11話です。
状況説明を端折ったぶん、画像が多くなっちゃいました。
3分割してます。
本国での放送は終了しましたが、ネタバレOKの方のみ、おすすみください。
■『推理の女王2』第11話(1)
またまた裏路地を一人、電話しながら歩くミジュ。
んもう、この雰囲気、危ない感じしかしないじゃん(怒)
「ああ、オッパ(シワンのことね)、うん、通ったよ。え、知ってた? 飲みに行かない?・・・一緒に? なんのために?会員が芸能人だっていうの?まさか・・・MC Jay?・・・すっごい偉そうって聞いたよ。なんで、そんな人が私たちみたいな一般人と飲むのよ」
ミジュが、楽しそうに、シワンと話してるのを見るだけで、なんか言葉にならない。
少し離れた路地の前方に、男性が立っているのに気づくミジュ。
「オッパ、電話切らないでね。変な人がいるの。バーバリーマンだと思う」
道を変え、歩き続けるミジュ。
「ああ、なんか、気のせいだったみたい。うん、それじゃ」
電話を切ったとたんに、口をふさがれるミジュ。
あんでぇ~~~!
~ヒヨンの自宅~
「彼は野心家ね。これを着たほうがいいわね」
赤いドレスを撰ぶヒヨン。
今度は誰に会うですか?でも、これ、前回の終わりに着てなかった?
ああ、「チョンダムドンスペシャルケーキ」まで持ってる。
どこかのレストラン?
~署長室~
ウ警監が入室してくる。
「ウ警監、どうしてここに?」
そのまま何も答えず、探知機を取り出すと、部屋を調べて回るウ警監。
ボグク社長が仕掛けた盗聴器を発見する。
発見されたことは、盗聴機探しのハウリングで、ボグク社長のアジトに、すぐに伝わる。。。
署長が、盗聴機の件をウ警監にたずねる。
「(仕掛けられていると)どうしてわかった?」
「キム室長に会ったそうですね。なぜ、教えてくれなかったのですか?」
「キム室長が危険な人物だからだ」
「私を守るために隠したということのようですが、申し訳ないが、それを信じることはできませんね」
「今となっては、もはや誰も信じられない。キム室長が誰なのかさえ、知らないのだ」
「それでは・・・キム室長に会ったことはないのですか?」
どう説明したらよいものか、と思案するシン署長。
~レストラン~
サングラスをかけなおすヒヨン。
すでに、手にはケーキの箱はない。
「今日は、買い物でもしようかしら?」
~デパート~
コートを鏡にあてている女性に声をかけるヒヨン。
「とてもお似合いだわ」
「でも、高すぎるわ・・・」
「その値段の価値はあると思うけど・・・」
~署長室~
ウ警監「それなら、どうやって、キム室長と連絡をとりあったのですか」
署長「はじめは、女子高生だった」
公園で、女子高生から、突然、携帯を渡される署長。
「その次は、ホームレス。毎回、違う人物だった」
「声は覚えていますか?」
「かけてくる人物も毎回違った。最近は、主に女性の声だ」
「女性・・・」
そのとき、タイミングよく、かかってくる電話。
署長の代わりに出るウ警監。
「キム室長です。今週、会う時間と場所を変更しましょう。京畿道華城トンピョン郡で7番のタクシーに乗ってください」
ヒヨンの指示どおり、一方的に電話で話すと、報酬として、コートを受け取る女性。
「これでいいの? あ、電話、忘れてますよ」
「捨てなさい。・・・危険だから」
~署長室~
「この方法で、キム室長を捕まえることができるのかね?彼は、我々を盗聴しているんだぞ。」
「おそらく、キム室長ではありませんね」
「キム室長から離れるのを手伝ってくれると言ったじゃないか」
「だから、私を信頼してください。署長と私はすでに、同じ船に乗ってるんですよ」
「キム室長は、本当にくるだろうか?罠じゃないのか?」
「私が出向きます」
「・・・私は、シンイン警察署を逃げ出したのだ」
「シンイン警察署で、一体何をしたんですか?キム室長は何を要求したんですか?」
ウ警監の語気が強くなる。
「私はただ、オ刑事が捜査したことを黙殺しただけだ」
「もう、止めなければなりません」
「私は、本当に、静かに引退したいのだ。娘もここで働いている。どうか、トラブルだけは避けてくれ」
「キム室長を捕まえるよう、お手伝いしましょう」
~不動産屋~
早速、ワンスンの部屋探しに着手したソロク。
予算で紹介される家は、カビだらけだったり、極狭物件だったり・・・とても、まともなものがない。
「チュンジン洞だとなかなか空きが出ないんです。あ、1部屋だけを間貸ししたいという家があることはあるんです。大家さんは補償金を下げないかもしれないですけど」
「それって、どこですか?」
「うわ、素敵なおうち」
