ふふ、 お待たせ、されました!ラブ
 
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い
 
 『皇后の品格』Ep.06
 
実家(というか、ワンシクとオンマの家)に行って、写真立てなど、自分の痕跡を消そうとするユラ。
その時、男の子の悲鳴が聞こえてくる。

「確かに、ワンシクは、ここに来なかったんだな?」

ドンシク(ユラの息子)の首根っこを持ち上げて、ワンシクの行方を聞き出そうとするマ・ピルジュ。

「嘘をついたら、コマや(チビ)、痛い目にあわすぞ」

「本当に来てないよ。来てないって、何回も言ってるだろ」

 

「ちょっと、なにしてんの?」

「・・・ミンチーム長?」

そのまま、手を離し、落下するドンシク。

はっとするユラ。

でも、これがユラの限界母性。

 

「ワンシクを始末したって言ったじゃないの!まさか、あいつ、まだ、生きてるの?」

焦るユラ。

「撃たれて、海に落ちた・・・」

「死体を確認してないの?陛下に嘘の報告をしたっていうの?」

「死体を見つけられなかっただけだ。陛下には、何も言うなよ」

金の入った封筒をピルジュに渡すユラ。

「私とワンシクの関係を絶対に外に漏らさないで、いいわね? 私はビジ島で暮らしたことなんかないの。」

「心配するな。俺もバカじゃない」

「オンマの葬式はどうしたの?」

「そんな時間なんかない。あいつを探すのに忙しいんだ」

「で? まだ、火葬されてないって言うの?」

「あんな悲惨な死体を誰が盗むって言うんだ? しかし、お前は、よく落ち着いているよな。育ててもらったっていうのに・・・。」

「バカなこと言わないで。彼女の体から証拠を見つけたらどうするつもり?私たち、全員、おしまいよ」

そう、ここに出てくる悪役は、みな詰めが甘く、責任転嫁ばっかりしてる。。。

 

「故人を受け取りにきました。」

「ペク・ドヒさんの遺体は・・・ああ、すでに、ご家族に引き取られてますね」

「え?そんなはずはないんですけど・・・。家族って?」

「ナ・ワンシクさんですね」

「ナ・ワンシクですって?」

「ほら、ここに、サインしているでしょう?」

動揺するユラ。

 

事故後に運ばれた病院の葬儀受付所から出て、車の中で、混乱する。

すぐさま、マ・ピルジュに電話するユラ。

「死んだ人間がどうやって、死体を受け取ることができるの?

万が一、ワンシクが本当に生きていて、死体を取っていったとしたら、あなた、責任取らなければならないわよ、マ・ピルジュさん」

罪の意識からか、オンマの亡霊が見え、怯えるユラ・・・かと思ったら、後部座席に本当に、オンマの遺体が・・・。

驚いて、車から、転がり出てきたところで、皇宮警護隊と、警護チーム長に取り囲まれる。

あんたら、オンマの遺体をなんだと思ってんねんムキームキー

「ミンチーム長、私たちと一緒にきてもらいます。彼女を逮捕しろ」

 

連絡を受けたヒョクが、大急ぎでガウン姿で駆けつけると、庭先に縛られ、正座させられているユラ。

「陛下・・・」

「ユラや・・・」

近寄るヒョク。

「一体、なにがあった?・・・これはどういうことですか? 母上。彼女を解放してください!今すぐ!」

「できません。彼女は犯罪者なのです。彼女は、ひき逃げを自白したのですよ。この母が、ビチ島で何が起きたのか、見つけたのです。」

顔を見合わせるヒョクとユラ。

立ち上がり、太后の前に進み出るヒョク。

「間違っておられます、母上。その人を殺したのは、私です」

「たかが、そんな女をかばうために、どうして、皇帝ともあろう者が嘘をつくのです? 私は、すでに、ミン・ユラのしたことについて知っているのですよ」

ボイスレコーダーに録音されたユラの独白を流す太后。

≪私、ミン・ユラは、ビジ島にて、ひき逃げ事件を起こした運転手であることを告白します。今夜、私は、ビジ島の別荘近付近の道路を走行中、車で女性を轢いてしまいました≫

 

