エピソード09ラストからのこの回、実際にドラマをご覧になるなら、ノンストップがいいと思います!
(と言いつつ、このブログでは、ぶったぎってアップしてしまいました・・・)
【エピソード10 契約書の書き直し】
男の嫉妬*大全開
ミニョクの家で、仮眠のあと、目を覚ますジウン。
そこへ・・・ピンポン!ピンポン!ピンポン!ピンポン!
すごい勢いで鳴らされるチャイム。
鬼の形相で、ミニョクの家にやってきたヨンジェ。
嫉妬にかられた(本物の)旦那さんっぽいわ~~~。
「ハン・ジウン、バリナワ(早く出てこい)!!」
強引に、ミニョクの家から、ジウンを連れ戻そうとするヨンジェ。
ヨンジェの手を振り払うものの、ちゃんとミニョクに挨拶して立ち去るジウン、大人です。
車から降りると、一言も口をきかず、自分の部屋に行くジウン。
ヨンジェが部屋に来て、文句を言い始めても、布団をかぶって、反応がないジウン。
実は、雨に打たれて、具合が悪くなってしまったようです。
寝てるときだけは、「すまない、俺が悪かった。早く元気になれ」って優しいこと、言えるのにね。
翌朝、ベッド脇で、看病したまま、眠ってしまうヨンジェ。
先に目を覚ましたジウン、慌てて、寝たふり。
ジウンの額に手を当て、熱がさがって、ほっとするヨンジェ。
おかゆを作って、仕事に出掛けていく。
一山の実家では、本当に、花札大流行(笑)
またも、ハルモニ、一人負け。
呼び出されるジウン。
顔色が悪いと指摘され、平気だと言っても、おめでたを期待される「一人っ子&長男の嫁」(苦笑)。
病院に連れていかれ、漢方薬をどっさり処方される(笑)
******************
ヘウォンからコンサートに誘われるが、ジウンの具合が悪くて、断るヨンジェ。
そうそう、それでいいのだ。
殊勝にも早く帰ってきたヨンジェに対して、まだ、怒っているふりをするジウン。熱を心配するヨンジェの手をはらいのける。
いつもはペロリと平らげているはずのおかゆに手をつけてないことで、食欲がないのかと心配になるヨンジェ。
・・・っていうか、実家で食べてきちゃったことを知らない(笑)
文句をいうのが、ヨンジェの愛情表現の裏返しっていうのはわかってるけど、最近は、ご機嫌取りもできるようになりました。
結局、「3匹のクマ」を踊り付きで、歌わされるヨンジェ。
しかも、英語風バージョンまで。。。(これはアドリブらしいですが)
ジウンが笑顔になったことで、チャラになりました。
夫婦喧嘩も、このくらいですんでるうちがちょうどいいんだよね。
妊娠しやすくなる漢方薬を、あんなに嬉しそうに勧めるって、ヨンジェったら。。。(笑)
お薬の力を借りて、ヨンジェに迫る自分の妄想に、笑い転げるジウン。
翌日、遅くなる時は、電話するというヨンジェ。
「(お前は)なんでもない存在なんかじゃない」って言われて、揺れるジウン。
本当はうれしいよね。
姿の見えなくなったヨンジェに向かい、
「いってらっしゃい」
小さくつぶやき、手を振る表情は、とても優しかったです。
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ヒジンが、契約結婚の件をミニョクに教えてしまったことを懺悔にやってきました。
「えええ?(怒)」
またも、新たな問題が勃発です。
ミニョクと会って話をすることにするジウン。
ついに、ジウンおすすめのパスタ屋に来ることが出来たミニョク、何度、ドタキャンくらったことか~~~。(笑)
契約結婚のことについて、気になるも、言い出すに言い出せないジウン。
ジウンの好きな街ブラデート。
さらりと花束攻撃、徹頭徹尾、本当にそつない紳士です。
「ヨンジェが君を好きでないことは知ってた。だから、君をみるたび、胸が痛んだ。
もしも、という言葉は嫌いだけれど、もしも、先にチャンスがあって、知り合っていたら、どうなっていただろう。
二人の結婚がただの契約なら、チャンスは僕にもあるよね。」
ただね、もうすでに、ただの契約と言えるかどうか・・・。
ミニョクに契約結婚がばれたことが、ヨンジェの耳にも入りました。
契約書なんか破棄して、ずっと暮らせば、何も問題ない、というお気楽ドンウク。
ミニョクからもらった花に気が付くヨンジェ。
するどい!(笑)
また、ミニョクと逢ったと知って、激怒モードのヨンジェ。
花なんかもらうな!
