99年の愛～Japanese Americans～
あらすじ 第3話 11月5日（金）21：00～22：58
1941年12月、ハワイのパールハーバーにある米軍基地を日本軍が攻撃したことにより、日本とアメリカが交戦状態となった。それを受けて、敵性外国人として日系人調査していたというFBI（連邦捜査局）が、日本語学校や新聞社など、日系コミュニティーの主要人物を次々と拘束し始め、長吉（中井貴一）も検挙され拘留所へ連行されてしまう。
残された一郎（草彅剛）としのぶ（仲間由紀恵）、次郎（松山ケンイチ）、とも（泉ピン子）たちは、戦争が終わるまで、長吉が築いた農場を守っていこうと決意を固めるが、翌年の3月に、日系人を隔離する収容所へと送られることが決定。5月に実施されることになった。
そして迎えた5月。収容所に送られるのは一週間後だ。日系人の代表としてアメリカ側と交渉を担当する“日系人協会”の山岸登（大泉洋）は、いつ収容所から開放されるかわからないので、財産を処分して少しでも現金に換えたほうがいいと日系人の集会で勧める。ほどなく、憤りを感じながらも、ほとんどの財産を処分し、最低限の身の周りのものだけを手に一郎ら日系人は収容所へ送られた。
その1ヵ月後、一郎たちは新しくできたカリフォルニア州のマンザナー収容所へ移動させられ、小宮太助（笹野高史）とその息子・弘（中尾明慶）と、一つ屋根の下で一緒に生活を送ることになった。
一方、日本へ帰された一郎の妹・しづ(寺島咲)とさち（川島海荷）は、しずは広島、さちは沖縄の親戚に預けられていたが、どちらの家族にも疎まれ邪魔者扱いされていたのだった。
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