話をするために向き合って座って、こんなにも吐き気を覚える人に私は出会ったことがない。

それは私の働く店の店長。
齢30のオジサンだ。

人の言葉を受け取らない、とんでもない人だ。
私は苦しい。この人と話すことは出来ない。

「どんな気持ちなのか教えて欲しい」
といった。
まずその質問意味わからんから〜!
いつどの気持ちを聞きたいのだよ〜??!


「自分でもわかりません」
って言ったら

「え?わかんない?」

だってさ。

「自分でも分からないので、また今度でもいいですか」
と言ったら

「そうやって逃げるのやめろよ。」
「今までそうやって生きてこれたかもしれないけどさ。」
「変わりたくてここ入ったんじゃないの?」
「なんにも変わってないじゃん。」

だってさ。

結局、また後日話すことになった。
最初からゆうてたやん、また今度でもいいですかって!
私は大泣きしてた。
その人は鼻水で顔面洪水の私にティッシュをくれたけど、1枚も使ってやらなかった。
使ったら負けだと思った。
クソが。





人は自分で言語化できない気持ちを、
向き合って座る相手に託している時がある。

自分でもわからない漠然とした気持ちを
言葉にしてもらえる瞬間を
お前は味わったことがないのだろう。

孤独な人なのかもしれない。
可哀想な人なのかもしれない。


だが
しかし


今日のこの恨みは一生忘れない。
私は泣きながら家に帰ったし
よっぽどマンションに上がって飛び降りてやろうかと思った。
よっぽど夜でも車の通る大通りに飛び出してやろうかと思った。
私に死を考えさせたあの人。
いやお前

いつかお前が不幸になれば、私はとっても幸せだ。