恒例の口合戦開始です。単なる嫉妬なので、分が悪いヨンジェ。
お互い、またまた、眠れぬ夜を過ごしています。
ジウンの契約書を内緒で破棄しようと、部屋の中を探しますが、なかなか見つからない。ジウンの気配に、隠れようとして、洋服ダンスの中へ。
結局、タンスから転がり出る羽目になるヨンジェ。
ジウンからは、変態扱い(笑)
かくれんぼだ、とごまかすも、ヨンジェも飲むことになった(妊娠しやすくなる)漢方薬のせいで、むらむらしただけだと、理解を示すジウン(笑)
契約書を見つけられなかったヨンジェは、契約書の書き直しを提案する。
ジウンの契約書は、膨大かつ、細かい。ドラマ上では割愛されましたが、逆に、全部読んでみたい気もします。
きっと、今までの二人の生活の中で、ドラマに登場しない部分が垣間見えるに違いない。
一方のヨンジェは、契約期間を最長3年にするのみ。
どうせなら、100年くらいにしとけばいいのに(笑)
離婚する意志なしって、はっきりするじゃん。
実は、冷蔵庫に隠してあった元の契約書。
実家のハルモニや両親に対し、深い思いを抱いているのを知って、ますます、ジウンを愛おしく思うヨンジェ。
最後まで、読まずにサインしちゃうほど。
とにかく、ご機嫌!
うれしくてしょうがない。
ヨンジェにとっては、ジウンと一緒に生活できる時間が増えるだけで満足なんだということがよ~くわかりました(笑)
これさえあれば、一生、ジウンを傍においておけるって思いたいのかな。
翌朝から、さっそく、契約書どおり、トーストが並ぶ食卓(笑)
驚くヨンジェ。
ご飯大好きだからね!
結局、家事も一緒にこなす二人。
バラを買う日も決められているんだ。
第2、第4水曜日。
機嫌よく「いってらっしゃい」
笑顔のジウン。
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ヘウォンの店内で、ヒジンと携帯で話す不用心なドンウクのせいで、ヘウォンにも契約結婚のことがばれました。
ドンウクの粗忽者。
ヒジンといい、本当に、このバカップルは・・・!
ヨンジェと話す前に、ジウンに契約結婚について確認のために来訪したヘウォン。
ヨンジェが好きになっているジウンとしては、自分の気持ちよりも、ヨンジェの気持ちを優先してしまう。
ヨンジェを取り戻したいというヘウォンの想いをむげにできずに、ヨンジェが好きなのは、ヘウォンなのだと伝えてしまいます。
「言わなきゃよかった・・・」
ヘウォン帰宅後、思いっきり後悔するジウン。
バラの花束を用意し、ちゃんと、電話連絡を入れるヨンジェ。
「机で寝ないで、部屋で寝ろよ。」
イ・ヨンジェさん、彼女と会わないで。いますぐ帰ってきて・・・切れた電話に向かい、つぶやくジウン(泣)
******************
小さな頃の思い出話に花が咲くヨンジェとヘウォン。
「ねぇ、ヨンジェ、私、ずっとあなたの傍にいてもいいの?」
なんだか、ヨンジェは以前ほど、ヘウォンの決め台詞に対して、動揺の度合いが薄まっているような感じがしないでもありません。
逆に、ジウンのことを言われるほうが、激しく動揺してるような気がしてならないわ~~~。
またも、家の外で、ヨンジェの帰りを待つジウン。
ヘウォンと会ってきたあなたが心配で・・・っていう目をしてたね。
「105番だ」
バラの花束を渡すヨンジェ。
嬉しそうなジウンの笑顔。
庭でビールを飲みながら、ミニョクと会ったときの話をするジウン。
(二人の契約結婚のことを)全部、知ったうえで、自分にもチャンスをくれって。
よく考えてから答えをくれと言われた。
私、どうすればいい?
