細切れ動画の放出量とスピード、tvN、半端ないって。← 流行り言葉をすぐ使う(苦笑)


ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 
【5話】
前回のラスト、絶妙な体勢でミソを抱きしめたヨンジュン。
ミソの好きなロマンス小説に載っていたと切り抜けるヨンジュン。
「こういうのを、ロマンティックだって言うんだろう?」
慌てて離れると、副会長様の記憶力には、いつも驚かされますと、平気なふりをするミソ。
ほんと、恋愛初心者の大胆さには驚かされます(笑)
 
副会長様は、庶民の味、ラーメンwithキムチを覚えた!
 
「キム秘書が作った料理を初めて食べた」
「そうでしたっけ?」
こういうのも、胃袋を掴んだってことになるんだろうか(笑) 
帰り際の、離れがたい感じも、もう一息。
 
 
ヨンジュンが帰ったすぐあとに、チメ片手に来訪した大きい姉ちゃんピルナム。
女の一人暮らしの部屋に、男性をあげるなんて、と、大興奮で怒ってます。
「チョルミョンでも、ジャジャ麺でもなく、ラーミョンですって?」
 
ヨンジュンも、すぐに自宅に戻らず、友人のパク・ユシク社長のところに寄ってた。
 
「ヨジャ(女)が、ナムジャ(男)に、帰る前にラーメンでも食べていかない?って、可愛く言うのは、このラーメンを食べたら、私たち付き合うってことよねって意味だろうが!」と、力説する。
「つまり、彼女はお前が好きなんだよ。」
「いや、だけど、キャビアでもトリュフでもなく、ただ、家にあった化学調味料入りのインスタントラーメンの裏にそんな意味が込められているものなのか?」
「まったく、なんて、初心な奴なんだよ、お前は。ラーメンはただの言い訳だ。男と女が閉鎖された空間に一緒にいたら、手をつなぎたいとか、お互いに抱きしめたいと思い始めるだろう?」
パク社長、その場にいたかのような、直球のご指摘、お見事!
「・・・・」
「どうした?」
「・・・なんでもない」
「もしかして、キム秘書となにかあっただろ?」
さすが親友(笑)
大学時代のいとこのクラスメートの話で、自分たちのことではないと、誤魔化すヨンジュン。
「おれたち(自分とミソが)がそんなに暇だと思うのか?」
「じゃ、お前は、俺のことを、こんな時間に、お前の大学時代のいとこのクラスメートの話をきかされるほど暇だと思ってるのかよ!」
あはは、パク社長最高!
すっかり、この二人のシーンの虜です。
 
かたや、お姉ちゃんは、さすが女性だけに、もうちょっと突っ込んだ話をミソにきかせています。
人は、同じレベル同士で付き合うほうが幸せで、それは何も人間界だけの話ではない。
(犬と鳥を例にあげてたけど、パク・ソジュンの『花郎』での無名時代の通り名は、『犬鳥公(ケセゴン)』でした。。。つい、どうでもいいことを思い出しました。)
 
「副社長は大富豪で、我々は庶民。完全に住む世界が違うのよ。」
手を延ばして掴もうとしても、遠すぎる世界。
改めて、そんなふうに言われ、表情が暗くなるミソ。
「あんたのことを心配してるからこそ言ってるんだって、わかるでしょ?」
わかっているけれど、あくまでも自分の問題だ、と言い返すミソ。
 
*****
夜中、眠りながら、うなされているソンヨン。
あれ、ソンヨンも誘拐か、監禁か、とにかくそんな過去があるの?
ヨンジュンだけじゃなく?
 
*****
朝から、ミソの自宅に、車で迎えにくるヨンジュン。
周囲や自分たちのいろいろなことを後回しにしても、確実に、まわりはじめた二人の何か。。。
 
ミソを助手席に乗せて、無意識に「今日も可愛い」と口に出ちゃうヨンジュン。
「・・・と、そんなふうに俺に言われたかったら、もっと、ファッションに気を配れ」
水曜日と金曜日に着てたブラウスだと、瞬時に誤魔化せてしまう頭の回転の速さと話術が、彼の大きな敗因です(笑)
ミソ用に朝食まで完備。
イ家専属シェフが作ったクロックムッシュは、ぜひとも、食べてみたいです。
 
