冷え症で悩んでいた友人が、漢方外来に通院し
すっかり改善したと聞いて、早速私も受診して来ました。
とても丁寧にお話を聴いて下さる先生。
一番の悩み、身体の表面が冷えている感じで、
風が当たると気持ちが悪く頭痛がすることを訴えました。
20代~閉経までの状況、トイレの回数、夢の内容など
細々何十もの問診をして下さいました。
舌診は、舌の表、裏と画像を撮りました。
次は脈診。脈が弱いのか左右の手首を何回か確認。
そして、お腹の触診。背中の痛みの確認。
食べ物、立ち眩みの有無、物忘れの頻度、家族の悩みetc.etc.
以前通った吉祥寺の中医の先生とは大違い。
一時間近くをかけた、とても丁寧な診察でした。
診断では、
私の体で熱は作れているが、上半身に上がってしまって
舌の回りが赤くなり、全身に熱が廻らないので
足が冷えるということでした。
しかも、ストレスが多くイライラしがち。
もう、頭の中がパンパンで少しの余裕もない感じ。
気の巡りが悪い「気滞」
靴下の跡がしっかりつくほどのむくみや、
細い静脈が浮き出る「淤血」
胃の動きが悪く、下に降りて行かない。
あ~、数えたらキリがない。
でも、熱は自分で作れているので、改善は期待できるとのこと。
3種類の漢方薬を、2/3ずつ処方して下さいました。
加味逍遥散
虚弱体質で疲れやすい人の精神不安、不眠、イライラ、冷え性更年期障害。
加味帰脾湯
虚弱体質で血色の悪い人の貧血、不眠、食欲不振。
茯苓飲合半夏厚朴湯
不安神経症、神経性胃炎
お薬は食後に飲んだほうが、食べたものと一緒に吸収されて良いのだそうです。
夕食後、3包まとめて飲みました。
出かけるのが億劫になる冷え性が改善する日も近い!