受けいれる?それとも、断る?
6番、異性と会うときは、相手の了承を求めることになっているから、聞いているの。
イ・ヨンジェさん、私、彼のこと、好きになってもいい?
ズキューン、直球で来ました。どうする?ヨンジェ・・・。
『そんなのアンデェ~~』な顔にしかみえませんでしたが。
【エピソード11 強がり】
ヘウォンとジウンから言われた言葉の両方がショックで、大混乱のヨンジェ。
翌朝、今日の午後もまた、ミニョクに会うと聞いて、固まるヨンジェ。
無理に強気に振る舞い、兄貴に御馳走してもらえ、などというと、いつも高級店で御馳走してもらっていると言われてしまう。
それに比べて、俺は、いつもすっぽかしてばかり・・・。
そうです、少しは反省しましょう、ヨンジェ!
「兄貴を好きになってもいいぞ。俺に聞かなくてもいい。心まで契約していないから。
心はお前のものだ。」
なんで、そんな、辛そうな顔で言うのよ。
ジウンだって、そんなこと言われたら、ショックでしょうが。
ジウンのシノプシスを読み、シナリオを書いてみないか、と言われるジウン。
大チャンス。
っていうか、ジウンって、ミニョクの会社ではどういう扱いなのでしょうか。
やたら訪ねてくる本部長の個人的知り合い(笑)?
ハンバーガーを食べながら、結婚の契約期間が3年だと伝えると、それに関しては、自分にまかせてくれれば、というミニョク。
この契約は、自分が決めたもの。誰もが代行できるものではないと思いを語るジウン。
ミニョクには、この契約が、ジウンを縛っていると思っていたと謝る。
心は私のものだと、改めて宣言するジウン。
ヨンジェが嫌い、いつも意地悪を言われ、好きなだけ、こきつかわれる。
彼は、他の女性が好きで、私は待ってばかり。それでも、なぜか、彼がいると幸せだし、彼がいると胸が痛むんです。本当に変でしょ?
ジウンが、ヨンジェのことをかな~~り、本気で好きだということがわかってしまったミニョク。
******************
ヨンジェの人気に陰りが出てくる・・・。
会いに来たミニョクに、映画の評判が悪く、結婚した影響も大きかったという社長。
一方、フルハウスで家事に勤しむヨンジェ。
家の外で、帰りを待ってたヨンジェ。ミニョクの車ではなく、一人で歩いて帰ってきたジウン。
笑顔で、迎えるヨンジェ。
いい雰囲気だったのに、強がるから、またまた喧嘩だよ。
正式に、シナリオを書くことになり、脱家政婦宣言するジウン。
「私のこと、コッコなんて、一度でも呼んだら❌❌するからね!」
翌朝も、ご飯を作らず、洗いものもためている。
ヨンジェって、ご飯ご飯ってうるさいけど、自分でも作れるんだよね?
おかゆとか上手だし。
なにをとちくるったのか、これから家事全般、夫である自分がやるというヨンジェ。
え?
不審がるジウン。
幼稚作戦、第何弾なのかわかんなくなっちゃったけど(笑)
料理中に、指を切り落としたなんて、嘘をつくヨンジェ。
ヨンジェの指を必死に探すジウン。
結局、ご飯をつくるジウンだけど、私だったら、無理。
荷物まとめるくらいの勢い。
こういう身体を傷つけることを冗談にするの、マジで嫌なんです。
ご飯を作るのがいやなのではなく、炊飯器扱いされるのがイヤだというジウン。
ヨンジェさんは、私がミニョクさんと会っても平気?本当に、これっぽっちも何も感じない?