「それは事実ではありません。この人は、私の犯罪をかばおうとして、死を選びさえしたんだ!」

「それを誰が信じますか?誰に強制されたわけでもなく、自発的に告白し、さらに、女性の遺体が彼女の車の中にあったのだ。反駁しようのない証拠です」

「そんなことはありえません。なぜ、遺体がそんな・・・。・・・(もしや)母上がやらせたんですか?」

「警察に連絡をいれましたので、すぐに到着することでしょう。」

「私がやったんです。ユラではなく、私が自分の車で、女性を轢いたんです」

「それでは、陛下が罰を受けることになりますが、そうするのですか?」

半狂乱になって叫ぶユラ。

「太后様!なぜ、陛下にそんなことをおっしゃるのですか?陛下が捕まったりしたら、皇室が倒れてしまいます!」

「犯罪者が口をつぐんでおれ!・・・たとえ、皇帝といえども、罪を犯したら、償わなければなりません。それが皇室の法であることを知らねばならないのです」

「母上は、私を切り捨てるとおっしゃるのか?」

「陛下が先に、私を捨てたのですよ。私の陰の中にいるときには、私が保護しなければならない子供でした。ですが。その陰から出ようと主張するあなたを、私は止めません。」

「太后様、外に警察が来ております」

「時間のようですね。出向いて、自分の罪について話をしてきなさい」

「なりません。私がやったんです。私が彼女を殺したのです。お願いです。。陛下を傷つけるのだけはおやめください」

「お前はそこにいろ! 」

ユラに命じるヒョク。

「自分で選択なさいませ、陛下! あなた方のうちの一人は、殺人者にならなければならないのです。私は嘘はつけませんよ」

周囲を見回すヒョク。

誰一人、目を合わせようとする者はいない。

太后の前で膝をつくヒョク。

泣き出すユラ。


「私が間違っていました。もう二度とこのようなことは致しません、母上。お怒りを沈めてください。どうか、もう、ユラを傷つけないでください」

泣きながら、頭を下げるヒョクをゆっくりと立たせる太后。

「もし、最初から、私に相談していたら、こんなことにはなっていなかったでしょう。私はいつも言い続けてきました。なぜ、その危険な毒を放つ女になど、堕ちてしまわれたのです?」

「母上の望みはなんですか? 私がその望みをかなえます」

ヒョクの手をおろす太后。

「オ・ソニを皇后に迎えなさい」

「母上!」

「陛下、なりません。そんなことは・・・、いけません。陛下!」

ヒョクの足元にすがるユラを、引きはがすチェチーム長。

「できますよね? 陛下」

 

 ~ヒョクの部屋~

「撤回なさってください。陛下。今なら、間に合います」

ユラ、皇后になる思惑が外れて、必死。

「他に選択の余地はない。我々二人を守るには、これがベストだ」

「あなたは・・・ほかの女性の夫になるのを見守れとおっしゃるのですか?どうして、そんな残酷なことをなさるのです?むしろ、刑務所の中で死にます」

「お前を刑務所になど、行かせられるか?そんなことはできない」

「では? 陛下は本当に、あの、オ・ソニと結婚するのですか?」

「お前を守れるのなら、結婚など、私にとってはどうでもいいことだ。オ・ソニは我々を守る手段以外のなにものでもない」

「陛下・・・」

恨みのこもった眼で、虚空を睨みつけるヒョク。

 

*******

ピョン先生のおうち。。。

人里離れてても、ちゃんと、テレビも見れてるね。

 

