■5話 地上には降りられない星

 

名前を聞かれ、ミン・セイだと名乗ったことで、

ハン・ジウンのほうから、「父親は、ミン・グァンホか」と聞いてくる。

父親の知人だということが確信できて、涙するセイ。

 

ながらく音信不通だときき、父親が亡くなったことを告げる。

当時は、ショックが強すぎて 泣けなかったセイが、ジウンの前で泣きじゃくる。

 

セイが気になり、様子をうかがうソルチャンのところに、ウナがやっている。

「オッパ・・・」

「その呼び方 やめろよ」

すっかり、ウナのことは、その他大勢のファンではなく、ファン兼同級生というか、仲間として認識してます。

「今は、ファンとして聞きたいの」

ドナムも指摘していたとおり、セイのことに対して、過敏に反応するソルチャンの態度が気になっているウナ。

夜空に輝いてこそスターだ。下界に降りてきて他の人と同じことをしちゃだめだ。それはただの男の人だ、と、恋愛を牽制するウナ。

「スターだって人間だ。」

「セイを嫌いになりたくないの」

ソルチャンが誰をみているのか、もうこの時、ちゃんとわかってると伝えてますね

「わかった。恋愛なんてしないよ」

寂しく答えるソルチャン。

 

ベル恒例の、ソヌ・ソルタイムです。

ソヌ「練習しろよ。タンバリンなんだろ?」

ソル「雑魚とつるむなんて、キャラにあわないだろう。正直にいえ。興味のないことに首を突っ込むのはなぜだ」

ソヌ「彼女が好きだからだ」  ε=ε=(ノ≧∇≦)ノキャー

ソル「何だと?」

ソヌ「セイのことが好きだ。正直に言ったぞ。だから、彼女の望むことを後押ししている」

動揺しまくりのソルチャン。

ソル「望んでる? あいつが? いや、そんなことはどうでもいい。 なんで好きなんだ?」

ふっと笑みを浮かべるソヌ。

ソヌ「俺は男で、セイは女だ。好きになったらダメか。恋愛に理由なんかいらないだろ」

おっしゃるとおり、なにも言えないソルチャン。

ソヌ「きいたところによると、お前は夜空に輝く星らしいな。自分の居場所でしっかりがんばれ」

聞き耳王子、ウナとの話をきいてたんだ。。。油断ならぬなウシシ

呆然とするソルチャン。。。

ちなみに、ジウンさんちの門の前です。よそ様の玄関先でする話じゃないよね(笑)

 

母屋から出てきたセイを見て、途端に心配になるものの、問いただしてしまう。

ソル「どうした?泣いたのか」

セイ「おじさんに 誤って」

睨まれるソルチャン。

まったく、いろんなことがうまくいかないショボーンショボーンショボーン

 

ソヌは帰ったわけではなく、ナナを迎えにきたのね。

ソヌ「ひとりで逃げるのは、おまえらしくない」

ナナ「あたしの何を知ってるの」

ソヌ「うん、知らないな。自分の目で見たままを言ってるだけだ・・・。」

 

この家の主人がセイの父親の友人であることが明かされ、

ムードは一転、殴ったソルチャンやりすぎ説に。

「アジョシに謝ったほうがいいんじゃない?」

 

「謝る相手が多くて大変だな。膝は大丈夫か?」

土下座、忘れてないよな、と暗に促すソヌ。

 

ナナがそろって、全員集合。

♪ ホタル メドレー  

  右矢印シン・ヒョンウォン版はこちら 1987

  右矢印 Cherry Filter - Romantic cat

  右矢印  ソン・チャンシク鯨狩猟

    右矢印   [Panic] 달팽이
ハン・ジウンの地下室での初の練習曲

ソヌ(ギター)、ギュドン(縦笛)、ウナ(トライアングル)、ソルチャン(タンバリン)

ナナ(カスタネット)、ドナム(モンキータンバリン) セイ(ギター)

※動画のタイトルには、ホタル+ロマンチック猫+捕鯨+カタツムリ+ガチョウの夢・・・となってますが、全部は流れてないので、カットかな。
  歌いだしとか、ソヌがずっと セイを見つめてるのが、なんともはや。

聞きすぎて、このメドレーを1曲と認識しちゃいそうで怖い。

翌日、チェ先生に披露したところ、一応、OKはもらえたみたい。

 