朝のお迎え(運転もヨンジュン)や、朝食ばかりでなく、会社についてからも、エレベーターに乗り込む時もレディファーストを貫き、いつもと違う行動を取るヨンジュンに、思いっきり、戸惑うミソ。
ミソだけにあらず。
いつも、秘書課の前を通り過ぎるだけだったミンジュンが、「おはよう」と課員たちに声をかける。
ヨンジュンの機嫌のいい理由を聞かれるミソ。
みんな、興味津々(笑)
「さぁ、なぜかしら・・・」
そんなの、自分が一番聞きたいくらいだ、と思うミソなのでした(笑) ←「今日のわんこ」風。
 
あくまでも、ジェントルな自分を完璧に演出していると思ってるくせに、唇の傷に薬をつけるために近寄ったミソにドキドキしたり、紙で指を切ったミソを本気で心配しちゃうヨンジュンは、滑稽と言うより、悲哀ですらあり。
 
*****
昨晩の兄弟喧嘩ショックから抜け出せないオモニム。
妻思いのパパ(いつもは悪役が多いよね)が、兄ソンヨンに、ヨンジュンに謝るようにいいにきました。
「今、もし、ヨンジュンになにかあったら、うちの会社と全従業員も共倒れだ」
ああ、アボンニムったら、兄の地雷をいとも簡単に、踏みまくり。
 
ロビーに会いに来たという男性が、例のナンパ男で、あきれ果てるミソ。
「なんだか、僕に会えたのに嬉しそうじゃないですね」
先に、会いたいとe-mailを送ってきたのは、君なのに・・・と、ようやく、自分が作家のモルフェウスであることを打ち明けるソンヨン。
 
レストランに来た二人。
一転、謝り倒すミソ。
そうでした。ミソは、花粉症だったのよね。
くしゃみを抑えるしぐさだけで気づき、窓際の花の鉢植えを片づけるように、レストランのスタッフに申し出るソンヨン。
こっちも、やることがスマートね。
 
その頃、パク社長と食事中のヨンジュン。
不機嫌そうな様子で固まっている。
「どうかしたのか?」
「料理に石が入っていた」
スタッフに文句を言おうとするパク社長を、ミスは誰にでもある、と止めるヨンジュン。
「わが上司が、これほど寛大だったとは知らなかったよ」
機嫌がいい理由が、ミソとのことにあると気づいたパク社長。
「昨晩話してたお前の知り合いは、その子とつきあうことにしたのか?」
「いや、まだだ」
「まだ?あ~、お前の知り合いは、男のくせに行動力がないんだな。おれに言わせれば・・・」
顔色が変わるヨンジュン。
「そいつは、交際を恐れてるんだな」
「なんだと?なんで、お前にそんなことがわかる?(怒)」
「・・・お前の知り合いの話をしただけで、なんで、そんなに興奮するんだよ?」
「俺の親しい友人だぞ!」
ヨンジュンが激昂しても、お見通しのパク社長。
「彼が交際を怖がってるって、どうしてそんなことが言えるんだよ?」
「ただ、もどかしく思っただけだよ。それだけだ」
「お前が気にする必要はない。あいつはすぐにでも気持ちを伝えるはずだ」
「気持ちが高まっている間に、さっさとしろと言ってやれ。女子っていうのは、長く待たされるのが嫌いなんだ。」
「マジか?!」
このしたり顔!(笑)
 
