Aは副理事長Iと理事Cが管理士顧問を責め立てている輪に加わった。Aが「管理士顧問が紹介したLED交換工事業者の見積額は数十万~100万円安くなったのになぜこんな見積額で総会承認させたのか。」と管理士顧問に問うた。顧問は「見積額に重大な誤差が出たので、この業者に一度確認して間違っていれば訂正させなければならない。臨時総会に上程される議案は3月の理事会で決議承認されている。」と返答した。AICは工事を続行していても今回のように一時中断しても顧問の逃げ道を塞いで追い詰めるつもりだった。IとCがもう一度顧問に「何の権限があって工事を止めたのか。」と繰り返し責めた。
Aが考えたシナリオ通りにほぼ進んでいた。顧問はもう返答できなくなっていた。自分もこの理事会に監事として出席して初めてLED交換工事の件を知ったので、何が本当のことなのかサッパリわからなかった。事実関係を何一つ聞いていなかったので、管理士顧問のことを助けることができなかった。きっと副理事長Gは最低限顧問から何か聞いていたかもしれないと思った。
Aは顧問に責任を取れと迫った。ICも追い打ちをかけた。もう女性顧問は何も言えず涙ぐんでいた。議長である副理事長GはAに発言はこれで終わらせてはと言ったが、耳を貸さずAは昨年令和4年6月の決算理事会でマンション管理士参画議案採決の時、当時役員だったABCIは反対したと言い放った。
あの時、司会進行をしていたのは理事の自分だったので鮮明に覚えている。議長である理事長がABCIを含む出席理事全員1人ずつに賛否と意見を問うた。ABCIを含む理事全員が何の意見もなく賛成した。この令和4年6月理事会議事録を見ると異議なく承認されたと記されている。議事録作成者は当時支配人だったAの手下Eで議事録署名人は理事長、副理事長G、そして自分だった。決算理事会で承認されたマンション管理士参画は定期総会に上程されマンション管理士参画議案が全会一致で承認された。だからAもBCIも大ウソつきだ。
Aが責任と取れ、マンション管理士参画はBCIとともに大反対だったと言った後、続いて今度は調子に乗って副理事長Iはなんで毎月理事会を開くと顧問に問うた。顧問は返事する気力がなく黙っているとIは臨時総会も顧問が勝手に決めたのかとかさにかかって追い打ちをまだかけるので、監事の自分が「Iも出席していた今年1月理事会で4月1日に臨時総会を招集すると管理規約に則って決議したでしょう。覚えていませんか。」と助け船を出した。もちろん1月理事会議事録にも記されている。Iは黙った。
ABCIは令和4年から役員活動している中で管理規約、使用細則、理事会や総会の審議内容など根本的なことをまったく理解、確認、記憶をせず、そんなことはすべて無視して、やりたい放題する無法者だった。
ここでACIは監事の自分に4月の臨時総会を規約に則った手続きで開催されたと説明されたため顧問の吊し上げの手が緩んだ。その一瞬の隙に自分からAに反問した。
以降の話は次のブログ「マンション自主管理組合43」に譲ることにする。