「お客様の予算で借りられるのは孝試院の部屋くらいですからね、本当にラッキーですよ。あ、ところで、家主さんは男性なんですよ。大丈夫ですか?」
「もちろんです。(小声で)女性なんてだめよ」
「もし、かまわないならいいんですよ」
「私、ここに決めたいです。保証金はおいくらですか」
「家主さんは、そんなにお金は必要ないみたいで、2か月分で貸すそうですよ」
「すごいわ、歩き回った甲斐があったわ」
「家主さんが家に戻ったら、すぐにでも契約したほうがいいですよ」
「そうします。こっちの部屋ですか?」
「いえ、そちらではなく、こちらの部屋です」
「静かだし、綺麗だわ。素敵・・」
そのとき、家主帰宅(笑)
「あら、お帰りですね。借主さんが少しでも早くサインをしたがってます」
「そうですか・・・」
その声を聞いて、驚いて振り返るソロク。
「ウ警監様?」
「ユ・ソロクさん?」
交渉タイム(笑)
「本当にここに引っ越してくるおつもりですか?」
「ずっとチムシルバンにいることはできません」
「思ったより、大変なようですね、ですが、毎日、お互い職場でも会うのに・・・」
「だからいいんじゃないですか。お互いに理解し合えます」
「いえ、これはどう考えても、気まずいですよ」
「いえいえ、ご迷惑はかけません」
「本当に大丈夫なんですか?」
「どうか、お願いします! 予算だと、孝試院くらいしか借りられないんです。他に選択の余地がないんです」
「ですが、どう考えても・・・同じ家に住むというのは・・・」
「まったく気にしませんし、そんな時間もありません。あ、料理も上手です。驚くと思いますよ」
「いえ、料理の心配は必要ありません」
憎からず思ってるソロクと同居!?
さすがの、ウ警監が焦りまくってるわ!(笑)
膝までついて頼み込むソロク。
「一時的でもいいんです、お願いします」
「ユ・ソロクさん、たってください」
「お願いですぅ~~~」
主語って大事ね(笑)
「ハ刑事は、私がいなかったらどうなってたことか・・・。」
部屋を出てすぐに、電話をかけるソロク。
「あ、刑事さん? 今日、引っ越せるわよ。すっごくいいところなの」
「もう?チュンジン洞で探すのは大変なんだぞ。いや~、アジュマにも、犯人を捕まえるよりうまくできることがあったんだな」
「これ以上、署で寝るのがいやなら、さっさと引っ越して。荷物をまとめて、引っ越し屋さんに電話してね。急いでよ、無駄にしてる時間ないんだから」
「わかった、わかったよ」
「じゃあね」
電話を切り終わったあと
「あ・・・ウ警監の家だって、言い忘れちゃった。・・・もし、ウ警監の家だって知ったら、引っ越さないって言い出すかもしれないわ。どっちにしろ、一時的なんだから。とりあえず、引っ越してきてみればいいのよ。うん、それがいいわ」
さて、その日の晩・・・
「やはり、バスルームも共用することになるのか。家じゅう、掃除すべきかな。パジャマはだいぶ古くなってるし。新しいのを買うべきかな。」
ええっと、ウ警監ニムがそこまで考えているなんて・・・。(/ω\)
「いや、やはり、これはだめだ。断るべきだ・・・。でも、チムシルバンってどういうことだ?そんなに苦労しているのか?あ~、おかしくなりそうだ」
そこへチャイムが・・・(笑)
真の借主登場。
「ハ警衛がなぜ?」
「ウ警監・・・」
ようやく、お互いの状況がわかったみたいです。
そのころ、ソロクは・・・。
「引っ越しはスムーズにいったかな。ウ警監も、ハ刑事を手伝ってくれるわよね」
ワンスンのイビキに、耳を塞ぐウ警監。
「同じチームなんだもの、夜にはミーティングだって出来るし、ちょうどいいじゃない」
一人、大満足なソロク。
~ハ&ジョンローファーム~
チスンのもとに、辞表を提出にくるスタッフ。
「代表、お仕事中、申し訳ありません」
「オ弁護士、あなたが辞任すると、我々の主業務の詳細が・・・」
「詳細に関する引継ぎは必ず終わらせます」
決意は固そうな表情で、出ていく。
入れ替わりに入ってきたスタッフに、状況を訪ねるチスン。
「誰かが、うちのスタッフを引き抜いている・・・すでに15人も辞めていった。リストラは避けられませんか?」
「はい、公益事業の基礎から始めましょう」
「いや、同伴はだめです。」
このときのスタッフの顔・・・気になる。
おそらく、採算の取れない部署から整理するのが通常なのに、私情が入っていると思われたのかな。
「同伴以外でリストラを行いましょう。どこから始めるべきですか」
ヒヨンを招き入れるチスン。
「こんな時間にどうしたんですか?電話をもらって驚きましたよ」
「ちょっと寄ってみただけです。おなかすいてませんか?」
