ここから先は、完全に未知の領域(笑)
このドラマに関心のある方の中には、とっくに最終回までご覧になっている、もしくは、他のサイトで結末までご覧の上、びびの愉しみのために、🙊を貫いてくださっていたかと思われますが、それもあと少し。
初見、整合性ないかもしれませんが、見たまんま、思ったまんま、書いていきまする。
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。
青春越壁 청춘월담 英題:Our Blooming Youth
(tvN 20230206-0411 全20話)
【Episode 19-1】
~別宮 世子嬪の仮住まい~
ファンの留守中、自分の短剣が盗まれたことを知らせに行ったファンの部屋で、書き換えられた“幽霊の書”を発見したジェイ。
世子嬪の危険を察知し、向かった別宮で、すでに一歩遅く、ソウンは無残な姿に・・。
落ちていた自分の短刀を拾い上げたジェイの姿を見て、追ってきた侍女たちが悲鳴を上げる。
慌てて、手にしていた短刀を投げ捨てたものの、なすすべなく、ただ、泣くことしかできないジェイ。
3分ほど、18話の最後のほうに出てきたシーンをさかのぼりましたね。
~左議政邸~
ハン・ジュンオン(左相)が、ミン・ホスンの書いたジクンドを解読しながら、手紙に起こしているところにさかのぼります。
息災なく元気にしておられるか?
こちらでは、大雨による土砂崩れが発生し、我が家の墓所にまで到達したのだが、その際、役人が我が家とは全く関係のない墓石を発見したのだ。
ファン「墓石とな・・? 墓標を示す石碑のことではないのか? なぜ、我が師の家族の墓所に、他人の石碑があったのだろう?」
そのファンの疑問に先に答えるように、ジクンドに書かれた文字をいくつか拾い読みする左相。
左相「その墓石が出土した場所周辺が怪しいようです。風水の専門家によると、その土地は、王が生まれた土地とのことで、すでに、チョナに献上されたらしいのです。」
ファン「そのような神聖な土地を、何者かが、自分たちの家族の菩提寺として使用していたということか? もし、あえて、王が生まれた土地を菩提のために使用していたとなると、それは、その者たちが、自分の子供を王にしようと企んでいることを示しているのではないのか?」
左相「一体、誰が・・このようなことを・・・」
続きを書いていく左相。
ミン・ホスン:驚くべきことに、墓石の持ち主は、丙辰年の6月25日に死んだ、宋壽天という名前の男だった。
この名前に、覚えはないか? 10年前、崇礼門の前で処刑された男も 宋という名ではなかったか?
筆を持つ手が震える左相。
左相「これは・・とても信じられぬ。チョハは、すでに、開城の府伊の事件が、碧川の盗賊の残党に関連していることをご存じなのですか?」
小さく、でも、確実に、頷いてみせるファン。
書き終えた、本文をファンに手渡す左相。
ミン・ホスン:この墓石にかかれているとおりであれば、丁巳年の3月9日に生まれたという宋賢という名の宋家の息子が生きていることになる。
さすがに、なんの心の準備もなければ、大ショックよ。
王様相手に、托卵!!
ファン「これは・・・こんなことは、とてもありえない!」
左相「いかがされましたか?」
ファン「丁巳年の3月9日・・・宋家の息子・・・」
左相「チョハも・・この誕生日が誰のものか、ご存じなのですね? ・・・もし、これが事実であれば、一体どうすればよいのか」
左相も気づいたのね。
ま、10年前が、丁巳年だってわかれば、身近な10歳の子なんて・・・一人しかいないけども。。。
~ミョンガンの部屋~
ミョンガンに、昔話を聞かせる中殿。
中殿「昔、賢という名の子供が生まれました。賢の父は鍛冶屋で、母は妓生でした」
え?妓生?
右相ってば、妓生を姪に仕立て上げたの?
それとも、どこかの没落した両班の娘とか?
