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■ Episode18(1)  望もうが望むまいが
 

(前回のおさらい)

ジソの策略により、花郎を率いる源花に任ぜられることになるアロ。

 

太后「そなたの生死を、源花の運命にゆだねようと思う。そなたは、既に、何が源花に起こったかを知っているようだな。」

アロ「お互いに嫉妬し、お互いに殺したと聞きました。」

太后「彼女たちは私が殺したのだ」

徹底的に、アロを利用するつもりであることを隠そうともしない太后。

 

太后「もし、そなたが、迷惑な障害になるならば、わらわは、そなたも殺す。どうじゃ、おそらく、逃げ出したいであろう。」

アロ「いいえ、私は逃げません。殿下が、私の生命を終わらせるその時まで、私は生き残ります。何とかして、私は、そのやり方を 耐えて、見つけます。」

強く決意を秘めたアロの表情。

 

急ぎ、フィギョン公のところに駆けつけるソヌ。

「あいつが捕まった。源花だか何だか、とにかく、それが何なのか、俺は知らない。どうしたら、あいつを救い出せるのか教えてください。」

「こんなふうに、いきなり話し始めても、何のことやら、わからないだろうが・・・」

アロのことしか頭にないソヌには、フィギョン公の「ちょっと落ち着きなさい」なんていう戒めなんて通じません。

「わかるように話してください。俺がなんについて話しにきたか、知ってるはずだ。どうやったら、アロを救い出せるかって言ってるんだ!」

「ジソは、源花を花郎の上に置き、花郎を率いさせるつもりだ。必要がなくなれば、そなたの妹を殺すだろう。いつも、神国の王室は源花を都合よく利用し、脅威に陥ると、厄災を取り除く理由として源花を使った。源花は 結局、皆死んだ。」

フィギョン公に掴み掛るソヌ。

「だから聞いてるんだ。そうしないために 俺はどうすべきかを」

 

フィギョン公は、この時を待っていたんでしょう。

「本当の王になりたくないか?」

しばし、お互いを見るフィギョン公と、ソヌ。

「もし、おまえが王になれば、傷つけられている妹の心配をする必要もなくなる。お前の好きな世を作ることができる。また、お前の友のように、命を落とすことを心配しなくてもよくなるのだ。 本当の王になりたくないか?」

フィギョン公から手を離すソヌ。

「まったく、あんたは何故そんなバカげた話を、俺にするんだ?」

「お前の父をよく知っている」

「親父? それは誰だ?」

「おまえがソヌならば、お前の父はアンジ公だ。神国で最も有能な医師であり、典型的な真骨だ。もし、お前がサムメクチョンなら、立宗葛文王(先の王の弟)がそなたの父だ。 しかし、お前が 名もない、マンマン村のケセ・・・ムミョンならば、お前は 俺の息子だ 俺がお前の父だ

やっぱりそうきたかぁ~~~だった瞬間!

 

<源花 チュンジョン>

涙をこらえながら、チュンジョンの前に立つジソ。

ジソ「お前を・・・お前を殺さねばならない。」

チュンジョン「殿下・・・」

「そなたは、禍の元になり続けるだろう。」

「助けてください。私たちは、親友同士ではありませんか?」

「王室にとって混乱の原因となる源花はもう必要ないのだ。ナンモも死んだいま、そなたも生きていることはできぬ。そなたは、すべての罪をかぶらねばならないのだ。私の息子のために、殺さねばならぬのだ。」

「この子のためにも、私の命を助けてください」

お腹をおさえるチュンジョン。

「この子もまた、聖骨なのです。たとえ、私が生きていようがいまいが、絶対名前もつけません。この子には、自分が何者であるかも教えず、その存在も知らせずに、育てます。だから、お願いです。助けてください。」

