長くなりましたので、分割しています。

『力の強い女ト・ボンスン』第9話(1)はこちらから。

 

■ 第9話(2) 목숨 건 사랑 命をかけた愛

 

廃車工場にやってきたグクトゥ。

「こちらの・・社長さんですか? ・・・あなたが、ここのオーナーだったんですか?」

「ええ、そうですよ」

やっぱり、目撃者で合ってたのよね? 雰囲気違うけど、なんとなく顔似てるって思ったのよ。

ははは、そうそう、見比べようと思ってて忘れてた。てへぺろ

 

「アフリカへの出張はうまくいかれたんですか?」

「ああ、はい。もう犯人は捕まったんですか?」

「まだです。あなたの証言どおりの人物を探しているのですが、なかなか該当者が現れないんです」

「ところで、こちらには何の御用でいらっしゃったんですか? もうそろそろ、終わろうと思っているんですが」

「ああ、 こちらでは、中古部品も買い取りして、販売もしていると伺いました。私の車をみてもらうことはできますか?」

「いいですよ。今、みてみましょうか」

脚で、そっと、電気ストーブを横に寄せる男。

それに気づくグクトゥ。

 

男が車をみている間、その周辺を見まわるグクトゥ。

不審なコンテナの扉を発見。

気になり、少し開けてみたところで、後ろから、呼び止められる。

「あの、あなたの車、どこも問題があるようには思えませんが」

バールを手にしている男。

「もう、すぐに閉めたいんですよね」

「そうですか、わかりました」

その場をあとにするグクトゥ。

 

運転しながら、思い返すグクトゥ。

~回想~

「この二つの重大事件は別物だな、チョン・ヒョンジュンさんの殺人犯は、こっちの誘拐事件の犯人じゃない」

「私は、同一犯だと思います。」

「犯行現場は同じでも、採取された足跡が異なっているじゃないか」

 

現場での足のサイズが異なっていた・・・。

 

トボン署に戻るグクトゥ。

もう一度、PCを確認する。

 

「おい、おまえ、いい加減にしろよ。いままでどこ、行ってたんだよ」

歯磨き中の班長。

「班長、犯人は どんな目的で、犯行現場を同じ場所にしたんでしょう?犯行現場を滅茶苦茶にあらしましたよね。なんで、そんなことをする必要があったんでしょうか?」

「なんだよ、いきなり。」

「現場の足跡が違っていたことを覚えてますよね?最初の、チョン・ヒョンジョンさん殺害の現場では正体不明の足跡。靴のサイズは27センチでした。それは本当に犯人の足跡だったんでしょうか?」

「だから、さっきからなんだよ。お前も、犯人が、犯行現場をあらしたって言ってるじゃないか。

「同じ場所で、第2の罪を犯したんでしょうか?捜査をかく乱するために、偽の足跡を残したとは考えられませんか? 証人の キム・チャンヒョン氏を覚えてますか?」

「もちろん、覚えてるよ。彼が、犯人は大足だったって、重要な手がかりをくれたんだろ。」

ため息をつくグクトゥ。

「今日、私が廃車工場に行ったら、そいつが、廃車工場の社長でした。」

班長だけでなく、係長ほか、そこにいた刑事の顔色が変わる。

「おい、ちょっと、場所をうつそうぜ。」

 

~ミニョクの病室~

横になっているミニョク。

 

「もう家に帰れ。」

「いいえ、私は、ここにいます。」

「一人にしてくれ。帰っていいから」

「社長様。なんで、あなたはいつも悲しい時、一人になろうとするんですか? 前にもそうでしたよね? 誰かが必要なときにもすぐ一人になろうとする。そんなことはしないでください。覚えてます? 一人で泣いたり、悲しんだりしないって、約束したじゃないですか。一緒にいますから」

それに応えず、ボンスンとも目を合わなさいミニョク。

 

「お腹空いてませんか?」

「うん、腹減った」

少しだけ、微笑むボンスン。

「なにが食べたいものありますか?」

「お前の家で食べたようなの・・・」

うう、ミニョクが、かわいい。

 

その頃、ボンスンの自宅では、大変だわ~~~。オンマが アンソバンのために、自作の歌を歌いながら、ごちそうを準備してます。

味見しようとしたアッパ、叱られます。

「なんで、先祖の供養の食べ物でもあるまいし、俺が食べちゃだめなんだよ」

「だめよ、これはまず、アンソバンが食べてからよ。 こういうの、好きだといいんだけど・・・」

 

~ミニョクの病室~

丁寧に、ミニョクの手を拭いたり、顔を拭いたり、ケアするボンスン。

いや~ん、見つめあわないで。

「どうして、あんなことを?」

「なにが?」

「どうして、私をかばったりしたんですか?」

じっとミニョクを見つめるボンスン。

 

ふっと、穏やかにわらうミニョク。

おまえ、あの時もそうだったな。

おれたちが、はじめて、警察署で会ったとき、そんなふうに俺の目を見てた。

他の男を、そんな目で見つめるなよ。

あああ、もう、

 

おまえだろ?

