驚きの価格!トルコ産パスタが1kg 200円で売れるカラクリ
トルコで作って、梱包して、はるばる日本まで輸送して、さらに日本のお店に並ぶ……。 これだけ多くの手間と費用がかかっているのに、なぜ「1kg 200円以下」なんていう驚きの価格が実現できてしまうのでしょうか?
「1リラ=約3円台」という極端なリラ安が影響しているのか、それとも何か別のカラクリがあるのか。その謎を解くヒントを探るため、まずは世界共通の物価の物差しである「マクドナルド」の価格を調べてみました。
疑問1:トルコのマクドナルド、今はいくら?
2026年1月現在、トルコは猛烈なインフレの真っ只中。実は日本よりもマックが高いんです。
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ハンバーガー(単品): 110 TL(約400円)
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ビッグマック(単品): 190 TL(約700円)
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ビッグマック セット: 370 TL(約1,360円) ※1リラ=3.67円で計算
日本のハンバーガーが170円〜であることを考えると、なんと日本の2倍以上の価格。トルコの人にとって、マックはもはや高級品になりつつあります。
疑問2:昔(2020年頃)はどうだったの?
1リラが15円くらいだった2020年当時は、今とは全く状況が違いました。
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ハンバーガー: 約7〜9 TL(約105〜135円)
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ビッグマック: 約15〜20 TL(約225〜300円)
当時は「日本円で300円出せばビッグマックが食べられた」のに、今は700円。リラ安が進んだスピードよりも、現地の物価が上がるスピードの方が早かったため、日本人から見ても「トルコは物価が高い」という逆転現象が起きています。
疑問3:なぜ日本で「200円パスタ」が売れるのか?
ここで本題。現地でマックが高いのに、なぜパスタは日本で安く売れるのか。 実は、**「日本で買うほうが、トルコ現地で買うより安い」**という衝撃の事実がありました。
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トルコ現地のパスタ1kg: 約350円〜590円
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日本のドラッグストア: 約200円
トルコの人が地元のスーパーで買うよりも、日本で買ったほうが安いんです。これには「輸出用の巨大契約」や「在庫のタイミング」など、貿易のカラクリが関係しています。トルコの人から見れば、日本の200円パスタは**「信じられないバーゲン品」**なんですね。
疑問4:逆に「日本製品が海外で安い」こともある?
「本国より海外の方が安い」という現象は、日本製品でも起きています。
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車やバイク: タイなどで生産された日本車が、逆輸入したほうが安くなるケース。
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ユニクロや無印良品: 現地のセールで日本価格の半額近くで投げ売られるケース。
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カメラ・家電: アメリカのブラックフライデーなどで、日本メーカーの新品が爆安になるケース。
市場の大きさや、現地の競合との戦いの中で、「日本メーカーだけど海外の方が安い」という切ない状況が生まれているようです。
まとめ
物の値段って、単純な「原価+利益」だけでは決まらないんですね。 通貨の強さ、インフレ、輸出の戦略……色々な要素が絡み合っていて、考えれば考えるほどコンガラがってしまいますが、私たちが何気なく買っている「200円のパスタ」には、世界の経済状況がギュッと詰まっていました。