泣きながら、剣をチュンジョンの胸に押し付けるジソ。

剣を必死でつかむチュジョン。

「その子を、世にだすことはできぬ。」

「動いたわ。 ジソや~」

自身もお腹を押さえるジソ。ちょうど同じ頃、身ごもっていたってことみたいです。

止めをさすことが出来ず、剣を落とし、泣き崩れるジソ。

 

当時を思い出しながら、咳をしている。

 

~月城内~

うろうろと歩き回るアロ。スクミョンが部屋に入ってくる。

アロ「なぜ、源花に選ばれたのですか?」

公主「わらわが望んだ処罰ではない。そなたにとっては、分不相応な光栄だ。」

アロ「私は、一度もなりたいと望んだこともなく、これからもそうです」

公主「そなたの人生で、望まなかったからといって、そのとおりになったことなどあるのか? 母上が決定したことだ。そなたが、望むと望まざるとに拘わらず、そなたは源花になるしかないのだ。 もう、そなたも知っておるだろう。源花がどのような位置づけのものなのか。」

「お願いがあります。仙門に行かせてください。一瞬でいいんです。彼らに挨拶をしたら、必ず戻ってきます」

それには答えず、「彼女を清め、支度をせよ。」と指示するスクミョン。

「なぜ、こんなことを? やめてください。どうしてこんなことするんですか?」

官女たちが容赦なく、着替えさせていくのを、スクミョンが冷たい目で見つめている。

 

太后や ウィファ公に言われたことを考えているサムメクチョン。

「血の一滴も流していないそなたが、王位を守るという意味を何もしらないそなたが、真の神国の王だと?」

「そこに、王としてしなければならない何かがあるのであれば、陛下、どうか耐えてください。」

 

~月城:太后の居室~

ウィファ公が太后に呼ばれてきたようです。部屋に入るまえに、ため息を一つ。

ウィファ「お忙しいでしょうに、なぜ、お呼びになったのですか?」

太后「なぜ、呼んだと思う?」

ウィファ「私が、花郎たちをよく訓練していることに対する褒賞を取らせたいと、お考えになったことは?」

冗談めかしていうウィファ公。

「源花を復活させようと思っておる」

顔色が変わるウィファ公。

「入りなさい」

スクミョンとともに、現れたのは、アロ。戸惑いを隠せないウィファ公。

「三日間、源花 南毛公主の聖堂にて、崇拝の祈りをささげたのち、二人の源花の任命式を行う。源花は、これから、花郎徒を率い、花郎を導くのだ。風月主、そなたは、花郎徒の長として、その場所を明け渡す必要がある。二人の源花に挨拶せよ」

頭を下げるウィファ公。その姿を平然と見るスクミョンと、いたたまれない思いで見るアロ。

 

ウィファ「太后殿下、これが、あなたが最初から望んでいたことですか?」

太后「その通りだ。」

「殿下は、神国の未来のため、秀でた才能を持つ若者たちを訓練したかったのではなかったのですか? 今や、花郎は、そういった優秀な個々の存在になっております。」

「わらわが望んだものは、わらわの足の前でひざまずく彼らをもつことであった。そのために、計画したのだ。」

「もう、あなたが望んでいる計画どおりではありません。すでに、彼らは、殿下がお考えになっているような花郎たちではありませんから。」

 

部屋に戻ってきたアロ。若い宮女が、お茶を運んでくる。

「アロ源花様、とてもよく お似合いでお美しいです。」

「私が?」

「そうです。」

「でも、私、全然 嬉しくない・・・」

涙目で訴えるアロ。

 

仙門に戻ってきたソヌ、出生の秘密を知らされ、精神的にヘロヘロです。一瞬、何も考えたくないといった風に、自身の顔を覆いますが、それよりも、アロの救出を優先する男です。

 

