元々は「薬」漢方薬。
2700年以上の長きに渡って広く愛され続けているお茶。
そんな静岡茶美味しい煎れ方を学んでまいりました。
(煎れているのは隣の方の手)
以前から訪れてみたいと思っていた「マッケンジー邸」
マッケンジーご夫妻が静岡茶のみならず、静岡の文化などの発展に尽力なさったとは全く知りませんでした。
朝に晩に飲むコーヒー、紅茶、、ハーブティー。
そして、子供の頃から一番身近にあり、毎日飲んでいたのは「静岡茶」
一煎ごとに香り、甘味、渋みの味わいが変わるのが
他のお茶には無い魅力です。
今回のお茶講座では、「深蒸し茶」「本山茶」の飲み比べ。
一分程長く蒸されて出来る深蒸し茶。
水色のグリーンが美しく茶葉がこなれて澱が残る分、
成分が十分抽出されて「しっかりした味わい。」
毎日の食事に飲みやすいお茶かな、と思いました。
少し低めのお湯で煎れる「本山茶」
細い針のように揉まれ透明に近い薄いグリーンの水色。
「甘味を感じながらもあっさりした味わい。
甘いお茶菓子に合うちょっと贅沢で上品なお茶。
最後に「本山茶の茶葉」をわさび味噌とポン酢でいただきました。
茶葉を食べたのは初めてでしたが、普通に葉物野菜のお浸し。(笑)
サラダのトッピングにも合いそうです。
インストラクターの方は、チャーハンに入れると美味しいと教えて下さいました。
そして、マッケンジー邸の内部を案内していただき散会となりました。
紅茶もウーロン茶も日本茶も全て同じお茶の葉。
西洋のお茶の文化も、お茶と美しい東洋の磁器への憧れが発端でした。
煎茶茶碗がティーボールと呼ばれて貴婦人たちに愛され、
コーヒーショップに入れない女性たちの大ブームとなった「お茶」
お湯の温度に心を配りながら入れる一煎のお茶。
心もからだも、ほっとします。
英国ティーカップの歴史