言わずと知れた星野源の名曲「恋」この曲の素晴らしいと思った点を、個人と本人の話から自分なりに解決していきたいと思います。
一つ目は本人談の「誰にでも当てはまるラブソング」と言う点です。この曲は男女の恋だけでなく、様々な形の恋を思って作られたため、多くの人が親しみやすい曲になっているのだと思います。
そして2つ目は、ギタリスト星野源だからこそ生まれた曲なのではないかと思います。暖かくて優しい歌詞なので演奏をゆっくりにしたいところを、この曲ではアップテンポにして、歌って踊れる曲に仕上がっています。
そして早くギターで演奏すると死ぬほど難しい曲調になるので、この曲をアップテンポに仕上げられたのは、ギターの腕前がある星野源ならではと言えます。
最後に思うのが星野源の変態性が少し出てることです。「くだらないのなかに」という曲では、首筋の匂いがパンのようといった歌詞が出てきます。
匂いや質感と言った生々しいワードがふっと入ってくることで、人の体温を感じられる曲に感じられるのです。
恋でいうとサビの終わりの「指の混ざり 頬の香り」がまさしくそれです。手を繋ぐではなく指の混ざり、匂いが香るほどの二人の距離感を感じられるのはすごいことだと思います。
このように魅力たっぷりの恋。変態で優しい星野源の活躍がこれからも見逃せません。