「花郎を支配するために、源花を作った・・・。」

思案しているウィファ公のところに、飛び込んでくるソヌ。

「月城に行ったと聞いたが、アロはどうしてた?」

「お前の妹は、いまのところは安全だな。ここにいるときより、ずっと優遇されておる。どうした? そんなことを聞きたくて、ここに来たのか?」

「あんたは、なんで、何もしないんだ? 太后がどんな人間かよく知ってるじゃないか。」

「私に何を望んでいるのだ? 剣をとって、太后の首でもとってきてほしいのか?」

お得意の笑い声をたてますが、目が笑ってません。

「最終的には、それと同じようなことをしなければならないかもしれないが・・・。」

これは、ソヌに、というよりも、ウィファ公自身に向けた言葉でしょう。

 

ソヌは、ウィファ公に、一番聞きたかった言葉を続けます。

「俺に力があれば、王になれば、こんな目に遭わずにすむのか? もし、俺に王になる資格があるなら、こんなことから解放されるのかどうか聞いてるんだ!」

ソヌの真剣な問いかけに圧倒され、ソヌを見返すウィファ公。

 

~ヨンシル公邸前~

ソク老人とタンセが、ヨンシル公の屋敷の様子を通りに立ってみている。ヨンシル公とホ公が、屋敷から出てきた。

「おまえはここで待っておれ。」

ヨンシル公の前に進み出るソク老人。

ソク老人「ヨンシル公、お話があってきました」

ヨンシル「王の首を取ってきたのですかな?私は、貴殿にそれを指示したつもりでいたのだが、他の話なら後にしてくだされ。」

ホ公「おい、早く踏み石を持ってまいれ。」

ソク老人「私の背にお乗りください」

ソク老人が、ヨンシル公の馬の横で四つん這いになり、踏み台になる。

平然と、ソク老人の背中を踏みつけて、馬に乗り、出かけていくヨンシル公。

タンセが驚く。おそらく、こんな屈辱的な扱いを受けている祖父を見たのは初めてだったにちがいありません。

いつぞやの、ホ公のようですね。あのときも、パルリュが目撃していました。家門を守るためには、ここまでしないといけないのか・・・と、こぶしを握るタンセ。

 

「お立ちください。角干は、もう発たれました。」

助け起こすタンセ。

「聞いたか? 王の首だ。お前が取ってくるのだ。花郎の中にいる王。そいつの命を取ってこい。」

 

~仙門~

ハンソン「ソヌ郎~~~どこにいる~~~部屋かな? あ、誰もいないや。どこに行ったのかな」

部屋の中をきょろきょろと見回してますが、ヨウルが悠然と団扇をあおいで座ってるの、気づいてますけどね。

ヨウル「おい、アタシが見えないの?」

ハンソン「ソヌ郎がどこにいるのか知らない?」

ヨウル「まったく、あんたは、いつも ソヌ郎、ソヌ郎って」

ハンソン「だから、どこいったんだよ?」

 

外で一人、悩んでいるソヌ。王にならなきゃ、アロを救い出せないのか・・・、頭を抱えるしかありません。実の父親がわかっても、それは新たな難問しか生み出さなくて・・・。

そこへ、やってくるハンソン。

「ここにいたんだね!」

「この世には、はじめから道だった道などありません。誰かが先に歩いてはじめて、道となる。固い土を叩き、割って、開いてこそ、初めて道も通るのです。」

ソヌが『水と王』の課題のときに、発表したときの一節を諳んじてみせるハンソン。

「なんだ、いきなり?」

「僕、おじい様に手紙を書いたんだ。ずっと思ってたことを伝えようと思って。おじい様が、僕のために、もう兄さんを煩わさないように頼むつもりなんだ。これって、おじい様に反抗するってことなんだよ。僕、はじめてなんだ。」

「なんで、突然、そんなことをしようとしてる?」

「ヒョン(ソヌ郎)は、本当にかっこいいよ。まだ、僕のこと、臆病者だと思う? ヒョンみたいになりたいんだ。そうしたら、道だって作れそうな気がする。」

そういいつつ、緊張しているハンソン。

「俺が、一緒に歩いてやるよ」

ハンソンの肩を抱くソヌ。

「本当に?本当だね? 約束だよ。」

頷くソヌ。かわいいハンソンに、庇護欲をかきたてられちゃったみたいね。

やった~ 何度も何度も、本当に約束だよ、と繰り返し、大喜びのハンソン。

 