なにが?

バスの少女。あのバスを止めたのは、お前だろ?

ため息をつくボンスン。

<回想>

学校がえり、バスが暴走していることに、気づいたボンスン。

まだ、黒髪だから、中学生? 高校生?

さすがのボンスンの力でもなかなかとまらない。

危機一髪。

バス後方の下の牽引金具が、ボンスンの手形くっきりに、跡がついてしまうほど。

 

靴底が摩擦で・・・完全に穴があいてしまいました。。

オンマに殺される。どうしよう~笑い泣き

 

「あの時がはじめてだったんです。ずっと秘密にしてたから。他の人のために、力を使ったのは。変な気分でした。」

「俺は本気で思ってた。俺の母が、天の空から送ってくれた天使だって。それが、おまえだったなんて、信じられないよ。」

「天使だなんて、そんなとんでもないです。」

「墓参りに行く途中だったんだ。夜間授業をサボってさ」

「ちょっと待って。夜間授業をサボって? それって、高校生のときのこと? 」

「ん?」

「たった今、そういったでしょ? 夜間授業をサボったって」

「いや・・・」

「なんか変だわ。社長様、とにかく何歳ですか?」

「なんだよ、急に」

「だって、その時、あなたが高校生だったとしたら、同い年か、私より年下ってことでしょ。それなのに、最初からため口で話してたってことですか?」

 

急に痛がるミニョク(笑)

「え、どうしたんですか? 痛くなったの? 痛み止め飲みますか? あ、その前に看護師さん・・・」

「いや、いいから」

看護師さんを呼ぼうとするボンスンを必死で止める。

「どこにもいかないで、ここにいろ」

「はい」

「少し、やすむから、さっきの続きをしてくれ」

手を拭き始めるボンスン。

「なんか漏れてきたかも」

「えええ???」

「いいから、続けて」

「このへんは、出血してませんよ~」

「ああ、気持ちいいよ。ちゃんとやれよ。そうそう、指の隙間もな。」

なんだかんだ、上機嫌なミニョク。

 

 

5番目の被害者?

尾行され、またも犯人の餌食に女性。

 

ゲームセンターで、ボンスン大活躍の動画を加工する高校生たち。

「そんなんじゃだめだ。」

「よし、声も変えろよ」

ボンスン、好かれてるねぇ。大騒ぎです。

 

~再び、ミニョクの病室~

「腹減ったよ~」

「私にはどうすることも・・」

と言ってるそばから、ごちそうをもってきたボンスン両親。

「ああ、ありがとうございます」

「どうですか、社長様」

「ええ、どうぞ、おかけください」

「彼は、うちのご飯が食べたかったみたいよ。」

ビビンバを混ぜ混ぜするボンスン。

「さぁさぁ、一度食べたら、病みつき、ト家のビビンバは、ドボン洞の名物だからね」

テキヤの売り子みたい(笑)

「どれどれ」

オンマの味見チェック。

「どう?」

「よし」

 

「お待たせしました~」

せっかくのビビンバ・・・あ~んして食べさせようとしたのに、そこへ、ボンギが飛び込んできました。

「ねえさん、ストップ!ストップ! 社長は『禁食』なんだよ、これ見てないの?」

ベッドのわきに掛けられた張り紙を見せるボンギ。

「あら、どうしましょう・・・」

「大丈夫ですから、気にせずお食べください。」

そういうしかないミニョク。

「でも・・・そんなことできませんわ」

「いえいえ、どうぞ」

未練たっぷり、今にも、ボンスンのスプーンに乗ったビビンバを食べそうなミニョク。

「ああ、だめだめ、俺がもらうよ。」

ボンギがパクリ。

 

病室で、ミニョクそっちのけで、ビビンバを食べるト家のみなさん。

ミニョク・・・ファイティン(笑)

 

~ペクタク産業の病室~

ここで、横になられますか?

