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28日 朝8時半 江蘇(JIANG SU )ホテルチェックアウト
舗装の悪いガタガタの歩道を、大きなスーツケースを転がしながら歩く。
通勤の車が行きかう大道路を渡り
500メートルほど離れた上海市内の事務所に向かう。
事務所は広くなって、さらに人数も増えていた。
いかに彼らが農業に力を入れているかがうかがえる。
ここでサツキとイチゴの管理方法など確認し、文書にしてまとめる。
今日の13時には、サツキが青浦の農場に到着するとの情報が入る。
急いで昼食を済ませ、農場へ向かう。
着いたときには、すでにコンテナトラックは到着していて、
大きな箱ごと、ハウスに続々運び出されていた。
すでに15人くらいの作業員と6人のスタッフが集まっている。
とりあえず、置く位置や開く順番などを指示。
A4の紙にサツキの種類(名前)を書き出し、張り出す。
その下に同じ種類(名前)のサツキを仕分けしていく。
800本もあるので、これがまた大変な作業になる。
2棟のハウスの奥の方では、
前にあった土をかき出し運ぶ・レンガを壊すなど
分担作業が行われる。
箱から1か月ぶりに救出されたサツキの
根元についていたビニールをはがし、水苔を取る作業。
救出されたサツキの根を1本ずつカットしていく。
また、鉢(盆)に入れないサツキを
花壇に植えていく作業も進める。
さらに1本1本写真を撮り始める。
すべて名前を書き出しナンバーを記録し
台に乗せて撮影するのは、簡単にみえて意外と重労働なのだ。
そのうち、薄暗くなってしまったので、撮影は終わり。
それでも、この日は100枚くらい撮影する。
この日は、明日からの作業に備え、近くにある青浦のホテルに泊まる。