 
******
食事を終えたソンヨンとミソ。
今度こそ、ミソの電話番号をゲットするソンヨン。
 
一方。
「告白か・・・」と、考え込むヨンジュン。
 
《私はただ、普通の男性と普通のロマンスがしたいんです》
 
「彼女は、普通の告白も望んでるのか?ずっと、特別な人生を歩んできた俺には、なにをどうすれば、普通なのかすらも理解できない。」
裏返せば、これはこれで、自分では選びようがなかった人生って意味だよね。
 
庶民に人気なレストランを聞いてまわるヨンジュン。
答える人答える人、食堂系、がっつり系ばっかりをあげてくるなかで、随行秘書くんに聞こうとして、思いとどまるヨンジュン。
でも、実はそんな彼がおしゃれでトレンディなレストランを次々と、諳じてみせるってどういうことよ(笑)

記念に、名前をご紹介。ボディーガードも出来そうな心身頑強なヤン・チヨル随行秘書、兼、運転手。
 
さて、そろそろ、グィナム代理のスーツの謎について、解明してほしいですよね。
またまた、ご飯粒がついた状態のスーツを着ているグィナム代理を見かけるジア。
うわさ通り、同じスーツを10着持っているというのであれば、なぜ、着替えないのか?と疑問に思うが、なかなか面とむかって聞けるわけもなく。
そんな中、彼の後ろを歩いていて、グィナム代理のスーツのボタンを拾うジア。
そのボタンをとりあげて、夕食の誘いの口実にしようとする先輩秘書ボン・セラ。
「今、返してあげた方がいいですよ。ないと困るはずです。たぶん、彼、1着しかスーツ持ってないはずから」
「あんた、まだ、そんなこと言ってんの?」
グィナム代理伝説を心から信じているボン秘書(笑)。
「2日続けて、スーツの同じ場所に、ご飯粒がついているのを見たんです。最初に見かけたときは、取り去るだろうと思ったのに、また、同じ場所にそれがあったんです。クリーニングに出してないという証拠です」
「あんた、探偵かなにかなの?」
給湯室にきても、どうでもいいことで、言い合いをする2人を、呆れたように見ているミソ。
しかし、他人のブラウスを、水曜日と金曜日に着てたとか、よく見てるよね。
「ああ、2週間前の火曜日にも着てましたよね」
「そうよ、3週間前の木曜日にも着てたんだから。」
私なんか、きっとお気に入りなんだろうなぁ、くらいにしか思わない女子力の低さですけどね。
 
今晩の6時からのUKグループの会長との食事の約束について、なにか重要な話がありそうだったから、君は来なくてもいいと言われるミソ。
「わかりました。それでは今日は、これで失礼・・・」
「8時でどうだ?」
「え?」
「ワインでもどうかな。話があるんだ」
「お話ですか・・・。では、最近合併したイリュージョンホテルのラウンジにでも予約を入れておきましょう。ちょうど、視察にもなりますし。」
「いや、必要ない。すでに、他のところを予約した」
「ご自分でですか?」
 
慌てて、服を買いにいくミソの涙ぐましさ。。。
 
そこへ、さりげなく、割り込んでくる巨人の影が・・・。
(188センチで巨人はかわいそうかな、イ・テファン氏)
約束があると言っても、アートセンターのオープニングの件をたてに、強引に会おうとするソンヨン。
 
~レストラン~
うわ、今日も貸し切りにしたのね。
席に座ってるのは、ヨンジュンだけ。

「おめでとう!君は、本当に天才的な私の、正直な告白を得る唯一の女性になるだろう。」

予行演習もバッチリ。


レストランの外で、ミソを待っていたソンヨン。

ミソのフェミニンな出で立ちが気にならない訳がない。
 

「こんなふうに立ち話をすべきではないとわかっているんですけど、本当に時間がないので。。。それで、あなたの御答えは? 決心してくださいましたか?」

「ミソさんを信頼して、お受けすることにしますよ」
「本当ですか?ありがとうございます。」
「そうやって、君が喜ぶだろうと思って、すぐに会いに来たんだ」
 
来週、発売予定のモルフェウスの新刊本を手渡すソンヨン。
「本を開いたとき、もっと喜んでくれるといいんだけどな。中にサインをしておいた」
 神のイタズラの出会いのようで、実は定められた運命だったのかもしれない
イ・ソンヨン
 
