みなさん、あけましておめでとうございます。

2024年は龍の年ですね。

今年はどんな面白いことが起こるかなと思い、ワクワクします。

 

さて、僕は年末

「バシャール」の英語本の翻訳を完成させるべく

ラストスパートをかけて

ようやく翻訳が完成しました。

以前何度か紹介している、

"Masters of Limitation"

という本です。

 

出版社から3月に出版したいと連絡をもらっているので

予定どおりに出版されるよう、

みなさん、祈っててください。

コンパクトな本ですが

とってもとっても面白い内容の本ですよ。

 

せっかくなので、

以下、少し抜粋して、中味を紹介します。

 

量子力学的な内容もあちこち出てくるので

訳すときに色々調べながら訳しています。

 

 *****

 

 「五つの法則」の二番目、「あらゆるものがいまここにある」について説明します。
 貴方たちの文明では、多くの物理学者たちが「量子もつれ」と呼ばれる概念を探究しています。詳しく述べることはしませんが、この概念は、ある特定の条件下において、対になった二つの亜原子粒子が「もつれ」得るということ、つまり、なんらかの形で両者の間に結びつきが生じ得る、ということを述べています。一方の粒子に対して変化を加えると、両者間の距離がどれほど離れていても、瞬時に他方の粒子にも変化が生じる、ということを述べているものです。
 「物理的な宇宙において、光速よりも速く移動するものはない」という原理に、量子もつれは反しているようにみえます。アルベルト・アインシュタインとして知られる物理学者が、量子もつれを「不気味な遠隔作用」と呼び、その概念を認めなかったのは有名な話です。しかし、量子もつれが存在することは、いくつかの実験によって確認されています。ですので、多くの物理学者たちは、この事柄に関してアインシュタインは間違っていたと考えています。
 皮肉なことですが、アインシュタインは実際には正しかったのです。量子もつれは、対になる粒子間の相互作用が離れた距離で起こることの証拠ではなく、「距離とはイリュージョンである」ことの証拠なのです。より最近になって、別の物理学者たちが数学を使って、ある粒子を時間軸上で「過去」へと送り返し、「より昔の」自分自身と相互作用を引き起こすことが可能だということを実証しました。このことを「タイムトラベルが可能であることの証明だ」と主張する人たちもいますが、これは実際には量子重ね合わせ(ひとつの粒子が同時に二つの場所に存在すること)を示すものであり、したがって、「時間もまたイリュージョンであること」を示すものなのです。
 地球の物理学者たちは「大統一理論」を探求していますよね。「大統一理論」の目的は、一見異なる複数の力が、実際には根本的な単一の原理の表れであると証明することですよね。であれば、同じように時間と空間も、その見かけがどうであっても、もっとも単純な形に還元され得るにちがいないと考えるのは理にかなっていることです。その「もっとも単純な形」とは、体積のない単一の点であり、時間のない単一の瞬間になるでしょう。言い換えると、「いまここ」です。
 ゆえに、粒子たちは遠く離れた距離でもつれ合っているようにみえますが、量子レベルでは、時間と空間というイリュージョンはさほど重要ではないのです。ゆえに、粒子たちは自らが「いま」でもあり「ここ」でもあるということを(その両方であるということを)示すのです。

 

Darryl Anka. (2020) . 
"The Masters of Limitation: An ET's Observations of Earth." 
Virtualbookworm.com Publishing, pp.75-76


 

 

 


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