私は、誰とも横にならない。

では、お先に寝ますよ。

顔が腫れあがってるペク・タク。一人、病室をあとにします。

 

すっかり空になったビビンバの器。

ミニョク以外、満腹。

「もう、帰っていいぞ」とボンスンに声をかける。

「お父様、お母様、今日はわざわざ、来ていただいてありがとうございました。どうか、ボンスンと一緒にお帰りください」

「何をおっしゃってるんですか? この子は残りますよ」

「今日は、ボンスンも疲れたと思いますし、帰って休ませてあげてください。私は大丈夫ですから」

「じゃ、私が残ります」

オンマが、とんでもないことを・・・。

「え?」

「遠慮なさらないでください。私、看護は得意なんですよ。なにしろ、いろんな人に怪我させてきましたから。」

「オンマ!」

「入院させたこともたくさんあるし・・・だから、怪我の世話は大得意なんです」

「大丈夫です。」

「大丈夫なわけないですわ~~~不便にきまってますもの」

「いや、むしろそっちのほうが・・・。」

ヒュルリ~~。

「あ、いえいえ 一人でも快適なんですよ」

「じゃ、私たちは、かえりましょうか。」

あははは。オンマの機嫌を損ねないように、わざとらしく帰る準備をするボンスンたち。

 

ペクタクが、ミニョクの病室を見舞います。

ちょうど、ト家ファミリーが病室から出てきたところで、あわてて、姿を隠します。

 

ジュースセットを手にもってますね。

ペクタクに気づいたミニョク。

「もし、あの子が刺されてたら、俺、お前らを殺してたぞ。」

二の句の告げようもないペク・タク。

「出てってください。もう俺たちは、お互いに顔を合わせることがないよう、願ってます」

「これ・・」

テーブルにジュースを置いたペク・タク。

「俺たちの関係で、こんなものをやりとりする必要があると思いますか?」

す~っと、ジュースの箱をもちあげる。

「ト・ボンスンは、どんな存在だ?」

「あんたに、説明する義理はないはずだが」

「どこで、彼女をスカウトしたんだ? どこで見つけたんだ、あんな貴重な・・・」

「出てけ!!」

「・・・出てくよ。」

すごすごと帰るペクタク。

「なんだよ、あいつ。」

 

ボンスンとすれ違うペクタク。

「ト嬢!」

ジュースの箱を差し出すが、無視するボンスン。

「私、そういうの、好きじゃないんです。」

「うちの部下の失態をお詫びいたします。傷付けるつもりはなかった。あいつの勝手な判断でした。理解していただけませんか?わが社は、ここで再開発事業の一切から手を引きます。すべて失いました。完敗です。」

「もうこれ以上、私たちの間に、何も起こらないことを願ってます」

「しかし、あなたもご承知のように、私は、たくさんの部下を抱えておりまして、彼らを養わなければなりません。(女性にやられたなんていう)噂がたってはやっていけないんです。そんなことにでもなれば、廃業するしかない。」

「それについては、心配しないでください。私だって、そんな噂がひろまるのは困ります。」

「そうですよね、そんな評判が広まったら、結婚もできませんよね」

「そんなことを言ってるんじゃありません。私は、騒がれることなく、静かな生活を送りたいんです。おじさんたちも注意してください」

「努力します。 きっといい方法があるはずです」

「それでは・・・」

「もしかして 私と一緒に働くことに興味はありませんか?」

「おじさ・・・とにかく、お大事に。」

 

戻ってきたボンスンを見て驚くミニョク。

「帰らなかったのか?」

「なんで、帰らなきゃならないんですか? こういうときには、一緒にいるって、前に約束したじゃないですか。 私は、約束を守る義理堅い女なんですよ。それに、オンマが私の着替えとかもちゃんと準備してきてくれましたし。」

紙袋を持ち上げて見せるボンスン。

「社長様」

「なんだよ」

「今日、これから、何して過ごします?」

「どういう意味だよ。あ、そうだ、風呂に入りたい」

「へ~~~、“お風呂”って言いましたか?」

「別に、かまえなくてもいいよ。髪の毛を洗ってくれればいいんだ」

「ああ・・」

「なんだよ、なに想像したんだよ」

「何ってなんですか? まったく・・・手がかかるったら、ないわね」

「もう泣き言か? なんでもするって言っただろ」

「いいんですか? このまま、勝手に外しても? 誰か呼んできたほうがよくないですか?」

「いいよ、俺がやるから」

 

