先日の”秋月の宴”に展示されていたアンティークの帯留め。
 
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帯留めというより、大きめのバレッタほどのボリューム。
昔の女性は今より、かなり小柄でしたでしょうから凄い存在感。
 
江戸時代末期は”贅沢禁止令”で、目立ったお洒落が出来なかった。
その反動で、明治になってから装飾が一気に華やかになったそうです。
(H先生談)
武士の時代の終焉と共に、飾り職人さん達の仕事も武具から装飾、工芸にシフトせざるを得なかった。
万国博覧会で、日本の工芸美術の素晴らしさを世界に知らしめた頃でしょうね。
 
 
日曜日、着物を着てみましたが苦しくて即脱ぎました。
原因は、長じゅばんに絞めた紐一本。
着崩れないように‥としっかり絞めたのが仇になりました。
 
 
‥でも、着物って昔は日常着。
毎朝補正してキッチリ着てた?分けないでしょう~
で、いろいろ調べてみました。
 
 
結論
もっと、自由で良いじゃない!
 
 
だらしなくて良い、ということではありません。
正しい着付けは、礼装やお出かけには拘るとして、
普段着としての着物を着よう、ということでゴザイマス。
 
自己流というより自分の身体が楽なように、デスね。
その日の自分の行動に沿って、楽にいられるように想像しながら着てみました。
 
 
気が楽になったからか、今まで気づかなかったシワも事前に直せました。
手順が頭に入って着たので、時間も徐々に短縮。
ただ、衣紋がグシャグシャ‥って、衿芯入れるの忘れてた!叫び
 
 
小さな進歩でも、楽しいものです。
 
 
 
こうして着物に挑戦できるのも、基礎をしっかり教えていただいたお陰。
回り道のようでも、基本を学ぶ。
基礎があってこそ楽しめる自分らしさ、かな。(笑)
 
 
 
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