今朝、1月末まで住んでいた和歌山のマンション管理組合の理事長から電話があった。何かと思えば2ヶ月ぶりに大阪のいつものレストランで夕食会をしようとお誘いがあった。

この理事長とは大阪に引っ越してからも3月以降月に一度夕食をご一緒させてもらっていた。

 

和歌山のマンション在住時代引っ越しするまでの直前3年間役員を務めたが、不思議なことにこの理事長とはすごく馬が合い、3年前の役員就任の早いうちから打ち解けた。理事長からは恐縮するほどの信頼を寄せてもらったおかげで管理組合運営改善に大鉈を振るうことができて自主管理組合改革を推進できた。

 

一時妨害勢力が活発に動き回ったが、昨年夏までに完全に封じ込めることができた。昨年秋から妨害勢力の首謀者を取り巻きから孤立させる作戦を水面下で実施していたが、とどめを刺さずこのマンションを離れることになった。現在の役員と従業員が甘い顔をせずに事務的にクールに対処してほしいものだ。

 

3月、4月、6月と夕食会をしてマンション管理組合運営の話から理事長ご自身のプライベートの話を拝聴させてもらうことにもなった。一代で起業して半世紀あまり経営者としての苦労話、会社経営の継承問題、遺産相続処理、先祖の山や田畑や墓のこと、リタイア後の隠居生活など話の中身が多岐にわたる。自分も経営者の端くれだった時期があるので少しくらいは理事長のご苦労がよくわかった。回を重ねるごとにマンションの話はほとんどなくなった。

 

わざわざ理事長のほうから忙しいのは大丈夫だから会食をと誘ってもらえるのはとても嬉しいことだ。今度はどんな話が飛び出すかはわからないが、楽しい夕食会をしたいものだ。