このBLOGは結婚相談所様向けです
=仮説の段階で勝負は決まります=
「仮説⇒実践⇒検証(PDSサイクル)について、知ったかぶりして書いてまいりました。僭越ですがもう一言続けさせてください。
あらゆる事業が、目標の数値に達しえない組織(または個人でも同じことですが)に欠けるものはたった一つ、組織を構成するメンバーが計画を実行するという申し合わせ意識を認識されているかどうかだと思います。仮説を立てた段階でその事業の成否は決まっていると思います。このことは、多くのリーダーが抱える悩みですが、計画倒れになる原因をも考えながら仮説を立てる時のポイントを探ってみます。全く初歩的な方程式ですが、自戒を込めて、初心に帰って思い起こしてみました。
「九州はひとつ」「顔が見えるお付き合い」「郷土愛」「婚活者みな様に幸せを」
どのような組織でも、事業に実施の当たっては仮説(立案)がまず第一前提でしょう。計画倒にならないように予算と予想達成地値の差があまりにも激しい場合は、一般的に云うところの”計画倒れ”ということです。筆者は現在も小グループに属していますが、そこのグループは毎月、恒例の少人数による「お見合いパーテイー」を開催しています。メンバーのなかの一人の方が挺身的に開催当日のすべてを仕切っているわけです。個人事業所では「参加者集めに苦労する」ことは毎度のことですが、当日の作業を頼み切ってしまっていることにいささか「どうかな?」という思いもないわけではありません。よかれ悪しかれ、曲がりなりにも「恒例」を維持していることに、組織の事業の在り方の一端を垣間見ることができます。結構なことだと思います。組織とはこうあるべきだと思います。このようにある意味、献身的なメンバーが存在することは貴重です。
前述の仮説と実践の差異に戻りますが、目標に達し得なかった原因は、大方「仮説の立て方」に原因があると考えられます。その場合の原因を探りますと、だいたい次の2つに集約されます。
まず1つ目は、 「目標達成の必然性がその組織内において共有されていない」。
どういうことかと云いますと、①目標(または企画内容が)トップダウン、あるいはトップの強い意向でつくられていると、「なぜ」と云った現場レベルの考えが、充分に組織内において共有(理解)されていないことだと思います。
そして、②は、その提案に「目標達成のための具体的な戦略や戦術が描かれていない」ということではないでしょうか。
目標達成に必要な手段や方法を具現化しないままスタートを切り「何とかなるだろう」とタカをくくって、漫然と開催(事業の実施)に踏み切ってしまう。スピードが勝敗の行方を決める時代に、走り出してから実行可能性をうんぬんし始める組織が多すぎるのです。一例を示しますと、次のようなことが云えます。筆者も多少も役人生活をした経験がありますから判るのですが、自治体と民間とが資金を出し合って作る「第三セクター」という事業がありますが、この組織は「経営のなんぞかをご存じないお役人さんと、長いものに巻かれる役人経験者の長老クラスのメンバーがな~な~で決めてしまうのが定番です」。であれば赤字を出して当然です。軽軽に清算というわけにもいきません。結果は純民間会社に譲渡するということにつながっていくわけです。自分の腹を痛めることがない、税金で事業予算を組むことに慣れた弊害がもろに出てくるわけですね。
当機構は、そのようなバカみたいなことで運営するわけにはまいりません。そういう予測は「どこかの誰かの絵空事」と云う他の何ものでもありません。
当機構は、草創期を過ぎた時点で「ボトムアップ方式」を定着させたいという真の狙いは、そこにあります。またそのような精神が一般社団法人の精神でもあります」。
何度も繰り返しますが、社団法人の構成メンバーには、相談所本来の目的に向かって大いに適性利益の確保にいそしんでいただかなくてはなりませんが、社団としては、構成メンバー相談所の個々が所期の目的に向かって、走り続けてていただくための側面支援をすることなのです。そうでなければ団体としての哲学は無きに等しいといってもいいのではないでしょうか。社団の維持はメンバーからの「月会費、実施事業の差益」そして、現在はいただいておりませんが、後続の加盟相談所様の「加盟金」等々が活動原資となるわけです。
でわ又。