上司にあたる方とふたりで話す機会がちょこちょこあって、そこで彼が普段どんな風に私の話をしているかを教えてくださった。
｢《自分には勿体ないくらいの人だから、本当に大切にしたいんだ》って話してるよ。《全部受け止めたいし、全部大切にしたい》って。｣
私がそれに対し｢すごくすごく嬉しいです。私の方こそ、''自分には勿体ないようなの人だな'' とずっと感じていて… だからもっと頑張りたいし、相応しい人になりたいと思ってます。｣と話すと、
｢でも、彼は今の貴女が凄く好きで、大切なんだって話してたよ。もう頑張ってるから、そのままでいいんだよ。今のままじゃ駄目だなんて、誰が決めたの？｣と少し笑って聞かれた。
｢私ですけど…｣と苦笑いしながら返すと、
｢それなら今のままで居ていいんだよ。貴女のことを《大好きだ》って、いつも言ってるよ。《全力で守ってあげたい》って。だから大丈夫だよ。｣と優しく返してくださった。
もうね、嬉しくて嬉しくて、その場で泣いてしまいそうだった。
私は私のことがこんなにも嫌いなのに、私の大切な人や、大切な人の大切な人たちはそれを埋めても尚有り余るくらいに気持ちをくれる。
私は私でいてもいいんだって思える気がする。生きていたいし、生きていてもいいんだって認めてもらえた気がする。
生きててよかったって、芯から思った。
私はずっと、【自分のことを好きになるためにどうすればいいか、何をすべきか】って考えて過ごしてきた。怪我をして入院してからは特にね。
でも、今日のことでまた少し考え方を変えようと思う。
【私自身のことを好きになるために】ではなくて、【私を好いたり大切に思ってくれる人たちを、今より大切にするために出来ること、したいこと】を意識して過ごしたい。
私は私のことを認められないのは変わらないけど、私が大切に思う人たちは、ずっと私のことを思って大切にしてくれているから。
その人たちの意志や気持ちを大切にするだけで、きっと十分すぎるくらい充実して過ごせると思う。
大切な人たちのことを大事にするってことは、回り回って私自身のことを大切にすることだ。
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これから変えていきたいこと。
▷過食嘔吐
▷心配になるくらいに食べる量を減らすこと
▷不眠症
▷自分を追い詰める程考え込むこと
▷死にたいと思う・感じること
▷悩みを打ち明けず自分の殻に篭ること
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簡単に全部良くなるなんて、そんな甘いことは思ってもない。
でもきっと出来るって思うから。
踏み出すのなら私から。
好きで好きで仕方ない彼に。
自分のことを好いた私を渡せるように。
まだ幼いところが多くて、未熟極まりない私だけど。
きっと、今日の1歩は大切な1歩だと思ってるから。
彼に抱いた気持ちは、たとえ小さくても愛って名前だと確信しているから。
これが愛でないなら、きっと私は愛なんて一生分かりっこないと思う。
それくらい、彼のことが、彼が大切で大好きで仕方ない。
それだけ。
彼が安心出来るような彼女になりたい。
彼が楽しいって、自然とたくさん笑ってしまうような空気を作りたい。
君とでよかったって、心のどこかで思っていてもらいたい。
私は私のことを認められないけど、好きにはなれるかもしれない。
好きな人の中の私の存在をみると、生きていていいんだなって思うから。
そうやってしか自分を観て守ってあげられないのは弱いからだけど。
時間をかけて、きちんと向き合いたいと思うから。
まぁ、こうやって文章にすると重く感じるけどさ。他人を想いながら自分と一緒にきちんと生きていくのって、こういうことだと思うから。
私はこれくらいきちんときっちりしっかり突き詰めて考えないと、自分とも他人とも一緒に居ることは出来ない。