『地域で見守る発達障がい』講演をさせていただきました〜伝えたいことありすぎでした!! | 全国どこからでもFAP療法によるトラウマ解放カウンセリング  i-counseling つくば☆茨城

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トラウマ・心の傷専門カウンセリングルーム
i カウンセリングの下村幸子です

2月17日
沼袋区民活動センターにて
ダンナさんと一緒に
発達障がいについての講演をさせていただきました



お声を掛けてくださったのは
沼袋で子育て支援サークル『きんぎょの会』を
主宰されている関口さん

赤い羽根共同募金の助成事業とのこと
たくさんの方のお気持ちが詰まった募金で
開催してくださったことにも
深く感謝申し上げます



チラシまで作っていただきました
ありがとうごございました!


発達障がいの基礎的な知識
日常生活の中で起きてくる問題
発達障がいのある方が持っている力について
など

ウチの次男に発達障がいの診断がありましたので
その子育て体験談や
クライエント様からお聞かせいただいたことから見えてきたお話を
させていただきました

自分の子育ては今振り返ると
五感も自分や他の子とは違うし
こう言えばこう反応するだろうという予想を
大抵いつも外してくれるので
理解するのが大変でした

私にはこの子を育てられないんじゃないかと思い詰めて
遊んでいる次男を置いて帰ってしまおうかと数歩後退りし
そんな自分に愕然としたこともありました

かなり追い詰められて子育てしていたと思います

でもだからこそ!
違う世界を見せてもらえたなと思うのです

よくまぁ私を母に選んで
我が家に生まれてきてくれたもんだな~って
今ではつくづく感謝してます
 ↑ ↑
言葉にすると薄っぺらな感じになってしまいますが…( ; _ ; )

なので
お話の機会をいただいて
何から話そうかと考え出したら
話したいことが山のようにあって
限られた時間内に内容を絞って凝縮するのが
めちゃくちゃ大変でした…(⌒-⌒; )

私は発達障がいと呼ばれている傾向を持つ方々は
生まれながらに独自の文化を持った方々だと解釈しています

発達障がいっていう言葉は
私はちょっと抵抗があります

違う文化だから
一緒に過ごしていて支障が出てしまう
というのはある意味当然のことだと思うので
本人に悪いところを帰属させる感のある
『発達障がい』という表現には違和感を感じます

彼ら彼女らから見れば
この生きづらさは社会の方に問題があるからだ
と感じられるかもしれませんしね
実際それはある様に私には感じられます

彼ら彼女らは
考え方
価値観
コミュニケーションの方法
体感覚

これらがかなり違っているのです

なので
彼ら彼女らと関わることは
異文化交流と言ってもいいのではないか
と思っております

彼ら彼女らの文化の根幹は
『本音で生きる』
ということのような気がしています

本音で
本来の力を生かして
生きる

身近で発達障がいの傾向のある方に出会ったら
そういう文化圏からの
親善大使だと捉えると
関係がよくなる
と思います

彼ら彼女らはピュアで気高い魂を持っている様にも感じます
発達障がいがない人はピュアじゃなく気高くもないのかというと
そういうつもりで言っているわけではありません

一見ダメな人と見られる彼ら彼女らを
見くびってはいけない
ということです
(残念ながらそうなりがちなのです)

お互い謙虚に
お互いを尊重し
お互いの文化を紹介しあい
どちらにもハッピーな答えを探すことが出来たら
きっともっとハッピーなのです


まぁそうはいっても
なかなか大変なことには違いなくて
お子さんにその傾向があると
ウチもそうでしたが
親御さんはとにかく大変だと思います

躾がなってない!
何考えているんだ?!

など周囲からは非難轟々です

今回グループワークも取り入れて
お越しいただいたみなさまに
一緒に起こりがちな問題を考えていただきました

こちらの漫画は
(拙い絵ですが~~(;´▽`A``)
発達障がいの傾向のあるお子さんに
起こりがちな一場面です



この漫画を読んでどう思いますか?

このT君がY君をたたいた理由…
まぁまず
ないでしょ!!!!
というのが正直な感想の方が多いことと思います

そして大抵の方には意味不明だと思います

日常的にこんなことが起きるので
ワガママな子
思いやりのない意地悪な子
トラブルメーカー
と言われてしまうのですよね

確かにこの一場面だけ見たら
それは言われて当然ではありますね

「それはそうしたいかもしれないけど
周囲のことを考えたらしちゃいけないよね」
ってことをするので…

でもこの子たちの考え方や価値観
何が行動の動機になっているのか
何が不具合を起こしているのか
(生まれながらに抱えている感覚過敏などが
本人を苦しめていることも多いです)
を知っていくと
人の多様性や
自分の中の縛りなどに
やがて気付かされていくんです

そこは我慢するとこでしょ
っていう
暗黙の了解

様々な場面でありますね

確かにそれは間違いではないと思いますが
私が問題だなと思うのは

我慢が美徳になってしまっていて
そのために心の自由が奪われている
という現実があること

我慢するのが当たり前なので
それに反することは思うことすら悪いこととされてしまう

そんな思いが出てこようものなら
自ら心の奥に封じ込めてしまう

思ったこと感じたことを
そのまま出るに任せたら
それは確かにしなくていい諍いになることもあるので
ストレートにぶつけることの方が
いい結果になるとは思っていません

でも抑え込まれた感情は行き場を失い
身体症状や精神症状に出てくることもありますし
自傷行為につながってしまうこともあるので
湧いてきた感情を無視しないでほしいのです

いいことだと思って我慢したことが
大きな弊害を生むこともあるのです

なので本当に先入観を解いて
よく考えなきゃいけないなと思います

彼ら彼女らとの文化交流は
その機会を与えてくれます


グループワークでは
みなさんに本音でお話ししていただきました
ぶっちゃけどう思うか?

色々な話が飛び交い
みなさんたくさん感じてくださったのではないかと思います

ラジオD.J.のウチのダンナさん
みなさんの発表をまとめてくれました~



ご参加くださったみなさま
ありがとうございました!

多くのかたが異文化交流を楽しんで
幸せになれるといいな
と心から切に願っています


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