(うわさの男、引き続きです。)
ある日、クラスメイトのY子が
「○○(私のこと)、K先輩のとこ行って本当かどうか
聞いてきてお願い!」っていい始めまして...
他のみんなも賛同。
えっ?Kに聞いてよ!って思ったんですが、
結局、気がない、私がレポーターになるのがいいとなり...。
仕方なく、その日の夕方、帰ろうとしていたK先輩を呼び止め、
私 「2年○組の○○です。K先輩に聞きたいことがあります!」と。
この日、私、はじめてK先輩と話したんですよ...。
私 「あのぉ...朝、紅茶飲みながら英字新聞読んでるんですか?」
K先輩、くすっと笑って
「読むけど、英語の勉強で勧められただけで
朝、紅茶飲みながらじゃないよ、家に帰ってからだよ。」
まあまあ、ホント!
私 「N○Kしか見ないってホントですか?」
K先輩 「あ...そんなことないよ。ドラマも見るけどやっぱり、
ニュースとかドキュメンタリーが多いかな?」
少しデマ。
私 「紅茶飲みながら、ピアノ、弾くんですか?」
K先輩、またくすっと笑って
「ピアノ弾くけど練習程度で、紅茶飲みながらは出来ないよ。」
デマだった...他の話もほぼデマでした。
K先輩にものすごく笑われました。
その後、すれ違いザマ、くすっと笑われるということに...
これは、K先輩が卒業するまで続きました。(当然ですね)
自分のクラスではヒーロー扱いですが、
K先輩のクラスでは、
「2年○組の○○は、おかしな質問をする」という、
今度は、私がうわさの女になるというオマケ付き...
大好きなバスケ部の先輩がこのうわさを知らないで欲しいと
日々願っておりました...
しかし、このK先輩の弟、K...こいつがさらに余計な...