私たちが「受け入れる」という言葉を使っているときに意味するところは、
「自分の人生で起きる、ありとあらゆる出来事はすべて自分自身のものだと自覚する」ということ、
「出来事に対する所有意識を持つ」ということです。
起きることはすべて自分の意識の一部であるとみなすのです。
ホリスティックな(ものごとを全体性でとらえる)視点を持ち、
人生の中で起きてくることはすべて
自分の意識の中で起きているのだと理解します。
起きることはすべて自分の意識の一部だと見る見方とは、
人生に起きてくるどの部分も、
自分とは関係ないと否定したり、切り離したりしない、ということ。
まずは全面的に許容するということです。
どんな出来事も何らかの理由があって起きています。
何が起きていようと、そのことと自分とは関係があるのだと見ようとすれば、
そこから何かを学ぶことができます。
ダリル・アンカ(2006),
『バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント』,
ヴォイス,pp.77-78