先日埋入させていただいた左上最後方大臼歯部のインプラント症例です。

この部分は抜歯後、骨の厚みが1～2㎜しかなく、従来の方法では埋められないか、無理に埋めるとインプラント自体が上顎洞と云われる鼻の空洞に落ちてしまう恐れがあるケースです。

上のCT画像でみると、青い線の部分が再生療法で新しい骨が出来た骨の厚みで、埋入したインプラント体の周囲を被っています。

再生療法を用いて造った骨は、補填材(人工の骨)に比べ生体に優しく感染に対して抵抗力があり、難易度の高い従来方法では困難なインプラント埋入には最適な方法と云えると思います。

さすらいのインプランター

再生療法とインプラント