突然、その本をミソの手から取り上げると、ソンヨンに突き返すヨンジュン。
 
「副会長様・・・、どうしたんですか」
ミソの手を取ると、店の中に入っていくヨンジュン。
一人残されるソンヨン。
 
手をふりほどくミソ。
「こんなふうに連れ出した理由を説明してくださいませんか?」
「キム秘書から先に説明しろ。今のはどういう真似だ」
「彼は、モルフェウスという作家です。アートセンターのオープニングセレモニーに参加するかどうかの最終返答を、ここに伝えにきてくれたんです。」
「いつから、そんなことをしてたんだ?」
「少し前にお話ししたはずです。オープニングセレモニーに有名な作家を招待したらどうか、と申し上げました。」
「キム秘書がいう有名な作家というのがあの人間か?」
「はい」
「なぜ、最新情報を報告しなかった?」
「確実になるまでは、お話しないほうがいいと思ったんです」
「やめろ!」
「え?」
「とにかく、やめろ」
「理由をお聞きしても?」
「私は、キム秘書になんでも説明しなければならないのか?その思い付きが嫌なだけだ」
ヨンジュンからの拒絶に、ショックを受けたミソ。
「なにか、お話があるとのことでしたが、急ぎでなければ、別の機会にしていただけませんか?」
「そうだな。そこまで、重要なことでもなかった」
「それでは、これで失礼します。」
 
ミソの精一杯のおしゃれなワンピースも、かかとの靴擦れも、ヨンジュンが用意したとっておきのシャンパンもケーキも、どれもみんな悲しすぎる。。
 
~ヨンジュンの自宅~
「どうした?お前から会いたいなんて言ってくるなんて、驚くだろ」
兄を呼び出したヨンジュン。
「なんのつもりだ?」
「別に・・・。ただ、会社の助けになりたかっただけだ。それだけさ」
「なんだと?」
「俺が関与すれば、会社にとって大きな助けになると言ってた、ミソさんが。
ソンヨンを見据えるヨンジュン。
「そんな顔してどうした?もしかして、怖いのか?お前から彼女を奪うとか思ってる?」
「そんなはずない」
「でも、お前の顔は強張ってるぞ。お前がそんなに恐れるなら、やめるべきかな?」
「いや、続けてやってみろ」
「なに?」
「お前がどうしようと、俺は気にしない。キム秘書であろうと、会社であろうと、お前が左右できると思っているなら、自分を過大評価しすぎだ。お前には何もできやしない」
 
そうはいっても、ヨンジュンのこの不安げな佇まいは、兄の存在には、それだけ彼を動揺させる何かがあるってことのようです。
 
*****
翌日。
ミソに送るメッセージを打っているヨンジュン。
くす、前髪がおりてるのもよき。。。
《キム秘書、昨晩、君に怒ったことについては、理由がある》
違うな・・・。
《キム秘書、もし、昨晩、私を怒らせたことを謝罪するつもりがあるなら、君を許すつもりだ》
これはもっと違うな。
《キム秘書、すまなかった》
考えが全然まとまらない。。。
 
~回想~
昨晩のレストランで、なかなか現れないミソ。
「レストランの中まで、エスコートしたほうがいいかな。外で待つことにしよう」
そこで、親し気に話をする2人を見ちゃったわけですね。
 
