお借りしました。
そして、しみじみ心に残ったのが「三十六歌仙屏風」
若冲さんが80歳の時の作品です。
描かれている人物たちのコミカルな表情、しぐさが人間らしくて楽しいのです。
人生の実りの時を過ごす若冲さん。
「大好きな絵を描き続けることが出来て、良い人生だったよ。」という声が聞こえてくるようでした。
図録より(三十六歌仙図屏風の一部iPhoneで)
楽しそうでしょう~♪
皆さんお好きなことをなさって、子供みたいにはしゃいでいる歌仙さんもいらっしゃいます。
若冲さん自身、心が満たされていなければ描けないのではないかと思います。
私も人生の冬を迎えた時、満たされた気持ちを持ちたいな、と思った次第です。
ま、あと30年くらい先だと思いますけど。(笑)