妓房に出入りしている鍛冶屋を追いかけてきた、一人の妓生。
「これはなに? この刃を研いでくれと頼んだじゃないの」
「こんな小さな刃で、誰を斬ろうとしているんだ?」
手に持っているのは、あ、箱に入っていた小さな守り刀ね。
「知る必要なんてないわ、とにかく、これを研いで持ってきてちょうだい」
「もし、それで、自害しようとしてるのなら、やめたほうがいい」
「関係ないでしょ」
「・・・・生きろ。」
やっぱ、『も◯のけ姫』リスペクツ?(笑)
一瞬、視線が交差する二人。
それだけ言うと立ち去ろうとする鍛冶屋。
「いくら客を取っても、借金は減りやしない。そんなんで、生きる意味ってなに?」
「借金はいくらだ?」
「あんたの家は、財産を何倍にも増やしたって聞いたけど、あんた、たかが妓生を身請けして好きにするのに、先祖代々受け継いだ富を本気で無駄にするつもりなの?」
「そういうつもりじゃない。借金は払ってやるから、ここを出て、生き続けろ。俺はただ、こんなところを出たあんたみたいな美人をみたいだけだ。本心だよ」
「私は、そんな特別な人なんかじゃない。実の父親でさえ、6歳だった私を、8Kgの大麦と引き換えに売り飛ばしたんだから」
あ~・・・没落した両班の娘説、消えた!
「女の色香に酔いしれて、バカな真似をするもんじゃありませんよ」
わざと、蓮っ葉な言い方をしてみせる。
「そんな人間じゃないことはわかってる。優しい人間が自殺しなきゃならないような世の中を見たくないんだ。優しい人を救いたいんだ」
「・・・・・・・」
時折、妓房に出入りする鍛冶屋の若い男とどうやって、言葉を交わすようになっていったのかはわからないけれど、少なからず、憎からず思っていた間柄で、小刀を研いでくれというのは、精一杯のSOSだったのかもね。
その後・・・
本当に身請けされたんだ。
たったふたりだけの結婚式をあげようとしていた時、突然、けたたましく鶏が舞い込み、それから、たくさんの村人たちが、大挙して押し寄せてくる。
ボクスン「さっさと、あいつ(オスの鶏)をつかまえとくれよ!」
マンドク「ここは、だれんちだ?」
ボクスン「こんなふうに、お祝い事をするなんて久しぶりなのに、どうして、みんなに隠れてこそこそ式を挙げようとしたんだい?」
水臭いとばかりに、文句を言うボクスン。
結婚式用のオシドリの飾りのつもりなのか、雌雄の鶏を抱えてる夫婦。
マンドク「こいつらは、パクソンビの家から逃げ出した鶏なんだ。こいつらをおとなしく座らせて、無事に返さなきゃならん。誰も、こいつらをいじめたり、手を出したりするなよ!」
大笑いする村人たち。
その中には、クォン尚宮の姿も見えるね。
クォン「アイゴ~、なんで、花嫁さんがこんな手抜きをした身なりなんだろうねぇ。ちゃんと可愛い恰好をして、旦那さんの腕に飛び込まないのかい? 今日は、あんたの人生で一番いい日なんだよ。可愛く着飾って、愛されて、素晴らしい人生にしないとね」
それを聞いて、村の男たちも女たちも、うんうんと頷く村人たち。
頬に、紅を指してあげるクォン夫人。
「ああ、なんて、きれいなんだろうねぇ!」
栗を二つ、祭壇代わりのお膳に乗せたのは、ダレとモロのお母さんね。
「結婚おめでとう」
木の実を乗せる男性。
「これだって、遠くからみれば、栗に見えるだろう?」
皆、貧しい暮らしの中から、思い思いのものを持ち寄って、二人の門出を祝福する。
ダレとオウルが、摘んできた花を、花嫁に渡す。
マンドク「お~い、いい加減にしろよ、花婿がイライラしてるぞ。この調子じゃ、初夜はいつになるだろうってさ」
酒と称して、井戸から汲んできた水で盃を交わし。
「さぁ、新郎新婦、お互いに礼をして~」
昔を思い出し、胸がいっぱいになる中殿。
中殿:“賢”という名は、お腹の中にその子が宿ったことを知った日に、頭を寄せ合って考えた中から、その子の父と母によってえらばれた名前でした。その子に、親切でいい人になってほしくて、それを意味する“賢”という名前を選んだのです」
心の中で、告げる中殿。
それが、あなたの名前なの。
ミョンガン「なぜ、突然、その子供の話を私にするのですか? その子は、母上の知っている子なのですか?」
目に涙を湛えながら、「また今度、その時がきたら、いつの日か、その子と両親の話をきちんと話してあげますね。今はただ、それだけを知っておいて」
涙をこぼしている中殿を、不思議そうに見つめているミョンガン。
~左議政邸~
ミン・ホスン:もし、これが事実であれば、この宮殿内に、また別の大きな流血事件を引き起こさないだろうか?
