人生の教科書なんてこの世の中にない。正解はない。
ヒントくらいはあるかもしれないが、親も本もネットも誰も教えてはくれない。なぜなら自分は自分を生きていて、自分ほど自分を知っている者はいないのだから。
精神的にも少々の援助があっても経済的にも親から独立したら、もう立派な社会人の一員となる。世の中を一人で生き抜いていく術を身につけなければならない。順番からして親が先に逝くのだから。
生きていくことは取捨選択、試行錯誤、沈思黙考の繰り返し。悩んで、苦しんで、悲しんで、辛いことの方が間違いなく多い。だからこそささやかでも楽しいと感じられることもある。それは生きている証でもある。
社会の掟である信義誠実をよく心得て、自分と関わる人達のことをよく知り、そして何より自分のことをできるだけ客観的に見つめる。それは人間関係を築く上でとても大切。
信義に篤く、几帳面、真面目な人ほど考え込みやすい。自分を追い詰めず、焦らず気長に自分を生きてほしい。
人生の羅針盤は自らの力でゆっくりと作り上げるしかない。より良き人生の航海を祈ります。
このブログは孤立しやすい人にも捧げます。どうかそのような人の心にも響きますように。