「もう1週間だな。いつまで、俺に厄介になる気だ?」

ふと、テレビに映るヒョクの顔を見て、手を止めるワンシク。

ニュースの時間に、アップで映し出される皇帝と皇室の話題。

「いいから、もっと喰え。もっと良くならなきゃだめだ」

持っていたコップを手で握りしめ、破裂させるワンシク。

「うわ!お前は、うちにあるものをみんな壊す気か?テーブルや家とか、全部、壊す気か?」

「あの野郎・・・」

「なんだと?」

ワンシクの視線の先、テレビに目を向けるピョン先生。

「一体、なんだって、皇帝に対して、そこまで怒ってるんだ?みんな、皇帝のことは好いてるだろう。なぜ、お前は憎むんだ?」

「そういうことなんです。みんな、奴に騙されてる。・・・ああ、いいえ。なんでもありません。すみませんでした」

まだ、詳細は、先生に話すつもりはないのね。


その時、ニュース映像の下に流れるテロップの情報に、目を奪われるワンシク。

《帝国警護人1名募集》

 


食事の後片付けをしようとするワンシク。

まだ、体がよろこけて、転んでしまう。

「おい、大丈夫か。」

激しい痛みに苦しむ。

「なんてことだ。だから、病院で手術を受けるように言っただろう。お前の頭の中には弾丸があるんだ。いつ、破裂してもおかしくないんだぞ」

「オルシン。俺に服を用意してもらえませんか?」

「何のために?」

「弟を迎えに行かなければならないんです。すごい怖がりなのに、俺は、あいつをこんなに長くひとりぼっちにしてしまって・・・。」

「お前のサイズがそう簡単に見つかるとは思えないが・・・。」

 

*****

アッパから、食事に誘われても、芝居の練習があるからと断るソニ。

ちゃんとした格好でこい、と強引なアッパ。。。

 

「なんで、こんな高そうな店にきたのよ」

到着するなり、文句をいうソニ。

アッパはスーツ着てるし・・・。

「ヘロが払うの?私、お金ないよ」

「おい、なぜ、言うことをきかないんだ。ちゃんとした服で来いって言っただろう。お前のその服はなんだ?」

「ちょっと、アッパ、そのスーツどうしたのよ」

「似合うだろう?」

 

ヒョク「しばらくでした。ソニさん」

ヒョクの声に、全員、立ち上がる。

ソニ「陛下・・・。どうして、こちらにいらしたのですか?」

表情の固いソニ。

アッパ「陛下が全部、準備してくださったんだ。お前を驚かせようとされて、個人的に連絡をくださった。」

ヘロ「どういうこと? オンニ、もう終わったって言ってなかった?」

ヘロも不審げ。。。

ヒョク「そんなふうに言ってたんですか?少しがっかりしました。」

アッパ「ソニや、これ全部、陛下からの贈り物だ。我々にも贈り物を準備してくださったのだよ。デザイナーの服や、この時計はアッパのためだと。すごいだろう」

舞い上がる父親を睨んでいるソラ。

ヘロ「どういうことか、説明してよ」

アッパから、時計をとりあげ、テーブルに戻すソニ。

アッパ「なにするんだ。陛下からの贈り物だぞ」

ソニ「ヘロ、わるいけど、後で、説明するから、アッパを家に連れて帰ってくれない?」

不機嫌さは変わらないながら、父親を連れ出そうとするヘロ。

アッパ「おい、陛下が準備された・・・こら、はなしなさい。どういうつもりだ。お前を育てた俺にこんなことをするのか?お前はバカだ。いいだろう、わかったよ」

贈り物の箱を2つくらい手に取るアッパ。

ヘロが後ろから羽交い絞めにして、取り上げようとする。

ヘロ「なにしてんのよ、行くわよ」

 

ソニ「一体、どういうおつもりですか?」

ヒョク「あなたと一緒に食事をしたかったので、連絡をしたんです。不愉快にさせてしまいましたか?」

ソニ「不愉快です。とても、不愉快です。先日、陛下は、ご自分は、私のただのファンだと、はっきり線をひかれましたよね。今日、陛下は、そのファンの家族にまで気にかけてくださって・・、高価な贈り物まで下さったのはなぜですか? ほかの人にもこんなふうにされるのですか?なぜ、混乱させるのですか?」