携帯を放り投げるヨンジュン。
 
~会社~
昨日とは打って変わって、「おはよう」のおの字もなく、副会長室に入っていってしまうヨンジュン。
視線だけは、ミソをしっかりとらえてましたが。
 
副会長の口から、オープニングセレモニーに、作家モルフェウスを招待することが正式に、広報チームに通達されたと、チャン部長を通じ、秘書課にも話がまわってくる。
確認しに、ヨンジュンのもとを訪れるミソ。
「昨晩は、私には、絶対だめだとおっしゃったのに、お気持ちが変わった理由をお聞きしてもよろしいでしょうか?・・・ああ、そうでした。私には、全部、説明する必要はないとおっしゃってましたよね。どうか、もう二度と、線を越えてこられませんように。正直言って、誤解するところでした。付き合ってくれとか、結婚してくれとか言われて、私に対して良くしてくださりはじめて、だから、本心かもしれないと思ってしまいました。」
「キム秘書・・・」
「どうか、二度と私を惑わせないでください」
きびすをかえすミソ。
こんなはずじゃなかったのに・・・は、あとどのくらいのパターンでやってくるのだろう。。。
 
****
ジアとボン秘書が休憩中に、グィナム代理が通りかかる。
「しまった! ボタンを置いてきちゃった」
昨日のスーツのままだったら、ボタンがないはずだから、賭けましょうか?と持ち掛けるジア。
 

そこへ背後から、「どうも誤解があるようですね」とグィナム代理の声が!

 

「確認してみてください。このジャケットのどのボタンがなくなっているのか、」

おもわず覗き込んでしまうジア(笑)。

「こっちに4つ、こちら側にも4つ、前面に2つ、内ポケットに一つずつ。それから、予備ボタン。」

なぜ、予備ボタンまで持ち歩いているかは別にしても、完璧(笑)

「申し訳ありません。とても失礼なことをしてしまいました」

頭を下げるジア。

ボン秘書のお誘いを瞬殺で封じたあと(笑)、ジアに向かって、「これからは、誤った噂を流さないでいただきたい」と去っていくグィナム代理。

なんか、不敵な笑いを浮かべてるけど、この話、これでは終わらないのかな(笑)

 

~副会長室~

仕事中でも、ミソが気になって仕方がないヨンジュン。

「本気で怒ってるみたいだな。どうすべきかな・・・」

こめかみをおさえていて、すこし、痛みを感じたヨンジュン、思いついてしまったようです。

 

わざわざ、ミソの秘書デスクまでやってきて、頭痛を訴えるそぶりを見せただけで、かかりつけ医に連絡するミソ。

「チェ医師ですか? 副会長様が頭痛のようです。 ・・・・10時なら診察可能です」

氷のような対応(笑)

「それほど痛いってわけじゃ・・・」

「そこまで痛くないそうです。では・・・」

失敗(笑)

 

結局、なにも手につかないヨンジュン。

ミソが立ち上がると、部屋に入ってくるのかと思い、わざとネクタイを緩めようとしたり。。。

 

「来週のオープニングセレモニー用のスピーチ案をEメールで送りました。ご確認ください」

一礼して出ていこうとするミソに、

「ネクタイがまがっているようなんだが・・・」と声をかけるヨンジュン。

無視した!

ミソが、あのキム秘書が、副会長様を無視した!

溜息をつくヨンジュン。

 

同じく給湯室で、溜息をついているミソ。

そこへ、主任が慌てて駆け込んでくる。

「驚くなよ。作家のモルフェウスは、イ副会長の兄だそうだ」

「え? それ、本当ですか?」

昨晩のことなど、一気にふっとんだミソ。

 

遊園地デートの時に、兄との確執について触れていたヨンジュンのことを思い出す。

(兄弟の仲は、かなりよくないようだったわ。)

 

****

「なんだと? どうやって謝るかだって?それのどこが難しいんだ? “ミヤネ~”。ただ、それだけ言えばいいだろう?」

「お前、“ミヤナダ”はスペイン語でなんていうか知ってるか?」

さぁ、と肩をすくめるパク社長。

「“ル シエント”だ。言ってみろ」

「ル シ・・?」

「ほら、言い慣れてないから言えないんだ。今まで、言ったことがないだろう?俺にとって、“ミヤナダ”はそういうことだ。今まで、一度も言ったことがない。謝る以外に機嫌をとる方法なんてあるか?」