ファン「本当に、あの子が宋家の息子でありえるのか?」
左相「大君は、8か月の早産でお生まれになったのではありませんでしたか?」
がくっと、頭をたれるファン。
左相「チョハ、お覚悟をお決めください。これは、ミン・ホスンが残した最後の手紙ですし、これが誤りだとは思えません。まずは、国のことを考え、個人的な感情は捨てるべきです」
可愛い弟、ミョンガンのことを私情と割り切るのは、ちょっとなぁ。
ミン・ホスン:これを秘密裡に知らせるゆえ、どうか検討してもらいたい。炉の下に穴を掘り、そこに墓石を隠してある
~マンヨンダン~
その足で、マンヨンダンに向かったファン。
ミョンジン「府伊が、炉の下に穴を掘り、その墓石を隠したらしい」
書を読めないガラムに、説明してあげるミョンジン。
ガラム「もし、その石のことが明るみに出たら、宋家の息子がだれなのか、皆に知られてしまいますし、それが、令監様のご家族を殺した理由だったんですね」
ミョンジン「シム・ヨンが(事件後)家の周辺を探し回っていたというのは、これを探していたのではありませんか?」
うろうろ彷徨いながら・・みたいなのをイメージしてたんだけど、ガッツリ、家の中をぶっ壊すような勢いで探してたよ(笑)
ファン「開城に向かってくれ。必ず、墓石を見つけ、持ち帰ってこなければならぬ!」
ミョンジン「はい、チョハ」
ファン「そなたたちが、開城から戻ったら、宮殿の内も外も、混沌としているだろう。証拠となる墓石を持ち帰ったら、そなたの父に渡してほしい」
ミョンジン「はい、チョハ」
一緒に、力強く頷くガラム。
~兵曹 ソンオンの部屋~
東宮殿のコ・スンドル内官は、開城府伊の娘ミン・ジェイ
ソンオン「(なぜ、中殿媽媽は、宮殿の侍女たちのたわいもない悪ふざけだと言いつつ、この匿名の手紙を私にみせたのだろうか?)」
ああ、ソンオン!!
さすが!!
そこよ!! 掘り下げて!!
~ファンの部屋~
チャ内官やキム内官が、蓋の開いたファンのからくり箱をじろじろ眺めている。
キム内官「なぁ、この箱って、こんなふうに開くんだな? 」
チャ内官「なにがはいってたんだろうな?」
後ろで、なにやら考えているソ内官。
そこに、ファンが戻ってくる。
内官たちが、自分の留守中に無断で入室していることもだけど、例のからくり箱が開いているのを見て、血相を変えるファン。
ファン「なぜ、開いているのだ? 中にあったものをどうしたのだ?」
ソ内官「なかに、なにか入っていたのでございますか?少し前、コ内官が、チョハを探しに参ったのですが、箱は既に開いておりました」
ファン「スンドリが、私を探しておったのか?」
ソ内官「はい、チョハ。理由はわかりませんが、すごい急いで、チョハを探しておりました。箱が空いているのを見て、衝撃を受けたあと、世子嬪媽媽が危ない、などと馬鹿げたことを申して、ここを飛び出していきました」
ファン「別宮に向かったのだな?」
そのまま、出ていくファン。
ソ内官「チョハ!!」
あとを追うソ内官たち。
~王の部屋~
護衛大将「チョナ、これをお伝えしなければならず、大変申し訳ありません。世子嬪媽媽が暗殺されました」
立ち上がる王。
王「暗殺とはどういうことだ! 死んだと申すか?」
~別宮~
ファンが駆け付けたとき、別宮の中から、武官たちに両脇をがっしりと抑えられたジェイが連れ出されるところでした。
ファン「なにをしておる!」
武官たちが立ち止まると、そこに歩み寄るファン。
ジェイ「チョハ・・・」
近づこうとしても、両脇を固められ、戻されるジェイ。
ファン「すぐに、この者を放せ! この者が、東宮殿の内官だと知らぬのか? このように、東宮殿の使用人を虐待するとは・・・一体、どういうことなのだ?」
そう言いつつ、ジェイの手に、血がついているのを見つけるファン。
ファン「なにがあったのか、話してみよ」
武官「チョハ、この者を逮捕せよとの王命に従い、宮殿内の牢に連れていくところでございます」
ファン「逮捕とはどういうことだ?」
武官「チョハ、世子嬪媽媽が暗殺されました。そして、また、この者は既に、世子嬪媽媽の殺害を自供しております」
自供したの?
