目覚めると蝉しぐれ…

な~んて風情どころか、話し声も聞取れないほどの鳴き声。

ほんと、暑苦しいわ。( ̄▽ ̄;)

 

 

夏と言えば汗かきますよね。

湿度が高いとベタベタしたり、痒くなったり…

この時期の肌の扱いを間違えると、秋になって慌てることに…

 

 

美肌職人   たまかずらです。

 

 

 

受講生さんから、お嬢さんの皮膚湿疹のご相談。

お話から想像すると、蕁麻疹?とも思いますが。。。

皮膚科を受診され塗り薬もつけているそうですが、

一ヶ月過ぎても元の肌の状態に戻らず、

サメ肌のようなザラザラした部分もある、とのこと。

 

 

私は医師ではありませんので、診断も治療も致しません。

 

 

 

私のアドバイスは、

 

・再度皮膚科に行き処方を変えてもらうこと。

・もしくは、皮膚科を変え新たに医師の診断を仰ぐ。

 

長引く皮膚トラブルは、

まず、別の皮膚科なり医師を受診し正しい診断を受けることが大切です。

素人判断や、そのうち治る…はダメダメ。

早くキチンと治すことが重要。

 

ポイントは、適切な治療でトラブルを繰り返さない。

 

 

人間の身体には、恒常性という機能があります。

ホメオスタシス

生体が様々な環境の変化に対応して、内部状態を一定に保って生存を維持する現象。

(@_@)

まあ、生きるために身体に備わった機能。

無意識下で行ってる。体温を一定に保つ、なんてのがそうです。

 

 

厄介なのは、湿疹など繰り返していくうちに

トラブルのある状態が恒常となってしまうこと。

そう、恒常性なのに移行するのだ。

 

 

脂漏性皮膚炎などで悩まれる方は、

肌トラブルを繰り返すことで元の健康な肌の状態から、

トラブル肌の状態が恒常に移行してしまっているのです。

恒常性=健康な状態に戻るではないのです。

だから、身体が勘違いしないしないうちに

早く治す!

 

肌トラブルに見舞われたら、

早く、きちんと直し、繰り返さない。

短期決戦で勝利し、抑え込む!

その為には、適切なステロイド剤の使用も必要。

効く薬は3日で症状が改善する。(私はそうでした。)

良くなったらステロイドは中止すればいい。

 

 

私にできることは、肌トラブルが治った後に、

トラブル繰り返さない為の

「肌の扱い方(習慣)の改善のご指導」です。

 

触り過ぎない、洗い過ぎない、化粧品を擦り込まないetc.

 

肌トラブルを繰り返さないために、行動、生活パターンを見直す。

日々繰り返している、間違った生活習慣を正すことが重要。

 

皆さん、身体の中に原因があると思われ、

血液検査も必要ですか?と聴かれますが

肌の扱い方の間違いがほとんどです。

(もちろん検査して下さって良いんですよ。安心するから。)

 

肌に身体に、良かれと思う行動に問題があることが多いのです。

肌も身体の一部であり、生体としての機能を持ち反応します。

肌トラブルは、生体としての防御反応ですから化粧品では治りません。

 

 

そこを理解していただきたいわ。

 

 

夏が過ぎれば肌トラブルの季節。

肌の扱い方がダメージ回復の鍵を握ります。

 

 

※ このお話は、私の経験に基づいた主観による見解です。

  どなたにも、あてはまるということではありません。

 

 

 

 

参考書籍  賢い皮膚 思考する最大の<臓器>

        傳田光弘