平安時代の今迄の姫君を振り返って
優雅に落ち着いているように見える女性達
その中でもやはり嫉妬ややきもちはあったわけで
それを出せる人、出せない人・・

藤壺の宮

源氏が幼くして母を亡くし
新しく来た母、藤壺の宮は、源氏の生母桐壺の更衣に似ていることから望まれて、后として入内します
源氏より5歳上の母
源氏はいずれ母への想いから恋の想いへ変化していく
藤壺と源氏の過ちで藤壺は身ごもります
藤壺のご懐妊を聞き、源氏は自分の子と確信し
逢いに行きますがつれない対応でした
藤壺は源氏を苦しめたくなくて、罪を背負って欲しくないと、愛ゆえにわざと冷たく突き放します
  この場面、涙ボロボロ〜(・・;)

そのことを知っている唯一のお世話係の女人に
「光の君がいらしても通さないように」と伝えるのですが、あまりにも源氏の藤壺に逢いたいとの悲愴感が哀れになり、源氏を通してしまいます

藤壺は源氏を必死で追い返した後、お付きの女性女房に言います



自分で追い返しておきながら、辛く切なく
源氏を取り囲む女性に嫉妬する藤壺
「あのかたの身近にいる、あまたの女人がたに嫉妬しています」
なので、その嫉妬しているお顔を見ないで
自分ではとても醜い表情をしていると思ったのでしょうか


藤壺のわざと源氏を突き放した想いをずっとお世話してきた女房は、わかっていたのです、藤壺と女房二人で泣き崩れます
この場面も涙ザ〜ザ〜(・・;)

その後源氏は藤壺の前で舞を披露する機会があり
二人共平静を装い、遠目にお逢いします




6/9付け     壱やブログ
光源氏と女性達 
華やかなる源氏物語より一部抜粋
お写真拝借


平安時代、袖を振って合図を送ります
「あなたを想っています」
それに気づいた、藤壺の気持ちを思うと・・




6/9付け壱やブログ
光源氏と女性達
華やかなる源氏物語より一部抜粋
お写真拝借


お一人に焦点を当ててみたくて
ちょっと振り返ってみたくなりました(・・;)
藤壺の宮の抑えて出さない、嫉妬心
というか、出してはいけなかった源氏への想い
源氏物語は女性達が、とても悲しくて
とてもせつなくて、とてもおもしろい

私ならどうしたろうか?
嫉妬などの感情を抑えるのは大変なこと
でも抑えた方がいい状況なら
それが、相手の為になるのなら
笑顔で感情を抑えるとおもう
平静を装うとおもう
できれば、嫉妬心などは
焼く方も、焼かれる方も
無縁でありたい

あともう一つ思うのは
嫉妬は結局自分自身の問題
きゃあ〜違う意見の方ごめんなさい〜

嫉妬心と言っても藤壺の宮の
悲しいくらいの静かな嫉妬心
悪いのは源氏じゃ〜〜ん笑
う〜ん
全く源氏もどんだけ〜〜♪


関東の梅雨明けを翌日に知る
という能天気ぶりな私 笑

「はるさん、暑いよ〜」
「夏だもの、暑いわよ」
「はるさん節聞いて元気出たから行ってきます」
「はい、暑くても笑顔で行ってらっしゃい」

暑い中、皆んなよく頑張っている
あたまが下がります

ブロガーの皆様
ご自分のお身体は一つしかありません
注意しすぎる程でいいとおもいます
お気をつけて一緒に夏を乗り切りましょう
いつもありがとうございます

m(_)m

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