平気だと答えるヨンジェ。
全然、平気そうに見えませんけど。
机で寝るジウンに毛布をかけるヨンジェ。
******************
ヘウォンの店を訪れたヨンジェ。
ジウンのことを何とも思ってないか、自分に約束出来るか、と聞くヘウォン。
約束すると答えるおバカなヨンジェ・・・
******************
仕事中、一山のハルモニから呼び出されるジウン。喜んで、実家に駆けつけてみると、ヨンジェの家族と一緒に楽しそうに過ごすヘウォンの姿。
寂しさを感じるジウン。
しかも、ヘウォンから、ヨンジェが自分のことを受け入れてくれたと聞かされる。
今までヨンジェを待たしていた時間を思えば、3年くらい平気だし、二人の間にあるのは、愛ではなく、契約だけと言われてショック。
もう、フルハウスを失ってでも、この契約結婚をやめたほうがいいのでは、と思うジウン。
明るくふるまうジウンに、戸惑うヨンジェ。
翌朝はトーストもご飯に戻し、ヨンジェのわがままにも、いやな顔ひとつせずに応える。
「一体どうした?何か後ろめたいことであるのか?」
ただ、家事をする日も残り少ないから。ずっと一緒にいるとでも思ってるの?・・・と答えるジウン。
離婚を考え、外した指輪を、無くしたと誤解される。ジウンの指に、いつかのように、サインペンで、指輪を書くヨンジェ。自分にも腕時計を書くよう、要求する。
サインペン書きの指輪をいとおしそうに、見つめるジウン。
ヨンジェとジウンの結婚に関する記事が出そうになっている。
ミニョクがとめている。
シナリオが完成した日、ジウンは、「今日がXデーだ」とヨンジェに伝える。
おうちでは、ヨンジェがはりきって、シナリオ完成のパーティの準備をしている。
ミニョクが、お祝いとして、ジウンを食事に誘う。
考え事ばかりで、様子のおかしいジウンを心配する。
「面白い話」をヨンジェは笑わなかったというと、
「僕も笑わないほうがいいのかな。以前、ヨンジェに、ヘウォンをただ見てろと言ったけど、復讐された気分です。僕は君のことを見てるだけしかない。」
「あなたのこと、少しは好きなんですよ。」
無理して、笑顔を作るジウン。
一方、恒例の外待ちヨンジェ。
自転車に当り散らし、3匹のクマを歌ったり・・・、ずっと、待ち続けている。
そんなこととは知らないジウン、いつも待たされる彼に、罰を与えたいからと言って、わざと遅くに帰宅する。
一度くらい、彼を待たせたい、っていうけど、ヨンジェだって、本当は、今まで何回も、ジウンのことを待っていたことがあったんだけどね。
待ちくたびれて、リビングのソファで眠っているヨンジェ。
今日は寝た振りじゃないのです。
部屋の飾りつけに気づくジウン。
「初のシナリオ完成、おめでとう。」
PCの文字。
雨に濡れたシャンペングラス、風船のメッセージ、たくさんのキャンドル・・・etc.
一つ一つ、見て回りながら、ああ、早く戻ってくればよかったと後悔するジウン。
ブランケットをかけて、寝顔を見ているが、ヨンジェを起こす。
パーティーを始める。超不機嫌なヨンジェ。
わざと遅くなったというジウン。
Xデーとして、指輪を返す。
「私たち、離婚しましょう。」
「なに?」
「離婚しようと言ってるの」
「急にどうしたんだ」
「別れましょう。」
「それだと、フルハウスは取り戻せないぞ。」
「3年も、大好きなヘウォンさんを待たせるの?」
「離婚なんてイヤだ。」
「なぜ?」
「・・・俺の勝手だ」
「そんなのないわ」
「離婚なんかしたら、ばあちゃんたちがショックを受けるぞ。」
「みんな、彼女が大好きよ。これ以上、あなたと暮らせない。」
「なぜだ? 兄貴が離婚しろって言ったのか? 笑わせるな。兄貴のためなのか? やめよう。もういい。勝手にしろ。好きな時に兄貴に会えばいい。でも、離婚はだめだ。悪いな。」
「違うの、そうじゃない。私、イ・ヨンジェさんが好きなの。」
「何?」
「本当に、あなたが好きよ。好きなの。」
「笑わせるつもりか。冗談が過ぎるぞ。」
「笑わないで。私が見えないの? 苦しんでるのが見えないの? 辛すぎて、我慢できないの。もう終わりにしましょう。」
