(画像は創元推理文庫からお借りしています)

 

シリーズの2作目

 

前作からかなり内容的に繋がっているので第2部という感覚でした

 

前作の出来事からわずか数ヶ月後の出来事になりますが

 

初め読み始めピップがなんだか普通の高校生から

 

推理小説にしばしば出てくる典型的な出来る高校生になっているようで嫌でした

 

ただ読み進めるとそれは作者の狙いだったのかなとも

 

前作よりピップの苦悩は大きくなり

 

事件の解決において払う代償は大きくなっており

 

保護者的な目線(笑)で心配ばかりが募った読後でしたね

 

ということで心配なので続けて3作目の

 

「卒業生には向かない真実」を読み始めました(笑)

 

そうそうこのシリーズが映像化されているのを

 

いつも楽しく読ませていただく方のブログで最近知りました

 

全作品を読み終えたらそのドラマも見てみたいなぁと思っています

 

 

 

以下、商品紹介より

 

 

高校生のピップは、友人のコナーから失踪した兄の行方を探してくれと依頼される。兄のジェイミーは、2週間ほど前から様子がおかしかったらしい。コナーの希望で、ピップはポッドキャストで調査の進捗を配信し、リスナーから手がかりを集めていく。関係者へのインタビューやSNSなども丹念に調べることで、少しずつ明らかになっていく、失踪までのジェイミーの行動。ピップの類い稀な推理が、事件の恐るべき真相を暴きだす。年末ミステリランキング第1位『自由研究には向かない殺人』続編。この衝摯の結末を、どうか見逃さないでください!
解説=阿津川辰海