「政治と宗教とプロ野球の話題は出すな」
と、よく言われますが、その理由はわかりますね。
仲の良い友人であっても、意見が対立するからです。
あ、僕は思ったことバンバン言うほうなので
そういう「常識」は基本的に無視してます。
で、最近いろいろな政党のビラがよくポストに入ります。
ここ大阪で特に話題にされるのが橋本さんと大阪都についてですが
僕の意見は今のところどっち付かずってとこです。
特定の政党を支持しているかというと、否。
それはいいとして、政党のビラを読んでいて思うのは
敵対する政党の批判を書くことに終始していないかということ。
もちろん、それは手段として「アリ」です。
ただ、主張ってのは本来公平であるべきで
自分の主張の利点をしっかりとアピールし、
相手の主張の欠点を批判するだけでなく、
自分の主張のリスクをハッキリさせて
そのリスクをどうやって解決するかまで示さないといけない。
(刑事訴訟では検察側はほぼ攻撃しかしませんね^^;)
敵のダメ出しをするなら、その代替策くらいは示さないといけない。
逆に、相手の主張の利点もきちんと認めた上で
その利点を上回る利点があることをアピールしないといけない。
…僕はそう思うのです。
それをしないで相手の批判だけを書きなぐるビラを作ることは
陳腐であって、誠実さというか、そういうのを
疑ってしまう要因を作るような気がしてならない。
(僕も知らぬ間にやってしまってるかもしれないが…)
敵対する政党の考え方にもそれなりの理由があるわけで
それを考えもせず批判だけをするとしたら、それは
単に情報に踊らされているだけの哀れな姿と理解します。
自分たちにとって本来、不利益になりうる情報こそ
きちんと示していく必要があるのではないかと。
一部の権力者がそれに対して猛烈な邪魔をしたとしても
情報を冷静にとらえて正しいものを追求できる人たちは
そんな批判はどこ吹く風で、きちんと支持してくれるでしょう。
自然科学とか理屈とか論理とかをベースにして、
場合によっては宗教的なバイブルにのっとって、
そこに人間的な感情とか考え方の違いを考慮して、
そうやって人それぞれが違う思いを持っているわけです。
僕はそれを理解し合う世界こそ至上と思うので、
特定の考え方や思想にしか目がいかず
変なプロパガンダでマインドコントロールをかけて
それらをゴリ押しするだけの政党は、基本的に支持しません。
気に入った政党を選ぶのが早いか、
消去法で残った政党を選ぶのが早いかはわかりませんが
どうなることやら。