「バカだな。好きだなんて言うなよ。それを言われたら、一緒にいられないだろ。」
「わかってる。だから、別れようと言ってるの。離婚して、彼女のもとに行って。離婚しましょう。」
「すまない。これ以上、おまえとは一緒にいられない。」
【エピソード12 それぞれの決意】
~前回ラストの回想~
《好きだなんて言うなよ。それを言われたら、一緒にいられないだろう。》
《わかってる。だから、別れようと言ってるの。離婚して、彼女のもとにいって。》
《離婚しましょう。》
《すまない。これ以上、お前とは一緒にいられない。》
暗い部屋で、ジウンの指輪を見ながら、一人考えているヨンジェ。ジウンも同じく考え込む。
ミニョクも、部屋で考え込む。二人の記事の差し止めを命じる。
家に居づらくて出てきたと、ミニョクのもとを訪れるジウン。Xデーの内容が気になるミニョク。離婚しようという爆弾発言だと打ち明ける。
全て、これでハッピーエンドだ、と無理やり笑うジウン。
悩みまくりのヨンジェ。
ヘウォンを卒業する決心だけつければいいのに。
出ていく準備を始めるヨンジェ。
普通に接するジウンに、部屋を探すよう頼んだ、家具はお前が使えというヨンジェ。
名前は伏せているものの、ヨンジェの結婚の秘密に関する情報が出始める。
事務所でも、対応策を考える必要があり、ドンウクから「契約結婚」のことも伝わる。
社長に、ヨンジェには内緒で呼び出されるジウン。
契約結婚が事実かどうかが重要ではなく、結婚後、人気は凋落気味、映画も不振、CMも次回作のオファーもなくなった。これで、離婚などということになったら、ヨンジェは俳優として再起不能だと言われる。二人の結婚を疑う記事も出始めた、別れたくても、今は我慢してほしいと言われる。
社長は、ヘウォンにも会いにいき、二人の関係に釘をうつ。
ヨンジェの状況をはじめて知ったジウン。
何よりも、誰よりも、ヨンジェが大切なジウンにとって、とにかく、ヨンジェを守ることを最優先。
ヨンジェは、ジウンと顔も合わさないで、一人で考え事をしている。
一大決心をして、離婚を打ち出したものの、今までのことを「罰ゲーム」ということで、撤回するジウン。
ヨンジェは大激怒。
「俺が何をした。俺は、本当に、お前と別れるのか、と・・・」
本気で、つらかったことが伝わってきました。
すねまくるヨンジェ。一発、殴って終わらせようとするも、かえって、ヨンジェが殴られることに(笑)
赤くなったところを冷やすよう、ゆで卵を差し出すジウン。
ヨンジェ「俺はそんなに、お前を苦しめたか? 逃げ出したいほど、つらかったか? そんなにつらいとは思わなかった。だって、お前だから、平気だと思ってた。よくわからない。お前といると、俺が俺でなくなる。突然、別れると思うと、妙な気分がした。」
ジウン「妙な気分・・・。」
ヨンジェ「すっきりすると思ったのに、いや、本当はすっきりした」
ジウン「じゃ、なんで、怒ってたの? どっちにしろ、離婚することになるのに・・・」
ヨンジェ「いつか離婚するかと思っていたけど、心の準備が必要だ。お前は、いつもできているのか?」
ジウン「そうよ」
ヨンジェ「そうなのか・・・」
ベッドの中で、殴られたところをさわるヨンジェ。それでも、離婚がなくなって、ほっとしている。
かたや、ジウンは悩んでいる。
翌朝、掃除をしているヨンジェ。
お前が忙しいときは、俺がやる。食事も作るし、皿洗いも率先して行う。
頼んでもいないのに家事をしたり、ジュースを入れてくれたり、優しいと不安になるジウン。それを聞いて、いつものように、悪態をつきはじめるヨンジェ。
出かける際も、早く帰れ、掃除しておくから、と念をおしてくるヨンジェに、微笑むジウン。
指輪をジウンのドレッサーに戻すヨンジェ。
「掃除も終わったから、早く帰ってこいよ、ヨボや」なんて、呟いてます。。。こんなに好きになっているのに、なんで、自覚できないんでしょうか(笑)
かたや、ミニョクとケーキを食べていても、心ここに非ず、のジウン。
ミニョクが「面白い話」をする。
聞かされる気持ちがわかり、これからは、こんな話、二度としないと。(爆)