ファン「そんなはずはない。(ジェイに)自供とはどういうことだ?」
ただ、黙って、涙をこぼしているジェイ。
ファン「本当のことを話せ。そなたが世子嬪を殺すとはどういうことだ? ちゃんと話せ!! どうして、嘘の自供などしたのだ?」
泣きながら、なにかを訴えるようなジェイ。
その後、「そのとおりです。チョハ・・私が世子嬪媽媽を殺しました。」と、自らの口で、ファンに説明する。
意を決したようなジェイが、大声をあげる。
ジェイ「耳のあるものは聞くがいい! 私は、コ・スンドルではない。」
もう、次は何を言おうとしているのか、わかるファン。
ファン「いいから黙れ!」
そこにいるソ内官をはじめ、みんな、無言ですけど、とんでもないことになってるのはわかります。
それだけは言うな、と首を横にふるファン。
ジェイ「私は・・・開城事件の殺人者、ミン・ジェイです。家族を毒殺し、世子を暗殺するために、内官に変装し、東宮殿に入り込み、持っていた短剣で、世子嬪媽媽を暗殺した。私が殺人者です。短剣を彼らに見せてください。世子嬪暗殺に使われた短剣が私のものだと、確認できるでしょう」
武官「凶器に使われた短剣を彼らに見せるのだ」
それを聞いて、目に涙を浮かべているファンに、今度は、泣きながら、何も言わないでください、と首をふるジェイ。
広げられた血まみれの短剣を遠目に眺めている内官たち。
ソ内官「そうです」
武官「チョハ、現場を目撃した女官たちもおります。彼女たちは、この男がいきなり別宮に押し入り、世子嬪媽媽を殺したと申しておりますし、殺人に使われた短剣を手にしているのも見ております。申し訳ございませんが、この者を逮捕せよとの王命でございます。介入されることは無理でございます、チョハ」
両脇を抱えられ、連れていかれるジェイ。
たった一度、振り返ったジェイの表情を、
その場で見つめたファン。
もう泣いている暇はないのよ。
ジェイは、例え、ここから逃げだしても目撃者がいる以上、世子嬪殺害を否定しても、自分が疑われることは必須だと考えたでしょう。
このままでは、ファンに害が及ぶとわかって、衆人環視のもと、ファンの関与を全面否定したって感じね。
ただ、自分を犠牲にすることを選んだのか、ファンが事件を解決する時間を稼いだのか、後者であってほしいけどね。
内官のほうに視線を向けると、さ~~と目を反らす内官たち(笑)
ファン「チョ尚宮を連れてまいれ。儀式のため、世子嬪を教育係として、別宮を担当しているゆえ、事件を目撃したという女官たちを連れてまいるように伝えよ」
「はい、チョハ」とすぐさま、向かうキム内官とチャ内官。
ジェイが消えた先を見つめながら、拳をブルブルと握りしめるファン。
~宮殿内 ~
その頃、白装束に着替え、呆然自失でふらふらと歩いているチョ尚宮。
この人が、ソウンを刺したのね。
迎えたのはクォン尚宮。
覚悟を決めたように、その場を去るチョ尚宮。
~チョ尚宮の部屋~
幼少の頃より、お仕えしてきたウィヒョン世子こそが、私にとって、この国の礎です。
彼の死の原因となったイ・ファンの廃位を見届ける前に、死ぬことが唯一の後悔です。
え~、こんなに恨んでたの?
でも、白髪になってないんだから、別に、洗脳されてたってわけじゃなく、ファン憎しってだけで、なんの罪もないソウンを殺せるのかなぁ?