 

~強力3課~

5番目の被害者について、すでに、連絡がはいってきたようです。

「現場で見つかった財布やイヤホンから判断すると、おそらく拉致事件ですね」

「目撃者はいたんだろ? しかし、問題は、おれたちに捜査権がないってことだ。令状もとれやしない・・・」

「特別捜査本部は、俺たちに情報を与えようとしません」

「今回の事件の犯行時間、キム・チャンヒョンは 廃車工場の事務所から外出してません」

「どういうことだ?」

「どうやったんだ? 別の共犯者のミスリードか?」

「このままじゃ、まったく なにも出来ないぞ。こんな大胆な犯人、見たことがない。自分が証言者になるだなんてな。」

「しかし、奴は、俺たちが気づいて見張ってることは知らないはずです。見張りを交替してきます」

「そうだな。」

 

~ミニョクの病室~

上機嫌第2弾。

正面にまわってきたボンスン。髪を拭くボンスンを見つめるミニョク。急に、ボンスンの手を掴む。離れようとすると再度、力を入れ、引き寄せる。

そんなミニョクから目が離せないボンスン。

目を閉じるボンスン。。覚悟きめたのかな。

キスヘキスマーク キスヘキスマーク キスヘキスマーク

ダウンあれ? どうしたの? ミニョク。。。← 大事すぎて、手が出せないっていうパターン?

 

「あとは、自分でやるよ。」

「あ、はい。じゃ、私は、こっちで寝ます。」

 

ソファに横になるボンスンの寝姿をみるミニョク。

 

「これからどうなるんだろうな。こんなふうに、もう一度会えるなんて。」

 

向かい合っている2人。

 

今度は、ボンスンが、目を閉じているミニョクをみている。

自分を守ってくれたときのことや、昼間の父親が来たときに見せた怒りの様子を思い出す。

2人の目があう。そのまま、見つめあっている。

 

翌朝、3人が 何者かに(ト・ボンスン)やられている動画がアップされちゃいました。

「ボス、大変です。見てください」

「チャールズに行って、動画を削除させろ」

「全部、消すことなんて、できないんじゃないですか?」

「じゃ、警察に訴えろ」

「面目丸つぶれですよ」

 

アジュンマ3人組。

「また、別の女の子が誘拐されたみたいよ」

「そうみたいね」

「近所に、あんな連中でもいたほうがましだったのかしら?? あいつらがいなくなったら、すぐに別の犯罪が起きたわ」

「どうしたものかしらね。 でも、また、あいつらに頼めば、再開発を承認するようなものでしょ」

「そうね、いうとおりよ」

 

「最後の事件の晩、あいつは、ここから出てないんだよな? 模倣犯のしわざか? 班長の第6感は全く、機能してないのか?」

廃車工場を張りこむ刑事たち。

「警察の優れてるところ、知らないんですか?」

「FBIより?」

「刑事の勘ってやつですよ。 あいつには、怪しい何かを感じませんけどね」

「なんだよ、FBIについては、どうなんだよ」

 

防犯カメラで、刑事たちの動きは、すべて お見通しな犯人。

えええ~~なんで、グクトゥの履歴書もってんの? 

ヒジの写真まで・・。

うわ~~~、いやなフラグがたったよ。

 

「おい、起きろよ。奴がとうとう動き出したぞ」

「あいつ、どっかで曲がるな。俺たちの尾行にも気づいてる」

警察の車をまいた犯人。

ターゲットは・・・ヒジね。

その前に、もう、ヒジの鞄に、盗聴器をしかけてました。なんて、用意周到な奴。

彼女の予定は、全部筒抜け。

 

~ミニョクの病室~

ゴン秘書がきました。

スケジュールの件ですが、明日の開発・企画チームの会議に、ト・ボンスンを入れようと思うんですが。

俺が退院するまで、そうしてみようか。

わかりました。

退院はいつ頃になりそうですか?

俺の退院? なぜだ?

いえ、ただ・・・。

ボンスンが入ってくる。

 

ミニョクに聞こえないように

「ここはホテルじゃないのよ。なんなの、あのガウン」

文句言ってます(笑)

 

「では、私はこのへんで、失礼します・・」

「ああ」

 

「社長様、病院ではそのガウンは必要ないと思うんですけど。なんで、そんなに目立ちたいんですか?」

「おまえに言わなかったか? ここの共通寝巻きはオシャレじゃない。別に 早く良くなるためにガウンを着てるわけじゃない」

 

ノックの音がして、病室に入ってくるグクトゥ。

「グクトゥや。」

もしかして、事件後、顔をあわせるのは初めてかな?