ヨンジェとは離婚しないことになった、と告げる。
「彼の仕事がうまくいってないみたいで・・・。せっかく言い出したのに、肝心なところで、弱気になっちゃう。」
それは、ジウン自身も、ヨンジェと離婚したくないからでしょ。
一人でご飯を食べているヨンジェ。
なんだろ、普通の家でも、一人で食べるシチュエーションってあるのに、なぜか、ヨンジェの一人ご飯は、画としてすごくさびしい感じがします。
ドンウクが、映画のシナリオをもって、尋ねてくる。次回作の検討と言われ、決まっていたはずの映画を降ろされたことを知るヨンジェ。
ミニョクに呼び出される。
ヨンジェ「ジウンを奪うって話は順調か、どうなった?」
ミニョク「いや、うまくいかない。意外と強敵だな。でも、違う方法を考えている。お前を倒すために。俺は負けず嫌いだからな。」
ヨ「そうか、怖いな。」
ミ「本当に怖いぞ。お前の人生を揺るがせることもできるんだぞ」
ヨ「それは面白い。やってみろよ。そうすれば、ジウンを奪えるとでも? 自信満々の兄貴を見て、俺がおじけづくとでも? 兄貴はいつも(俺を)甘くみている。」
ミ「この前、お前に言ったよな。お前は、ヘウォンには何もしてやれない。もうすぐ、お前の記事が出回るだろう。その前に別れろ。俺は彼女が傷つく姿は見たくない。」
ヨ「俺は、ジウンを傷つけない。あいつは俺が守る。」
ミ「逆だろ。彼女がお前を守るはずだ。欲張るなよ。ヘウォンさえ、守れないくせに。」
ヨ「なに?」
ミ「ジウンさんを自由にしてやれ!」
ヨ「忠告はありがたいが、ジウンは俺が守る」
車に怒りをぶつけるヨンジェ。
ヨンジェに返した結婚指輪が、ドレッサーに戻されているのに気づくジウン。指にはめてみる。
帰ってきて、結局、家メシを食べるヨンジェ。
元気がないが、ジウンの「面白い話」は断る(笑)
席を立とうとすると、行くなよ、何も言わずに座ってろ、と引き止める。
食事をしている間、
ヨンジェ「もしや、俺がお前を傷つけているか?」
ジウン「え?」
ヨンジェ「お前もそう言ってたし、ほかの人も、俺のせいで、お前が傷つくと。」
ジウン「ほかの人?誰に言われたの?」
ヨンジェ「あるひとが。」
ジウン「それで、なんて、答えたの?」
ヨンジェ「決まってるだろ。ジウンが傷つかないように、俺が守るって言ったよ。」
一瞬、止まるジウン。
ヨンジェ「いや、だから、俺は・・・」
守りたいってことは、その人を好きってことなんだよね?
その言葉が何を意味しているのか、気づき、「俺の炊飯器を守らないと・・・」とごまかすヨンジェ。
ポンポンと言い返すジウンに、笑ってしまうヨンジェ。
しかし、部屋では悩みまくり。
翌朝、運動に誘うヨンジェ。
眠くて、ぼ~っとするジウンを無理やり、走らせる。
朝、運動すると、飯がうまいだろう?これから、毎日、俺と運動しろ、といいながらも、お前の好きなことも一緒にやろう、それなら公平だろ、というヨンジェ。
全く、不器用なやっちゃ(笑)
自分達の結婚に関する記事が出回るが、気にするな、俺が解決する、と先に伝えるヨンジェ。
ジウン「私は平気だけど、イ・ヨンジェさんが困るんじゃない?」
ヨンジェ「俺が今までどれ程スキャンダルを書かれたか知らないのか?俺なら平気だ。ただ、お前のことを悪く書きたてられると、おれも辛い。記事なんか放っておけ。お前をしらない奴らが無責任に書いてるだけだ。わかったな」
考え込むジウン。
「私は平気だけど、あなたのことが心配だわ。」
そこへ、おしゃべりヒジンがやってくる。
「今度は何をしでかしたの?!」
ヨンジェの会社での様子を聞くジウン。ヘウォンと会えない状況だということもはじめて知る。
「ハン・チョウルイ(鳥類)様(笑)」宛に大量のバラが届く。
今後の災難に備えて、傷つく前の麻酔薬と言われる。たくさんの花々に囲まれて、大きな窓際に、二人並んで座っている。
お前、映画みたいなことが好きだろ。
じゃ、今度、マジックランドに行きたい
素敵なお店で、高級料理が食べたい
新婚旅行の場所にも、もう一度行ってみたい。
おぼれたら、また、助けてよね。
じゃ、そうするか。
ハン・ジウン アジャアジャファイティング!
