IはLED化工事の業者を引っ張って来たり、工事を一時止めたのと同じように臨時総会開催も勝手に決めたのかともう返答することもできなくなっている管理士顧問に追い打ちをかけるように責め立てた。このAも責任を取れと連呼していた。自分はこの工事の一連の経過を知らなかったので助け舟を出せなかった。しかし臨時総会開催は管理規約に則って日程を含め理事会決議していたので臨時総会決定手続きには瑕疵がなかった。決議した理事会にはICも出席していた。

だから臨時総会開催について管理士顧問への批判は当たらないので自分はAICに口を挟んだ。AICはきっとそんなことも知らないので、管理士顧問をやり込める材料として臨時総会も勝手にしたと攻撃していたから、「顧問は勝手にやっていない。ICも含めて反対もせず1月理事会で賛成多数で臨時総会開催を承認している」と自分からAICに説明してやった。

 

一瞬AICはひるんだ。間髪入れずに自分はAに「マンションを良くする会代表はAか?」と問うた。Aは「代表ではない。マンションを良くする会々員の意見をまとめて代わりに述べているだけだ。」と強弁するので、自分は「世話人でも発起人でもないのか?」とAにさらに質問した。Aは「違う。」と否定する。さらに自分は「会員はどうやって集まるのか。どのようにして会員とわかるのか?」と質問した。Aは「マンションを良くしたいと思っている住人が自然発生的に集まった。そういう人たちには大学ノートに部屋番号と氏名と連絡先を書いてもらっている。」と回答した。

 

ここまで聞いて自分は今日の理事会までに個人的に入っている情報から1つAにぶつけてみようと思った。それは近所の部屋の区分所有者で自分の母と仲良くしている人で今日の理事会に出席しているモンスタークレイマーOがその近所へマンションを良くする会の入会勧誘に書類をもって来たということを先月母から聞いていた。

 

自分はAに「Oや他の会員が入会勧誘活動をしないのか?」と尋ねた。それを聞いた瞬間、傍聴人として黙って聞いていたOは自分に「私はそんなことをしていない。なんで、そんなことを言われなければならないのか。」と狂ったように叫び出した。Aも他の区分所有者もOと自分のやり取りをしばらく聞いていたが、自分と議長Gがこの話は理事会終了後にしようとOをなだめて、理事会は再開した。Oはそれでも時折私は違うと大声を出していた。

内心、自分はOの名前を出してことを後悔していた。名前さえ出さなければ余計な数分間を無駄に使わなくて済んだのにと思った。この件はこの後、数日の間こじれることになる。

 

以降の話は次のブログ「マンション自主管理組合44」に譲ることにする。