差し入れの袋を見せるヒヨン。
「ありがとう」
机の上の辞表に気づく。
「あれって、最近ですか?」
「違いますよ、心配ありません」
「私にお手伝いできるかもしれません」
「うちの事務所の弁護士たちが、どうも振り回されているようです、どう考えても、父の休養が原因でしょう」
「私は、もう、同伴の代表ですし、ハ&ジョンローファームの一員でもあります。私も、なにが起きているか、知っておくべきだと思うんです。」
「ジンミグループの買収を担当していた15人の弁護士が、突然、揃って、辞表を提出したんです。」
「彼らのリストを見せていただくことはできますか?」
~ウ警監のおうち~
翌朝、ワンスンが部屋から出てくると、すでに起きて、コーヒーを飲んでいるウ警監。
「もう起きてらしたんですね」
「よく眠れたようだな」
コーヒーが好きだと言って、ウ警監の飲みかけのコーヒーを持って行ってしまうワンスンに、
「これは、相当、気まずいぞ」と呟くウ警監。
トイレの時間も重なる2人。
いや~~大変だ(笑)
~チュンジン署~
別に一緒にきたわけじゃないのに、たまたま、重なってしまった2人。
「二人が一緒に来るのを見れて、嬉しいです。最初の夜はどうでした?」
ソロク・・・刺激しすぎ(笑)
「そこそこだろ。トイレが一つしかないんだ」
また、ぼやきがはじまるかと思ったら・・・
「ユ・ソロクさん、どこにいる? ユ・ソロクさん」
「はい」
チョ課長に呼ばれるソロク。
「ミーティング用に50杯、コーヒーを用意して」
「私がですか?」
「なぜ? 嫌なのか?」
「いえ、行政職は、まず最初に事件を知ったり、たくさん重要な業務があると聞いてましたので・・・」
「誰がそんなことを?」
ワンスンのほうを見るソロク。
PCの陰に身を屈めても、隠れてないし(笑)
「で、結局、コーヒーを作りたくないってことか?じゃ、いい」
「いえ、いえ。私がおいしく入れます、コーヒー」
チョ課長が去ってから、呟くソロク。
「義理家族との生活が終わったと思ったのに、また、給仕するのね」
~科捜ラボ~
ギョンミがファンチーム長に挨拶をすると、異様に小さな声で、ほとんど何を言ってるか聞こえない状態。
あまりにも小さな声で、金網に顔をつけて、やっと聞こえる程度。
「お茶を持ってきてくれ!」
そうかと思えば、突然の大声で、朝から、振り回されっぱなしのギョンミ。
~会議室~
全捜査員の会議のようです。
署長に尽くすという無駄な努力を続けるワンスンと、それを阻止するチョ課長のとんちんかんな攻防。(笑)
会議の前に、ギョンミを紹介するファンチーム長。
顔につけた特殊インクを浮かび上がらせ、皆が嘲笑する様子をみて楽しむ・・・ほんと、幼稚すぎ
。
普通に挨拶をしているだけなのに、皆に嗤われて、不思議におもうギョンミ。
でも、署長が笑うからって、合わせて笑うなんて、ワンスンらしくない!(怒)
固い表情をしているのは、ケチーム長とウ警監だけ。
ウ警監「ファンチーム長、やめろ。幼稚だぞ」
そこへ、50人分のコーヒーをワゴンに乗せて、一度に運んでくるソロク。
「何事だ、それは?」
「食堂で借りてきました!」
一人で給仕するのなら、これが一番だもんね。
ソロクから、コーヒーを手渡しされたかったウ警監の微笑み!!
からぶったときのがっかり顔もGOOD!
一人ひとりの前に置いていく途中、ギョンミの顔に浮かび上がった模様に気づき、
「どうしたの?それ」と声をかけたことから、事態は発覚。
会議終了後、
「なにか文句があるかね?怒ったのか?」とファンチーム長に聞かれるギョンミ。
「ありません」
必死で我慢するギョンミ。
「もし、笑うのが難しいようなら、それは本当に怒ってるってことだぞ」
プンプン怒っていってしまうと
「そうはみえないけど・・・」と呟くファンチーム長。
「科捜の伝統みたいなものだと思えばいい」
ギョンミを待っていたようなケチーム長。
ああ、個人的に、こういう風に待たれるの、弱いって、何回も言ってるような気がするけど、弱いものは弱いの。
「彼は、新人が入るといつもやるんだ」
「ああ・・・ええ」
それでも、怒りで、唇がプルプル震えてるギョンミ。
「僕もやられたんだ。」
新人の頃を思い出すケチーム長。
「あ、そうだ。その塗料を落とす特別なクリームを持ってるよ。あとで渡すよ」
「ありがとうございます」
なんだろ、この展開。
先日の、身分証を拾ってあげるとか、案内してあげるとか、今日のこの人知れずの励ましとか、普通だったら、このライン、すごく気になるじゃない。。。
序盤だったら、ペチーム長の危機って騒いでたかも(笑)