 

ヒョク「あの日、自分の気持ちがよくわかっていなかったんです。私も、しばらく混乱していた。しかし、考えてみれば、私はあなたのことをファンという以上に、好きなんだと気づいたんです。」

ソニ「いいえ、それは、陛下の単なる好奇心です。私が、陛下の住んでいる世界の方々と違いすぎて、奇妙に感じられたにすぎません。ですが、それは特別なことではありません。私もそうでしたから。」

ヒョク「どうやら、とても怒らせてしまったようですね。先日の私の行動については、お詫びします。私が間違っていました。あんなふうに、ソニさんが立ち去ったあと、ずっと考え続けました。会いたかった・・」

ソニ「そんな風に言うのは、もうやめてください。私が確かにわかっているのは、私と陛下は、一緒ではないということです。ですから、私たちはそれぞれ、自分の人生を生きましょう、自分に合った場所で。」

席を立つソニ。

 

頭を抱えるヒョク。

「思ったより、簡単にはいかないな・・・」

どれだけ、ソニを傷つけたのか、全く、わかってないヒョク。

 

劇団に立ち寄ったソニ。

舞台には、豪華なケータリング料理(シェフ付き)が並んでおり、すでに、劇団員たちが食事中。

「なにしてるの?いったい、これ、何なの?」

「おい、それは俺たちがお前に聞きたいくらいだ。陛下が、食事を用意してくださった。舞台公演、頑張ってくれってさ」

「え?」

「あなたたち2人って、本当になにかあるんじゃないの? 今世紀最大の冗談だわ」

「演出様はどうしてるの?」

 

演出様は、陛下に詰め寄られてました・・・。

「あなたには、大変、失望しました。ハ監督。」

「え?・・・それはどういう?」

「あなたは、実力が内にも関わらず、個人的な関係を優先して、主人公を選ばれたそうですね。その人の両親が投資をしたから、主人公を変えたのですか?」

ソニが廊下でその会話を聞いている。

「いいえ、決して、そのような・・・」

「このショーをどのように演出されてきたのですか?あなたもお金で今の地位を手に入れたんですか?」

「いえ、いえ。私は、私の実力だけで、ここまで来ました」

「では、全てを元通りに戻してください」

「はぁ・・」

「私は、不公平なことが何より許せないんです」

「申し訳ありません。私が間違っておりました。陛下」

跪く演出家。

「私は、このミュージカルを通じて、ソニさんの才能が皆に認められることを願っています。さぁ、もう、行こう」

警護人と共に去っていくヒョクの後ろ姿を見ながら、

「行ったり来たりしてるわ。こうやって、私の気持ちを拾っては、投げ捨てるくせに・・・。一体、そういうつもりよ?なせ、私を試し続けるの? なんで?」

 

*****

オンマの店に現れた覆面姿の男。

「お前、何者だ?」

見張っていた、ピルジュの配下たちが襲い掛かる。

ピョン先生、強い!

あっという間に、寝ているドンシクの救出に成功。。。

 

感動の再会よ。

「ヒョン、ヒョン・・・」

「ドンシガ~ドンシガ~、俺が悪かった。一体、どうしたんだ? どうやってここにきた」

「あのおじいちゃんが連れてきてくれた」

「ああ、ウリドンシガ・・・怖かっただろう?ですが、オルシン、一体、ドンシクをどこから連れてきてくれたんですか?」

 

その頃、まんまとドンシクを連れ去られて、怒り狂っているマ・ピルジュ。

手下を殴りまくってます。。。

「くそ!、ナ・ワンシクは生きてる!必ず、奴を見つけ出さなければならない」

 

「食事ができました。さぁ、ドンシク、食べよう」

「なぜ、どんぶりが二つしかないんだ? お前は俺を飢えさせるつもりか?」

「私が食べません」

「なぜ、食べんのだ? ダイエットでもするつもりか?」

人が変わったように、野山を駆け回るワンシク。

 