そんな会話を通じて、やっと、気持が通じ合ったみたいで、ヨンジェの頬にキスするジウン。
そこへ・・・・いい雰囲気ぶち壊し。
「ごめんなさい、私、ただ・・・」
ヘウォンが、その様子をみて、出て行ってしまう。
いくら、ドアが空いてても、他人の家に入るのに、チャイム鳴らさず、声もかけないって、ちょっとありえないですけど。
追いかけるヨンジェを振り払い、泣きながら車で去るヘウォン。
夜、
「ごめんなさい」
「え?何が?」
「だって、私のせいで・・・」
「お前のせいじゃない。本当に炊飯器になったのか」
「え?」
「いや、バカなことを言い出すから」
会話を続けるヨンジェ。
「ヘウォンのことだけどさ、ヘウォンと初めてあったのは、9歳の頃だ。ヨンヒョン(妹)が死んだばかりで、父さんをすごく憎んだよ。家出しようとしたけど、ヘウォンのせいで出来なかった。」
「引き止めたの? それとも、理性を取り戻せって言われた?」
「いや、ためておいた金で、アイスを買ってやった。俺がいないといつも泣いてた彼女を置いていけなくて。結局、アイスを買ってやって、約束したんだ。一生、守ってやるから、泣くなって言ってやったんだ。お前のせいで、守れないところだった。ジウン、知らないだろ。お前は変な奴だ。」
「私が? どこが変? どうせ、また、炊飯器だの、鳥類だの、っていうつもり?」
「バカだな、それはからかってるだけだ。怒ると面白いから。ミニョク兄貴にお前を奪うと言われて、イヤな気分だった。いや、それどころか、腹がたった。お前を奪われまいと、俺は幼稚なことも随分した。お前といると、楽しくて、気分がいい。」
「本当に?」
「ああ、寒いギャグさえなければ。」
「ふふふ」
「ほら見ろ。お前といると、俺はよく話すだろ。お前といると、別人になるみたいだ。ヘウォンのことも忘れてた。ジウナ、本当は、お前を手放したくなかった。傷つかないように、守りたかった。だけど、もう、ヘウォンの元へ行かないと・・・」
ここまで、本音を話しておきながら、なんでそうなるの~~~~?!!!
★エピソード10-12の感想★
確実に、絆が出来上がっている二人。
家事をするシーンが多用されるのは、元々、家政婦として家事をするなら置いてやるという本来の契約もさることながら、家庭や家族を大切にする象徴だからでしょうか。
ふふ、どっちがやるだの、分担制にするだの、いろいろ決めても結局、なし崩しになっちゃうのも、普遍的なテーマなのかな。
あと、歯磨きシーンもね。
朝、食後、寝る前、生活を共にすると、どうしても時間帯が重なる率多し。
そこらへんをうまーく拾ってます。
契約書を書き直すところも、指輪をサインペンで書き足すところも大好き。
11話ラスト、この辺りの会話は胸がつまります。
「本当に、あなたが好きよ。好きなの。」
「笑わせるつもりか。冗談が過ぎるぞ。」
「笑わないで。私が見えないの? 苦しんでるのが見えないの? 辛すぎて、我慢できないの。もう終わりにしましょう。」
「バカだな。好きだなんて言うなよ。それを言われたら、一緒にいられないだろ。」
「わかってる。だから、別れようと言ってるの。離婚して、彼女のもとに行って。離婚しましょう。」
「すまない。これ以上、おまえとは一緒にいられない。」
恋愛感情を見せあわないことで、成立している男女って結構いますよね。
部屋で悩むシーンやカットがやたら多すぎ。
おんなじことを飽きもせず、考え込んでいるヨンジェ。
この純粋さが、彼の特質でもあるんだけど。
12話ラスト、ヨンジェの下した結論に、大ツッコミをいれました。
どう聞いても、これ、愛の告白なのに、置き去りにされるのはジウンなの?
一つ一つ、整理していかないと、前に進めないヨンジェのようです!