画像は50歳台男性の右上奥歯抜歯後のCT画像です。

骨の厚みが1㎜に充たない状況で、このままではインプラント埋入は不可能と云っても過言ではない状態です…

従来法ですと、かなりの高確率で「補填材」と喚ばれる顆粒状の人工物を使って造骨を試みるのが一般的でしたが、一度感染すると止める手立てはなく、リスクを伴うのも事実でした…

また、中高年などになると、骨が再生しないのでは…とか、治りが悪いのでは…などとご心配になられる患者さんもおられますが、この再生療法のCGFは元は大火傷で繰返しの皮膚移植に代わる方法として開発されただけあって年齢に制限がないのが特徴です。

当クリニックが導入しているこの「再生療法」は患者さんからその場で採血してCGFを抽出し、造骨を計る方法で感染のリスクがほとんどなく、患者さんに優しい画期的な方法です。

以下が術後のCGFを使った再生療法です。

真ん中にうっすらと白っぽく写っているのがCGFと呼ばれるもので、若干吸収はするものの、３ヶ月後に新生骨が出来る部分です。

さすらいのインプランター

中高年に優しい再生療法