サムメクチョンも、悩み多くて、大変です。

パオさんが知らせにきました。

「源花の任命式の前に、スクミョン公主と、アロ医員は、礼拝のために、源花の南毛の聖殿に参拝されるそうです。」

「チュンジョンと 亡くなられた南毛公主について話しているのか?」

「これは、一般大衆の噂ですが、チュンジョンは、当時、死体が確認されておらず、まだ、生きているという話もあるそうです。これが、唯一のチャンスです。」

「南毛公主の聖殿から戻ったとき、アロを捕まえるのだ。」

「そのあとはどうされますか」

「彼女を、西欧でも中国でもどこでもいいから、逃がすのだ。母上が彼女を触れないところに・・・。これが、今できる、最大限のことだ」

うう、アロに対して、だいぶ距離を感じるわ、っていうか、アロからは逃げる口実にするな、とキツイことを言われたし、だいぶ、心の整理をつけてるんだと思いたいのですが・・・。

 

~仙門の裏塀~

「もう、そんなに見つめないで」

「もっとみていたい。会いたかったから」

スヨンの頬に、手をのばしかけて、おろすパルリュ。

「どうして?」

「見るだけでも十分価値があるのに、もし、触れたりしたら、罰を受けそうで・・・」

「じゃ、代わりに、私が罰を受けます。二回も・・・」

口づける二人。

うわ~、パルリュとスヨンがラブラブだ~~~。

考えてみれば、逢引には、ずいぶん大胆な場所じゃない?

でも、幸せなら幸せなほど、マイナスベクトルが大きくなりそうです。

 

巾着袋をみて、にやけるパルリュ。

スホが突然、部屋に入ってきて、あわてて隠すも、バレバレ。

「おまえ、スヨンが好きなのか?」

「ああ、すごく好きだ」

認めたパルリュの襟元をつかみ、立ち上がらせるスホ。

「お前たち二人がうまくいくはずがないってわかってるだろ? お前の親父と俺たちの親父は、お前たちのことを絶対認めないぞ。お前たち二人は傷ついて、終わりだ!だから、諦めろ。」

「お前、今、俺のことも心配してるのか?」

「俺はスヨンを心配してるんだ。スヨンがお前のことを心配してるからだ。」

 

「俺が、一緒に進んでやるよ」

ソヌの口真似をしながら、本当に嬉しそうなハンソン。

ああ、かっこいいよな。

そのとき、同期の子が、荷物を渡しに来る。

「ハンソナ~・・・これ」

「何これ?」

「あずかっただけだよ。渡してくれって」

「誰から?」

「さぁ、しらない」

部屋に戻って、包みを開けてみるハンソン。

「あれ、昔端洗(ソク タンセ)・・・兄さんへの手紙だ」

間違って、ハンソンに渡されたものみたいです。

 

