皆様は催眠を使った犯罪のお話を聞いた事がありますか?

おはようございます。催眠クリエイターの田村です。


催眠術と心理治療は、正しく使えば心の健康を回復させる素晴らしい手段です。
しかし、アメリカで起こった事件は、この技術が悪用される恐ろしい一面を浮き彫りにしました。
ウィスコンシン州の心理医師、マリー・ヘインは、自身の患者を利用し、夫を殺害しようとしたのです。
催眠と誘惑による計画マリー・ヘインは45歳の心理医師で、外見上は夫との関係は円満でした。
しかし、実際には二人の結婚生活には亀裂が生じており、マリーは夫の50万ドル(約8000万円)の生命保険金を独り占めしようと画策していました。
彼女の計画は、ある日、飲酒運転で起訴された地元の男性患者デイビッド(仮名)が彼女の診療所に来たことで動き始めました。
マリーはデイビッドを催眠状態にし、彼を利用して夫を殺害することを思いつきました。




彼女はデイビッドの飲み物に薬を入れ、意識を朦朧とさせた上で催眠をかけました。
しかし、それだけでは足りず、彼女は催眠の一環としてデイビッドと性的関係を持ちました。
さらに、デイビッドの家を訪れた際にも再び催眠を施し、彼に夫を殺害するよう誘導しました。
しかし、デイビッドは完全にマリーの催眠にかかることなく、計画の異常さに気づきました。
彼はすぐに警察とマリーの夫にこの陰謀を報告しました。
結果として、マリーは逮捕され、第一級殺人教唆罪、臨床医による性的搾取罪、公務執行妨害罪など、複数の罪で起訴されました。
これらの罪が認められれば、彼女は最大20年の懲役刑に処される可能性があります。



事件の影響この事件が明るみに出たことで、地元住民は大きな衝撃を受けました。
彼らはマリーと彼女の夫を仲の良い夫婦だと思っていたため、このような陰謀が隠されていたことに驚愕しました。
この事件は、心理治療や催眠術が持つ力と、それが悪用された場合の恐ろしさを改めて認識させるものでした。
催眠術と心理療法の正しい理解催眠術は科学的根拠に基づいた治療法であり、適切に使用されれば多くの人々の心の健康を支える重要な手段です。
しかし、この事件が示すように、その力を悪用することは重大な犯罪に繋がりかねません。
心理療法や催眠術を提供するプロフェッショナルは、高い倫理基準を守り、患者の安全と福祉を最優先に考える必要があります。




催眠術は、その潜在的な効果と危険性を正しく理解し、適切に使用されるべきです。
マリー・ヘインの事件は、心理療法の世界における倫理と責任の重要性を再確認させるものでした。
私たちは、このような悲劇が二度と起こらないように、心理療法の正しい実践と倫理的な取り組みを強化する必要があります。

でも適切に催眠を使うと出来ただろうなとは思います。

マリーが催眠、下手だったんでしょうね。

言語の催眠はその辺限界がありますからね。


皆様は催眠を良い事に使ってくださいね。


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それでは皆様の人生が大きく好転する事を期待しております。



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催眠クリエイター田村