*****

ミュージカルの楽屋。

「何の衣装を着ても、似合わないな。さぁ、泣いてみろ」

「カ~」

「もう行っていいぞ」

主役を交代させられたヒョンジュが今度は、カラスの役です。

 

「いやぁ~、ソニさん。さすが、心が広い。ありがとう。また、主役を引き受けてくれて・・・」

「人は過ちを簡単に犯しますが、あなたの間違いは認めにくいです。ですが、私、うまくやりますから」

「当然だよ。ソニさんが、完璧にやり遂げてくれると信じてるよ」

「ところで、お客さんの入りはどうですか? ヒョンジュのお父さんが全部のチケットを払い戻してしまったと聞きましたけど。」

「お、時間だ。準備してくださいね」

肝心なことは答えず、出て行ってしまう演出家。

「なによ・・・空っぽなの?」

 

空っぽどころか、満員御礼。

アッパやヘロも見に来てるのは当然としても・・・、それどころか、芝居の途中で、歌に参加してくるヒョク。

ああ、シン・ソンロク氏はミュージカル俳優でもありあり。

歌声が聞けるなんて、とってもお得なドラマです(笑)

 

目をぱちくりさせるソニ。

歌い終えても、なにがなんだかわからず。。

 

ヒョクが合図すると、オーケストラの生演奏が始まる。

「私の人生の中で、最高のパフォーマンスでした。ソニさんが主役であることをお祝いしたいと思い、準備しました。どうでしたか?」

「何をされるおつもりですか?なぜ、いつも、私を喜ばせるようなことばかりするんですか?皇帝のあなたが、なぜ、こんなことをするんですか?」

「気に入りませんでしたか?あなたをお祝いしたかっただけなんです。また、怒らせてしまいましたか?」

「なぜ、こんなことをするんですか?こんな風に、喜ばせたり、こんな風に、かっこよすぎることをされて、どうして、あなたを好きにならずにいられるんですか?一体、どうすればいいの?」

泣き出すソニの涙を指でぬぐうヒョク。

「臆病者のように、逃げてしまって、申し訳なかった。もう、二度と逃げることはありません。だから、私を受け入れてくれないか?」

跪き、花束を渡すソニ。

皇帝の突然のプロポーズに騒然となる会場。

 

客席で、アッパとヘロだけが微動だにしないのが、私には辛いです。。。

 

笑顔になり、ヒョクにハグするソニ。

指輪まで用意してたんかい。。。

舞台で、ヒョクにキスすると、ヒョクもそれに応えて・・・。

 

*******

夜中に、頭痛で、絶叫するワンシク。

驚いて、とび起きるドンシクとピョン先生。

「ヒョン、どうしたの?」

「大丈夫か?」 

鎮痛剤を飲ませるピョン先生。

恐怖で泣き出すドンシク。

 

冷たい川につからせ、一時的に、ワンシクの痛みを麻痺させるピョン先生。

「ああ、その辺にしろ。もう大丈夫か? お前は、痛みと闘う必要がある。復讐もいいが、お前にはあまり時間がないことも忘れるな」

「何をしている方なのですか?」

「わからんか?俺は自分自身を養うために、魚や山菜を取る老人だ。」

「あなたの動きを見れば、あなたが只者ではないことはわかります。オルシン、お願いがあります。どうか、俺に教えてください」

川につかったまま、土下座するワンシク。

「何を言いたいのか、わからんな。正気に戻ったなら、家に帰るぞ!」

「オレ、皇宮の警護人になりたいんです。そこに行って、殺さなければならない人がいるんです!絶対に。」

 

安直ですが、『Gonna Fly Now(ロッキーのテーマ)』が流れる中、必死に訓練するワンシクの姿が続きます。

タイヤを引っ張って足腰を鍛え、薪を割り、川を泳ぎ、先生を相手に剣術や、複数の振り子をかわしたり、粗食に耐え、どんどんレベルアップするワンシク。

 

