有川 浩さんの『阪急電車』を読みました。
有川さんの本は図書館戦争シリーズしか読んだことがないのですが
大好きで機会があったら他の本も読んでみたいとずっと思っていました。
今回、たまたまいった古本屋さんが8月いっぱいで閉店するということで
半額セールになっていたのでふらふらと覗いてみたら一冊だけビニール
で保護されている本が……。
それがこの『阪急電車』でした。
なんでこの本だけ保護されていたのかはわかりませんが、
そのおかげか新品と変わらないくらいの美品で、迷わず確保しました。
他にも高田 崇史さんのQ.E.Dシリーズを2冊ほど見つけたりと
なかなかのお買いものができました。
さて……『阪急電車』
とっても面白かったです。
電車が走るひと駅ひと駅という短い時間に起こる一人ひとりの物語。
電車に乗っている一人ひとりに別々の物語があるって、
当たり前のことだけど当たり前に思えない……というか、
物語って主人公が主役の主人公の物じゃないですか?
でも、それってその主人公にスポットライトが当てられているから
その主人公が主役なんであって主役になれる可能性って
誰でも持っているんだなって、そんな当たり前のことを改めて思ったりしました。
同じ時間の同じ電車の同じ車両に居合わせた人が、
それぞれに影響を与えあってそれぞれ今の自分よりも
ちょっとだけ素敵な、少し幸せな自分になれる……
そんな感じの本でした。
短い話がいくつも繋がっているので、あんまり本を読まないという人でも
何回かに分けながら読めて、読みやすいと思うので
少しでも興味を持ってくれた人がいたならぜひ!!
お勧めの作家さんです。