会合の翌日、自分は午前中車で買い物に出かけていた。自分が買い物を済ませ車に荷物を載せている時、知人から電話が鳴ったが出たら切れた。また鳴ったが出たら切れた。昨夜、管理士顧問が知人にSの給与減額の話をすると言っていたことを思い出した。とうとうGと管理士顧問が知人とSの労働条件について抜き差しならぬ険悪な状況に陥ってしまったと思った。

 

すぐに顧問に電話した。顧問は知人に約束が違うととても怒らせてしまって、もう知人は顧問とお付き合いはしないと言われ、顧問の携帯の番号やらSNSのアカウントを削除されたと言っていた。顧問は電話の最後に自分に知人は今顧問のせいですごく興奮しているから電話に出ないでくれと頼まれた。

自分はGにも連絡した。Gは知人とすでに電話で話したみたいで、あまりに知人が興奮してGを責めるので、メールで言い返したそうで、Gも自分に知人からの電話には絶対出ないでくれと頼まれた。

 

人事労務特に雇入れ者の労働条件をしっかりと決めないと必ず遅かれ早かれ大きなトラブルになる。労働条件の確認は繊細で細心の注意が必要で、Gと顧問はその認識が甘いと言わざるを得ない。理事長にお任せしますと言われているからと言って、こんないい加減なことしか詰められないのでは何をかいわんやだ。こんなことになるのは自明の理だが早すぎる大騒動となった。

 

知人はGと顧問と自分以外の役員の連絡先を知らないので、あと唯一知っていた自分のマンションの理事長に電話をしたようだった。理事長から自分に電話がかかってきた。Gと顧問が知人とSの労働条件について言い争いになり、Gと顧問は知人と絶交状態になった。自分もGと顧問に知人の電話に出るなと言われ知人と話していないと言ったら、理事長は知人が自分には相談に乗ってほしかったと言っていたと言われた。理事長は知人から直接電話があってGと顧問の苦情を言われて、こんなにこじれてしまって驚いた様子で困ってしまうと嘆いていた。

 

採用手続きを進めていかないとダメなので、とりあえずはSを7月いっぱいまでのアルバイトとしての形で労働条件を確定させ雇用契約書を自分が作成交付することで収拾する方向に動き、8月以降の本契約は6月理事会の時に理事長からSに話すということで理事長と自分は二人だけで申し合わせた。

こうしてPQMの昼勤務従業員体制をUSMに切り替える準備が動き出した。

 

以降の話は次のブログ「マンション自主管理組合54」に譲ることにする。