「ない」

「じゃ、もし、俺が言わなかったら?」

「その人を失うことになるだろうな」

そういわれたときの、ヨンジュンの顔・・・。

 

~会社の廊下~

お互いに、お互いの存在を認識したふたり。

 

ああ、ここで、両手をポケットに入れる立ち姿を見せるパク・ソジュンの計算(笑)

まず、キム秘書よりも、先に私を落とそうとしているようですが、そんなの今更です。

一歩ずつ近づき、すれ違う。

OSTの「It's you」が印象的にリフレインされてます。

 

立ち止まるヨンジュン。

「キム秘書」

振り返るミソ。

 

「なにか、お話が・・・」

「俺が悪かった・・・」

「え?」

「ごめん」

「いえ、私こそ、申し訳ありませんでした。副会長様は、理由もなく、怒ったりされるような方ではありません。私が感情的になりすぎていました。でも、これだけはわかってください。副会長様に良かれと思ってのことでした。」

「十分、わかってるよ」

歩調一つで、気持ちが通じあえる関係っていうのもいいね。

 

「キム秘書は、関係修復を祝って、夕食を一緒にするべきだと思ってるだろうが、我々には、こんなに忙しく働かなければならないほど仕事が残っている」

まぁ、夜のオフィスで、二人っきり、並びあってお仕事するのも、また、よきものですよ。

 

「私は平気ですよ。」

「君はそうかもしれないが、俺は君のせいで仕事どころじゃなかった」

「え?」

思わず、見つめあっちゃう二人。

あ、彼が書類を置いたわ。。。って、実況してる場合じゃございません。

「コーヒー淹れてきましょうか」

「コーヒーならそこにある」

「ちょっと、暑くありませんか? 窓をあけてきましょうか?」

「もう開いてる」

立ち上がる副会長様。

「キム秘書、ちょっと前、君は、二度と惑わすなと言ったよな」

「あ、それは・・・」

「でも俺は・・・キム秘書を惑わせたい」

「え? それって・・・」

ミソに近づくヨンジュン。

先に目を閉じたのはミソでした。。。

 この角度的には、完全に、チューしてるように見えるけどね。

 

これで終わらないのが、「副会長がなぜそうか?」 ← このドラマ、このタイトルでも通用するでしょ。

 

ヨンジュンがやらかした♪

唇を合わせる直前に、なぜかそんな自分に驚愕して、こともあろうに、ミソを椅子ごと、突き飛ばすって!

くるくるくる~~~

唇がチウキスマーク口笛の形のまま、椅子が回転しながら、後ろの戸棚に激突。

ミソちゃん、軽いから(笑)、よーく進むわねDASH!DASH!

 

「・・・キム秘書」滝汗

 

ぎろり・・・。ムキー

 

★第6話に続く★

 

長くなりすぎましたので、5話は5話で切ります。

 

でも、登場人物の皆さまも含めて、展開が面白くて、あれもこれも突っ込んでるうちに、やめられなくなりました。

細切れ動画を水曜日の深夜に見たときは、大笑いしました。

 それはそれで、このドラマのねらいなので、おもいっきり、正しい有り様だと思います。

 

しかし、6話冒頭を見ると、そう笑ってもいられず。

ええ、そうです、また、騙されてあげたわよ!プンプン

 

幼児期に、極限の恐怖を体験すると、記憶のすり替えを無意識に行うことがある。

なんか、ソンヨンと、ヨンジュンの認識の差が激しすぎて、妄想魂に火を着けます。

 ま、そんなサスペンスフルな展開を持ってくるかな、このラブコメで(苦笑)。