タンセが一人でいるところに、包みをわたすためにやってきたハンソン。

「兄さん、ここで何してるの?」

「お前こそ、剣術の稽古に誘うたびに、逃げ出すじゃないか。なんで、来たんだ?」

「ああ、それもうしなくていいよ。僕には、僕と一緒に進んでくれる人もいるしさ。」

「何のことを言ってるんだ?」

「あ、これ。 どうして、おじい様がこれを僕に? 兄さんに直接送ってきたのかな?そうだよね?」

嫌な予感のするタンセ。内容がわかったようです。

「これ何?」

慌てて、包みを抱えこみ、

「おい、風月主の講義の時間じゃないか? お前がサボったら、また、俺がおじい様に叱られるんだぞ」

「わかったよ」

つまらなさそうなハンソン。

「あ、ソヌ郎だ」

ソヌの元に行き、「なんで、今日も、そんなにかっこいいの?」とベタぼれ。

タンセに、大きく手を振りながら、講義に出かけていく。

複雑な表情で見送るタンセ。

~回想~

「もし、わがソク家門が、今回、ヨンシル公と手を結ぶことができなければ、わしは、ハンソンンと共に命を絶つ。」

「なぜ、ハンソンと? あの子が、どんな罪を犯したとのですか?」

「お前は、わしが受けた屈辱を見たくせに、そんなことを言うのか?もし、この計画がうまく行かねば、今度は、ハンソンが誰かの踏み石にされるのだ。わしは、ソク家門の子孫がそんな風に生きていくことなど、耐えられない。」

「おじい様は、私を脅迫するんですか?」

「この毒をお前の剣に塗るのだ。ほんのわずかなかすり傷でさえ、それが体内に入れば、殺すことができる。もし、お前が王を殺すことに失敗すれば、ハンソンと私は、この毒を飲むしかない。」

そんな会話を、祖父としていたのですね。

包みの中から、毒の器を取り出すタンセ。

 

頭をからっぽにしたくて、剣の素振りをしているのに、太后やフィギョン公の話が頭をよぎり、全く集中できないソヌ。

そこへ、タンセがやってくる。

「私と・・・お相手をしていただいてもよろしいですか」

「あとにしてくれ。」

「いえ、今すぐです。」

 

剣の状態を確かめているソヌから隠れるように、自分の剣に毒を垂らすタンセ。

弟をまもるために、決心したようです。

「申し訳ありません。」

「申し訳ない? おまえは、いつも申し訳ないんだな?おれたちは 平等だっていつも言ってるだろ。」

返事もなく、いきなり、本気で、剣をふるいはじめたタンセ。

「できるだけ、避けて下さい。一太刀でも遅れず、怪我をしてもダメです。これが、俺が言える精一杯の配慮です。」

「とにかく、お前の剣術の腕は、俺より優れている。なんでそれほど、真剣にやる必要がある?」

「機会があったら、私を殺してください。 私も同じようにしますから。」

本気で挑んでくるタンセ。 ソヌの服が切り取られる。

「おい、本当に、何をしてるんだ」

「話なら、あの世でしてください。」

激しい剣の応酬が続く中、ソヌの剣が吹っ飛んでしまう。

そこに、通りかかったハンソン。

 

ハンソンは、いつもの好奇心から、包みの中の手紙をみちゃっていたのね。

「必殺」と書かれていました。剣を合わせているタンセとソヌをみて、そのターゲットが、ソヌであることに気づきました。

「だめだ」

剣を落としたソヌの前に飛び出したハンソン。毒を塗った剣をつかむ。

タンセ「おまえ、何やってる・・・」

ハンソン「兄さんこそ、なんでこんなことを?」

タンセ「手を離せ!」

ハンソン「僕がこうしないと、兄さんは、その後、ソヌ郎を斬るつもりだろう?」

タンセ「ハンソン・・・」

ハンソン「おじい様に与えられた薬を・・・、なんで剣に・・・」

崩れ落ちるハンソン。抱きとめるソヌ。

ハンソン「なんで、兄さんがこんなことをするの? 兄さん・・いい人なのに。」

タンセ「だめだ。」

ソヌ「おまえ、何をした?知ってるなら言え!」

タンセ「毒です。猛毒・・・」

それを聞き、ハンソンを抱きかかえて走るソヌ。その場に、座り込むタンセ。

 

「ヒョン(ソヌ郎)・・・僕、大丈夫だよ。アロ医員が助けてくれるもん。」

「そうだな。 あきらめるなよ」

「ヒョン・・・僕と一緒に歩いてくれるって言ったよね? 本当だよね? 僕の兄さんを憎まないでね」

「わかったよ・・・」

そこで、こと切れるハンソン。座り込み、ハンソンを抱きしめながら、泣き出すソヌ。

 

★Episode18(2)に続く★

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