こんにちは♪

 

 

ご無沙汰していますm(_ _ )mキラハート

 

 

恐山に行ってきました

 

 

すっかり更新期間が

空いてしまいましたごめんね

 

 

あっという間にゴールデンウィークが

終わってしまいましたねゆるキャラsei

 

 

私はこの連休中、

バスと電車とフェリーに揺られ、

 

 

青森県の下北半島にある恐山

参拝してきました。

 

 

 

 

道北から本州の最北端まで

距離的には、

さほどではありませんが北海道

 

 

私の暮らす所は

交通の便が悪く、

到着まで丸一日半かかりましたあせる

 

 

はるばるヨーロッパまで

来たような気分です。

 

 

硫黄が反応して

とても綺麗なグリーン色をしています

 

 

境内にある宿坊に宿泊したのですが、

とても立派な建物で驚きましたキラハート

 

 

お部屋はなんと19•5畳ヽ((◎д◎ ))ゝ。

一人で広々と使わせて頂きました。

(写真撮り忘れました衝撃

 

 

境内には温泉が湧き出ています温泉

硫黄たっぷりの温泉は、

温まり具合が抜群で、

寒い山中も暖かくいられました。

 

 

夕食の精進料理

 

 

朝は、お勤め(法要)にも

参加させて頂きました。

 

 

澄み切った早朝に、

本堂で聞かせていただくお経は

大変ありがたく、

心が洗われるようでしたキラハート

 

 

ここで先祖の供養も合わせて

ご祈祷して頂きました。


 

境内に唯一咲く桜の木

他の木は硫黄ガスが強過ぎて

育たなかったそうです

 

 

夕食後は、院代のお坊さんから

法話を聞かせて頂く

機会があったのですが、

 

 

この院代さんが

大変お話の上手な方で、

 

 

まるで落語家のように

扇子を「パシャ」っと広げ扇子

ユーモアに溢れた

軽妙な語り口ながらもキラハート

 

 

お話の内容はとても深く、

心に響く言葉を

たくさん頂きましたキラキラ3

 

 

 

 

恐山は、「あの世」に最も近い場所であり、

亡くなった方の魂が

集まる場所といわれています。

 

 

 

 

夏と秋の大祭にはイタコさんも集まり、

口寄せ(降霊)を希望される方が

たくさん来山されるそうです。

 

 

参拝される方も、

大切な方を亡くされた人が

多いのではないかと思います。

 

 

そんな参拝者の方々に日々接され、

心に寄り添っていらっしゃる

からでしょうか。

 

 

恐山に働く方は皆とても親切で

言動の一つ一つに温かみを

感じさせる方ばかりでした。

 

 

 

 

境内は、電波も不安定で

宿坊はネット接続もテレビもありません。

 

 

しかし、

外からの情報を

遮断できるからこそ、

 

 

亡き人たちに思いを寄せたり、

自分とじっくり向き合ったりと

 

 

貴重な時間を

過ごすことができます。

 

 

お寺の方達や宿泊者の方との

おしゃべりも楽しいひと時でした。

 

 

 

 

境内は地獄と名のつく場所も多いのですが、

決して「怖い」「恐ろしい」

場所ではありません。

 

 

くるくる回る風車も、

積み重ねられた石も

 

 

愛する人の成仏を願う

人々の気持ちが現れたものです。

 

 

そんな想いが溢れる境内は、

恐ろしさとは対極にありました。

 

 

宇曽利湖の美しさに魅せられました

 

 

境内には、

宇曽利湖という湖があるのですが、

ここの美しさは筆舌に尽くし難く、

 

 

朝夕と湖畔に立ち

湖を眺めました。

 

 

恐山を開山された慈覚大師(円仁)像

 

 

恐山に来て

再認識したことがあります。

 

 

それは、今の私があるのは、

先祖の皆さんが脈々と

命を繋いでくれたからなんだ

ということですキラハート

 

 

今と違い、不便なこと、

大変なこともたくさんある時代に、

 

 

しっかり生き抜いて

後世に命のバトンを

渡してくれたからこそ、

 

 

今、私はこうして

恐山を旅することができる。

 

 

決して当たり前と

思ってはいけないなぁ、

 

 

とご先祖様への

感謝の気持ちとともに、

 

 

改めてピリッと心が

引き締まりました。

 

 

恐山は、亡き人を思い、

自分の人生を見つめ直す

魂の霊場ですキラハート

 

 

ぜひ足を運ばれては

いかがでしょうか。

 

 

来年も参拝できるように

私も日々精進したいと思いますキラハート