今回は、おのころ心平さん対談本からの抜粋です(ところどころ、僕にとってわかりやすいように表現を変えています)。
おのころさんが
「人類はこれから『病気のない世界』にどのように至るのかをおしえてください」
と訊いたのに対して、
バシャールが回答した部分です。
バシャールの回答では
(『病気のない世界』に至る過程には)
ステップ1からステップ4まであったのですが
今回はその中から
ステップ3の部分を抜粋します。
(『未来人に教えてもらった病気の秘密』
ダリル・アンカ,おのころ心平著,
pp.184-187.)
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バシャール:
ステップ3はだいぶ内容が違います。ステップ3は、みなさんの社会ではいろいろな呼び方をされるかもしれません。
たとえば、パーソナリティ・コヒーレンス(personality coherence: 「パーソナリティにまとまりがある」というような意味になると思います)と呼ばれたり、あるいは、マルティプル・パーソナリティ・コヒーレンス(multiple personality coherence: 多重人格統一性)(「複数のパーソナリティたちが ひとつのまとまりを成している」というような意味になると思います)と呼ぶ人もいるでしょう。
あるいはパラレル・リアリティ・セラピー(parallel reality therapy)と呼ぶ人もいるでしょう。
それは以下のような内容になります。
ご存じのように、パラレル・リアリティはたくさんあり、すべてのパラレル・リアリティにいろいろなバージョンの自分がいます。そのいろいろなバージョンの自分は、たとえば多重人格として表現されることがあります。
これを理解するのは「時間と空間」がどのように機能しているかを正しく理解できていなければなりません。
毎瞬、毎瞬、毎瞬、毎瞬、一秒間に何十億というパラレル・リアリティを通過して、毎瞬毎瞬違う自分になっていることを理解している必要があります。
そうすると、無限のパラレル・リアリティたち、無限の自分たち、無限のパーソナリティたちがあるので、少なくともそのうちの一人は病気でないばかりでなく、一度も病気をしたことがない自分がいるはずです。
そういう自分は、一人以上いるかもしれません。
「自分が毎瞬毎瞬新しい周波数を得て新しい自分になっている」ということが理解できれば、単にその病気をもう持っていないということだけではなくて、「一度もその病気をしたことがない」というパラレル・リアリティの自分の周波数に合わせ、瞬時に新しい別人になれるのです。
これは「リアリティとはなにか」についてさまざまなことに気がつくチャンスでもあります。
「自分にとって真実と信じているもの」を使って、自分がどうやってリアリティをつくっているかを理解するパワフルなチャンスでもあります。
精神科医療やサイコセラピーの世界では、多重人格の人物の診察や観察をとおして、別人になったことの効果が目撃されています。
たとえば、ひとつのパーソナリティが腫瘍を持っているとします。別のパーソナリティが出てきたときは、肉体は変わっていないように見えるのに腫瘍がなくなっているのです。
人は連続性の幻想を信じているので、同じ肉体のように見えますが、パーソナリティが入れ替わったときは別のパーソナリティになっており、身体も違う身体になっています。
たとえば、ひとつのパーソナリティではある薬をのんでも平気なのに、別のパーソナリティではその薬のアレルギーショックで死ぬ可能性すらあります。
ということは、多重人格の人物に見られるパーソナリティの効果を活用できるということです。
「multiple personality disorder (多重人格障害)」ならぬ、「multiple personality order (多重人格秩序)」あるいは「multiple personality coherence:(多重人格統一性)」の方法を使い、病気のない状態にシフトし、一度もその病気にかかったことのない別の自分のバイブレーション、別のパーソナリティを維持することができるようになります。