貴族の手仕事・タッティングレース

人間、歩けないというのは本当に困ります。
足の腱鞘炎が悪化して２週間が過ぎようとしています。
お灸で温め痛みは大分軽減し、足のストレッチを始めました。
人間の体とは不思議なもので、
痛い所だけケアすれば治るものではないのですから、
体中繋がっているんだなぁ～、とまたまた再確認。

顔のかぶれの直後の足の腱鞘炎ということで、
このまま思うように歩けなくなったらどうしよう・・・
と、かなり気持ちが落ち込んでおりました。

そんな折、予てから習ってみたいと思っておりました、
「タッティングレースの講習会」を見つけ、行ってまいりました。

　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レースを編む王女さま

白く繊細な美しいレース・・・憧れます。
中世では貴族のたしなみでもあったという優雅なレース編み。
で・す・が、まぁ～難しいやら、ややこしいやら。
予想以上×１０くらい！
たっぷりと３時間も講習の時間がございましたのに、
小さなモチーフを仕上げることも叶いませんでした。。。

シャトルを使えば手が攣るし、糸の掛け方はちんぷんかんぷん(?_?)
花びらと花びらの間に隙間ができ、最後のモチーフの繋ぎ方も
精根尽き果てた脳みそには、理解できないまま講習終了。。。

それでも中途半端にあきらめもつかず、時間を見つけては
編んではほどき、ほどいては編みを繰り返し、カタチだけは完成。
見事に手まで腱鞘炎です。。。私バカよね♪

しかも、左のお手本と違い過ぎる。。。ε=(￣｡￣;A　ﾌｩ…

さすが、暇を持て余していた貴族の手仕事！まぁ、時間のかかること。
別に棒針のレース編みでもレースはレースよね。
と思いながら、せっかく覚えたのだから忘れないうちに
もう少しモチーフの練習をしてみようかしら。

「手間のかかること」
この手間＝時間って、やっぱり贅沢だと思います。
あ～、手間のかかることが好きで困っちゃう。。。
すっかり寝不足。