「ボンスナ、容疑者の声を確認してほしいんだ。また、昨晩、拉致事件が起こったんだ。」

「え? また、別の女性が誘拐されたってこと?」

「ああ、これから警察に一緒にきてくれないか?」

「だめだ。行くな。 お前は、もう事件に関わるな」

「いいえ、行きます。」

「なんだと?!」

「行ってきます。」

 

「怪我するかもしれないだろ?俺が怪我をするのは構わないが、お前が怪我をするのは いやなんだ。」

スギュ~ン!って来ないの? ボンスナ~。

それを聞いても、表情を崩さず、病室を出ようとするボンスン。

「行ってきます。」

「まったく・・・あいつめ」

そんなボンスンと、ミニョクの様子をみていたグクトゥ。

「ボンスンのことは・・・俺が守る!

「おい、この野郎、何言ってんだよ・・・」

 

ようやく、ふたりで話ができたグクトゥとボンスン。

「ねぇ、このあいだ、見たんでしょ?」

「何を?」

「私があいつらを殴るところ・・・」

「それがなんだよ。 おまえは、奴のボディーガードだからだろ?」

なるほど、ボンギからも頼まれていたけど、あの事件は、ミニョクを狙ったペクタク派から、ボンスンがボディーガードとして職務上、守ったっていう筋書きにしたのかな。ミニョクが刺されたのは、不可抗力で、事件性はなし?!って感じ?

「人間ひとつくらい特技をもってたっていいだろ? そうじゃないのか?」

 

「ボンスナ・・・。」

「うん?」 

「俺たち、いつもこうなんだな。」

「なにが?」

「タイミングが合わないっていうか。 あいつが、お前の代わりに刺されて・・・(お前は怪我しなかったが)少しもありがたくないのはなぜだろうな。」

分かってるくせに・・・。

 

「被害者は、別の若い女性なの?」

「ああ、これは同じ犯人の仕業だ。だけど、俺たち、今、捜査から外されてる。」

「証拠はないの?」

「だから、一緒に来てほしいんだ。頼みがある。行こう」

 

警察署に到着したグクトゥと、ボンスン。班長が声をかけます。

「おお、久しぶりだな。“アベンジャー”嬢じゃないか?」

「こんにちは。」

 

「ボンスナ、こっちだ。」

必死に、いままで、聞いた犯人の声を思い出す。

「あ、この声よ。この人よ。間違いない。この人よ」

 

そこへ、係長が入ってきました。

「グクトゥや、犯人がつかまったぞ」

「え?」

 

病室で、テレビを見ているミニョク。

「速報です。」

 

慌てて、強力3課の部屋に戻ってきたグクトゥたち。

「どういうことですか?」

「犯人が逮捕されたんだとさ。キム・チャンヒョンじゃないぞ」

「え?・・・だって、彼の声です。あの声に間違いありません。彼が真犯人です。確かです。」

ボンスンの断言する声が、強力3課のメンバーを緊張させる。

 

 

 

★第10話に続く★

ミニョクが身代わりになるのは、予告でも予想がついてましたが、みんな、傷の大きさよりも、ミニョクが、ボンスンをかばって怪我をした、というところに重きを置いているところが、たまりませんアップ

 

もう普通に、アンソバンでいいじゃん(笑)

 

9話にしても、まだ、ポッポ未遂ですよ。

なかなか、ひと山越えませんチュー 

ボンスンなんか、目、閉じたのにねぇ。でも、それも時間の問題でしょ。。

 

ま、キュンキュンするシーンは、他にも一杯ありましたしね。

 

見つめあうシーンが多かったですね。

あれだけ、ポンポンと言いたいことを言いあっているように見せておきながら、なぜか、肝心なことは目で語る二人です(笑)

 

そのぶん、グクトゥの賢さというか、聡いところに、胸が痛みます。ちゃんとわかってるんですよね。

はぁ~~。

 

ごめん、ヒジ

あいつのターゲットになるだなんて、思ってなかった。

ひどい目にあったら、ごめんね。

先に謝っておきます。

 

ボンスン、誘拐犯を捕まえることに、かなり本気度があがってます。

 

さて、10話も・・・面白かったですグッド!

ちゃんと 確認しながら、見返すつもりです。

9話も、突貫でアップしちゃったので、あとで、フォローします。。