本に関しては、

好きな作家が一緒とか、

好きなタイトルが一緒とか、

嫌いな作風が一緒とか、

嫌いなジャンルが一緒とか、

一緒のものがあると共感できて

話が弾んだり、

とにかく好印象を持つもので。

お互いに好きな本勧めあったり、

好きな作家について言い合ったり、

苦手なジャンルについて話したり、

本当にいいものだと思う。

逆に、

自分の好きな作家とか本を、

無意味に批判されるのは無理。

基本的には平和主義なので、

あまり表には出さないが、

内心は苛々苛々苛々苛々苛々苛々。

そこは日本人だなって思うけど、

もっと灰色の言い方しろよ、と。

人間いろいろ、

好きなものもいろいろ。

こっちが、

「そうかなぁ。」
「う~ん、でも……」
って言ってんだから空気読め。

「いや、あの人は、」
「でも、あの人は、」
とか一々言い返すんじゃねぇよ。

まぁ、俺もあんまり

空気読める方ではないけどさ…

ここ最近で一番いらっとした。
この本を買ったのはいつだったか。

それは覚えていないが、

出会ったのは高校生の頃。

確か模試に出てきたのがきっかけだった。

あさのあつこというと、

その頃丁度バッテリーが流行っていた。

自分はどちらかというと、

流行に流されるのが嫌いで、

自分でタイトルが気に入った本だったり、

好きな作家の本だったりを読んでいたので、

バッテリーも読んではいなかったが、

話題になっていたこともあり、

作者の名前は知っていた。

そんな中で、出会ったのがこの本。

高校生の主人公の、

時々小さな事件はあるものの、

本当にありきたりな日常と、

そこにある人間関係を、

淡々と描いた作品だが、

当時の自分には心に響いた。

なんとかしたくてもできず、

周囲にただ流され、

そんな葛藤を抱きながらも

ずっと平凡な時間が流れていくことを疑わなかった。

そんなことを、

改めて読み返して思った。

後書きには、

センチメンタルなドラマがない、

と書かれているが、

この小説自体が、

誰しもが通ってくる、

切なさに満ちた物語のように感じた。i-like-curryさんのブログ-110923_1612~01.JPG
不思議な魅力のある話。

後書きにもかかれていたけど

読み終わったあとに

ホッと温かい火が胸に灯るような

素敵な小説。


なかなか扱いの難しい

尊厳死や脳死といった

現代医療の問題に関する

描写がある一方で、

コミカルな部分もあったりする。


登場人物はなかなか愉快だし、

主人公の細君はかわいいし。

最後には思わず涙が……

久しぶりに潤っとしてしまった…


とにかく是非読んで頂きたい!!!!