のほほん☆にこたんのお気楽日記 -2ページ目

のほほん☆にこたんのお気楽日記

1男(成人)2女(大学生·小学生)のアラフィフ母の日々のあれこれ。
なんてことないありふれた日常を綴ります。

こんにちは、にこたんです


今日は珍しく愚痴というか

ちょっとネガティブかつ

読んでくれた人にもれなくよくわからない話


独り言だと思ってください


楽しい話ではないのでスルーして頂いても

構いませんよー


ここに書くのもどうかという思いもあるけど


どっかに吐き出さないと

私もあれからしまいこんできて

もう溢れてくる気持ちをおさえきれなくて悲しい




先日は吹奏楽コンクールの地区予選があり

長女は同期のみんなと観に行って来ました


中学の頃から行き慣れた馴染みの会場


コロナ禍のため、全団体の演奏は聞けず

一部のみだったそうですが

久しぶりの生演奏は楽しかった様子


後輩たちや先生にも激励とご挨拶できて

自分達もそうやって先輩に来てもらって

とても嬉しかったことを思いだしたそう


悲喜こもごものコンクール

6回経験しましたが

いつも結果が出る時は胸がぎゅーっと

するもんでした


ほんと、色んな想いを味わったなぁ



コンクールを観に行った夜遅くに

長女は私のいる寝室にやってきて


その日の楽しかった話とともに

忘れられない悲しい思い出にも触れ


親子で涙が…


「後輩たち、おめでとう!」


とまっすぐな心で言えない自分を責めて

涙を浮かべる長女の姿を見て私も涙悲しい


1年越しに、まだ辛い気持ちを引きずるのは

それだけ真剣に向き合ってきたから


もらった賞の色が大事なんじゃなくて


かけがえのない絆をもった「同志」に

巡り会えたことが


青春時代の何よりの宝物なんだよ!


そう言うと「そうだね」って笑ってたけど…



コンクールの後

同期の数人でご飯を食べに行って

そこで結果をWebで見たらしくて


それまでは談笑して楽しく過ごしてたのに

スマホに映された結果発表を見た途端


みんなが無言になり

己の中の色んな葛藤を言葉にできずに

ただただ…無言でうつむいてたそうです


ある子は振り絞るように「なんで…」と呟き


ある子はホロホロと泣き出したそうです


後輩たちが栄誉に輝いた事に

ネガティブな感情など当然ありません


あの時の自分たちの演奏を思い出して

皆の中にずっとあったくすぶりが

結果を見たとたん堰を切ったように

溢れてきたんです



なんでこの子たちが

1年たってなおこんな思いに

苛まれないといけないのか


言っても仕方ないことだけど…


私もそんな長女の話を聞いて

とてもやりきれなかったです

書いてる今も涙が溢れそうです


あの夜

コンクールから帰宅して玄関で出迎えた私に

ひきつったような笑顔で


「良くない演奏だった?」


と言うなり鞄も背負ったまま号泣した長女


「そんなことないよ!素晴らしかったよ!

周りの人達も口々にすごいねって言ってたよ!」


と言うのがやっとで

玄関で親子で号泣した夜


そう、本当に


私が座ってた席の周りの人達も一様に

演奏が終わった途端「ほぉーっ」と

忘れていた呼吸を再開したような溜め息と


「すごかったね」「なんか泣きそう」と

口々にほめてくださってた


手応えはあったのに


演奏してた長女も年に1度か2度しかない

「何かが自分に憑依する感じ」を味わい

いつになく世界観に没頭して吹くことが

出来たと言っていたのに


コンクール悲喜こもごもと言えど

審査方法は本当に見直してほしい


これから吹奏楽に携わる子供たちが

自分達の演奏に対し正当だと思えない判定に

以後ずっと苦しむことのないように


順番など関係なく、最後の一校まで

演奏を正当に評価出来る形式にしてほしい


改めて強く思った夜でした