この人が、碧川出身だったとしたら、どうやって、すり抜けたの?
このあたりの、動機に結びつく説得力って、事前のシーンで必須だったんじゃないかな?
桃の話だって、ウォンボが絡んでたことは、中殿たちも最近知ったかもしれないけど、3年前の噂の時だって、チョ尚宮が疑うのに足るなにかがあったとか、(碧川残党の)仲間に引きいれるためにすごく時間をかけてきた、とか、あとから出てくるのかな?
遺されていた遺書に目を通し、袖から、別の遺書を取り出し、きんと置きなおすクォン尚宮。
女官たちの宿所に、チョ尚宮を呼びに来たチョ&キム内官コンビが、門のところで、首をつっているチョ尚宮を見て、腰を抜かす。
~中殿の部屋~
クォン尚宮がやってくる。
中殿「彼女の遺書は取り替えたのか?」
ああ、チョ尚宮は、この人たちに、利用されてただけなの?
クォン尚宮「はい、ご命令どおりにいたしました」
そういうと、持ち帰ってきた遺書を差し出すクォン尚宮。
中を読み、そのまま、燃やしてしまう中殿。
~ファンの部屋~
チョ尚宮の遺書(偽遺書)に目を通すファン。
コ・スンドルから、世子嬪媽媽をお守りできず、命をもって、その罪を償います
ソ内官「チョ尚宮が残した遺書を見れば、コ内官が世子嬪媽媽を殺したことは、明白ではありませんか?」
チョ尚宮を信じたい気持ちはわかるけどね。
バンと、机をたたくファン。
そう、敵は用意周到なのよ。
~兵曹 ソンオンの部屋~
ソンオン「なんだと? 私の聞き間違いか?」
部下の武官「自供したそうで、宮殿内は大騒ぎだそうでございます」
ソンオン「本当に、彼女が、ソウンを殺したのか・・? で、今、彼女はどこにいるのだ?」
部下「宮殿の牢に連れていかれました」
ソンオン「行ってくる」
ソンオンの前に、立ちはだかる部下。
部下「なりません、ナウリ! 事態は、ナウリにとっても危険なものになるかもしれません。彼女は、世子を暗殺するために、内官に変装し、宮殿に入り込み、世子嬪媽媽を殺した人間なのです。今すぐ、あの娘との縁を切らねばなりません!」
この人が、こう進言する理由も理解できる。
ソンオンもそれを聞き、動くことができない。
~牢~
白い獄衣を着て、牢にぶち込まれるジェイ。
武官「なんて邪悪な! 内官の制服から、女の衣服か・・クソ、こんなのを見ちまうなんて、なんて不運なんだろう」
つばまで吐かれて、一人きりにされるジェイ。
★『青春越壁』19-1 雑感★
満を持して(笑)、物事が動き始めました。
たぶん、もう、隠さない描き方をするはず、というか、そういう撮り方になってるんだと思います。
ただ、まだ、いろいろ、心理面など荒い気がしますね。
あとからフォロー、入るんでしょうか?
やっぱり、ミステリー系だからね、「なぜ、そうしたのか、なぜ、そうせざると得なかったのか?」は肝心。
中殿の過去というか、碧川の話がでてきましたね。
いろいろ驚いたことがてんこ盛り。
もちろん、鍛冶屋さんと 妓生という組み合わせ自体は、全然、構わないんです。
お腹に子供がいた中殿が、すぐ、王家に嫁げたのも、美貌や、右相が送り込んだからっていうだけじゃなく、妓生として小さな頃から叩きこまれた教養や礼儀作法があったからか・・(カヤグムも上手かった)と、なるほどと思ったしね。
ただ、宋家という表現をするからには、私、かなり羽振りがよい家で、たたら場(← もののけ姫に出てきた村)みたいなのを営んでる感じを想像してたの。
最初の頃の、碧川クーデターの話の時も、武器は農機具とかだったけど、鉄製品をたくさんつくる技術はあったみたいだから。
羽振りがいいっていうと、ちょっと語弊があるかもだけど、北方の貧しい地域だけど、宋家のおかげで、そこの村だけは、最低限の暮らしには困らない村みたいな感じ。
さすがに、無理やりすぎるな、『も◯のけ姫』