保守だと言われる産経だろうが、海外ニュース多めの面白い毎日だろうが。
マスコミや広告業、大学にはリベラルが多く生息している。
だから、私が面接で思想なんてどーでも良いしーっていう態度は、大半がリベラルの世界で保守って言ってもねーと思ったからである。
ちょっと面白いのが、外国人の教授が所謂欧米諸国の偏差値60以上はみんなリベラルですよ、と言う。更に、LGBTは沢山いますよ、普通です、と。
教授の国もリベラル国として有名だが、日本人のリベラル思想はファンタスティック!どうして?なんで?と聞いてくる始末だった。
特に、安全保障に関して関心がない、軍事運用全般の知識を本当に知らない、隣国に攻められたらどうするんですか?どうしてそんな思想なんですか?と思ったら日本に居着いていたという。教授の疑問はまだ解消されていないらしい。
私は、さぁなんであんな思想なんすかね?くらいな感じだったが、働いてみると分かることがある。
安全保障に関しては私も分からないけれど。
まず、共産主義左翼と社会主義左翼とリベラルは違うと言うことだ。
共産主義とリベラルって同じじゃん、と言われるが全く違う。
共産主義や社会主義など親や祖父母が安保闘争などになんらかで関わっていた人の子供と現代のリベラル世代(40代~20代含)では発想や政治政策で考えていることが全く違う。
そして、バトルが繰り広げられているのだ。
例えば、共産主義や社会主義などの世代残党(50代以上)にフェミニズムだとかパワハラだとかは存在しない。年下は私や俺の意見を聞きなさい!私や俺の指示に従いなさいよ!となる。
それが、リベラルというとややこしいのでネオリベラル世代(この年代は自分のことをリベラルと言い、対抗する世代を左翼と呼ぶ)と呼ぶが、このネオリベラル世代は納得がいかないから反抗する。
反抗を許さない共産主義社会主義世代残党は面白くないから、ネオリベラルに総括を行う。
ますますネオリベラルが反抗するっていうわけだ。
この共産主義社会主義世代残党には比較的に男性が多く、ネオリベラルには女性が多いというのも特徴だ。
左翼新聞に限らず、大手の新聞でもパワハラやセクハラなどの特集を組んでいることがある。
たまに、ほんまかいな?と思う実体験の話などあるが、大体はネオリベラルが共産主義社会主義世代残党からパワハラやセクハラを受けているから自分達の身を守るためにも共感し記事を書いているのでは?と思う。
というのも、私はこんなに凄まじい会社で働いたことは今までなかったからだ。
セクハラはないが、パワハラは見ていて強烈でしかない。
こんな会社のどこが良いと言えるのか不思議だ。
そりゃ、パワハラでもセクハラでも運動したくなるに違いない。
また異常なほどの女性蔑視が凄い。
良い歳なんだから結婚しないとね、収入が高い男性と結婚して専業主婦になるのが一番、女はお茶汲みして素敵な料理を作って、繊細で、ニコニコして気が利かないとねーという内容が端々に出てくる。
今どきの保守でも言わない台詞だ。
そもそも昔からある日本の職業、例えば農業や水産業や個人事業主というのは奥さんが働いてナンボなところがあるので、保守のほうが奥さんに優しいし働いてくれてありがとう、という感じだ。
それが左翼だと全く違うわけだから、ネオリベラル世代の反発を分からないわけではない。
だから、この手の内容において、私の新聞記事や雑誌の読み方や見方が変わってしまった。
これは社会全体や保守思想に訴えているわけじゃない。
あくまでも、内部告発や抵抗なのだと。
そして、ここを理解しないと極右含めて保守と左翼では話が噛み合わないなと思ったのである。
とはいえ、話が噛み合わない理由のうちの40%くらいじゃないかと思っている。この40%は個人感覚だが。
リベラルが多く生息する場所は、そうでない会社と比べると時空も空間も思想も全てが歪んでいると私は考えている。