自ら、髪を切るワンシクが・・・ワンシクが・・・別人になったぞぉー(笑)

ワンシクが痩せても、チェ・ジニョクの顔に・・・なるわけない、と全否定しながらも、私は、1話から、自分の脳に言い聞かせて来たんだよ~~。

この人は、チェ・ジニョクだ!チェ・ジニョクだ!って。。。

 

健康診断の結果って書類を持ってるけど・・・頭の弾丸はどうなった?

そして、時間経過はどれくらい?

「これからは、お前は、チョン・ウビンだ。ナ・ワンシクという名前は忘れろ。」

チョン・ウビンの身分証を手にする

すでに、写真付きの住民登録証ってことは、本物のチョン・ウビンに似せて、整形したってことかな。


「チョン・ウビン、チョン・ウビン、チョン・ウビン・・・」

なんども呟いて、自分になじませるワンシク、改め、ウビン。でも、ワンシクです。

 

~皇宮警護 最終面接の日~

「陛下のお越しです」

ピストルをぶっぱなしながら、入ってくるヒョク。

3人に絞られたようです。

とりあえず、銃声に動じる候補者はいません。

1人目、ピストルをむけると、両手をあげて、降伏のポーズ。

苦笑するヒョク。

2人目、額に銃口を押し当てられたら、そのまま、後ろに倒れてしまう。

3人目 銃を構えたヒョクから、銃をとりあげ、逆に、ヒョクに対し、銃口を構えるウビン(ワンシク)。

すぐさま、警護人チームがウビンにむけて、ピストルをかまえて取り囲む。

いますぐ、撃ちたいっていうくらいの殺気をみなぎらせるウビン。

 

★Ep07に続く★
ええっと、ピョン先生は何者なのかな。。。
気になります。
この回、先生のおうちでの暮らしのシーンとかが一番、楽しみでした。。。
ドンシクの面倒をみなきゃならないから、まだまだ、出てくるよね。。。と期待してます。
 

最後に、テ・ホンホ氏の特別出演に感謝します、ってテロップがでました。。

いやぁ、顔を見ただけではわかりませんでした。

役者です。


今回のチェンジについて、

これに先立ってチェ・ジニョクは28日、自身のInstagramに「いよいよ本日 #ナ・ワンシク #チョン・ウビンとして会うことになりました。劇中の流れと緊張感のために遅れて登場するようになりました。待ってくださった方々に申し訳なく、意図せず好奇心を刺激して申し訳ありません(わざとそうしたのではありません)本日 #午後10時 #sbs #皇后の品格 #本放死守(本放送を見ること)!」と書き込んだ。

だそうです!口笛

 

なんだかなぁ。。。

ヒョクが悪いまんまで、ソニと接するのも、今後の展開を思えば、当然の流れなんだけど、どうも気分がしっくりこないんです。

芸達者な悪役さんたちがいくら、悪く接しようと思うのに、なぜか、ソニに巻き込まれて、気が付いたら・・・っていう展開なのかなぁと思ってたのに。。。

ラブコメが、ドロッドロに、駆逐されてるような気がする(笑)

笑顔もしぐさも全部計算に見えてしまうし、ソニも、実は、すごくナイーブで、それほど、ハチャメチャなタイプじゃないし。。。

 

ヘロも、なんでもかんでも、つっかかるんじゃなくて、普段の時には普通で、理不尽な時には堂々と正論を押し通すっていう女の子のほうが見ていてしっくりくるのにな。

「王様は裸だ!」って、大声で言えた子供の一言が、主人公を救うきっかけになったように。

 

っていうことで、ユラと太后は、しっくり来てるというか、全くブレがないです。。。(笑)

 あ、母性の違いが今後、どう出るか、興味深いですが。

 

★『皇后の品格』Ep07に続く★