ベル ソヌ・ソルカップルタイム パート2

ソル「あれはウソだろ。セイのことだ」

ソヌ「本心さ。本心」

ソル「おい、返答がはやすぎるぞ。」

ソヌ「それだけか?」

ソル「どうする気だ。これからのことだよ。」

ソヌ「我慢せず、やりたいようにやる。」

ソル「何を我慢しないんだよ。教えろよ。」

 

公演には、教育委員会のお偉方も参加することになり、タンバリンや笛などの学芸会レベルの演奏ではまずいと言われてしまう。

時間がないなか、それなりのものを披露しなければならないとなり、シャドーバンドを提案するソルチャン。

かたや、演奏できない人は歌を、弾ける楽器のある人は楽器演奏するスタイルを提案するソヌ。

♪ your girl   vs  ma boy  윤설찬 "I'm your girl" VS 정선우"Ma Boy" 

 右矢印 S.E.S版 - I'm your girlはこちら

 右矢印 シスター19版‐"Ma Boy"はこちら 

妄想のなかで、どちらも、セイの隣を死守するソヌ&ソル

 

ドナムが、どちらの案も納得しない。

 

エリート3人組が 因縁をふっかけてくる。

我慢して聞いているソルチャン。

「やー、生徒会長」

突然、セイが 呼び止める。

「学校の対面は守ってあげるから安心して。ソルチャンがいるのよ。彼はスターよ。彼が舞台に立てば、それだけで興業は成功するの。握手もサインもするわ。彼はプロよ。素人にはわからないでしょ。」

自分の言葉を覚えていたセイに、ソルチャン棒立ち。ドギマギです。

ウナ「セイって雄弁だったのね。爽快だった」

マ・ジュニたちをやり込めたセイをねぎらうウナ。

離れたところから、ソヌも見ている。

ソルチャン「余計おおごとになっただろ」

嬉しいくせに。ニヤリ

 

あいかわらず、練習場所に困るメンバー。

ソヌの事務所の練習室は、記者たちに狙われるから駄目だというウナにたいして、

「マネージャーより使えるな。うちの事務所に入れよ」

「成功したおっかけって言われるの。」

おほほほ~~~と笑いあう ソルチャンとウナ。

この二人もそれなりに、アイドルとペンとして波長あってるんだよね。

 

ナナが やくざ風の男の車に乗せられるのを目撃するセイ。

 

エリート3人組から距離を置き始めるソヌ。

 

我慢しないというソヌの言葉が気になり、

マネージャーにきくと、「Kiss」にきまってると断言され、焦るソルチャン。

もう認めて楽になろうよ!

 

バスを待っているセイを自分の車に誘うソヌ。

見かけたソルチャンは、あわてて、ソヌの車に乗り込む。

後部座席に、ソルチャン、セイ、ソヌ。

ソヌに対して、好きな人に告白しないのか、など、からかい気味に話をむけるソルチャン。

セイと一緒に降りるソルチャン。

「人のプライバシーを暴露するなんて、あなたは、まだ ハナタレ小僧よ」

自分がその相手だと気づいていないセイ。鈍感ヒロインの王道です。

 

セイの行先は、ジウンの韓屋。

気に入らないソルチャン。

「父親の友達は、父親じゃない。そういうのがかえって危険なんだ。」

ジウンに、父親の話が聞きたいセイ。

二人の会話から、セイの父親が亡くなっていたことをはじめて知るソルチャン。

学習評価で、勝手に歌をアレンジしたときに、烈火のごとくセイが怒り、涙を流した理由に気づく。

「ひどすぎるぞ。それなら、そうといえよ」

また、俺が悪者かよ。落ち込むソルチャン。

 

ソヌはソヌで、

「本心なのに、なぜ、告白できないんだ」と ソルチャンにからかわれたことを考え中。

「また、振られたら、立ち直れないだろ・・・」とつぶやく。

 

ギターをつま弾くセイ。ゲーセンのドナム。ブログを書くウナ。自室で机に向かうソヌ。街をあるくナナ。練習室にむかうソルチャン。

それぞれの夜。

 

ベル ソヌ・ソルカップルタイム パート3

体育のバスケ中という変わりバージョン。

「片思いと言われて はずかしかったか」

「心配無用だ」

「セイが心配なんだ。お前は裏切り者だから」

ソヌが珍しく反則を取られる。

 

練習場所を確保できないチェ先生だが、メンバーには曲名を早く決めろという。

 

結局、ジウンの家しかない。

「なれると情がわくな」

公演までの半月間という約束で、地下室を使わせてもらうことになる。

庭に放置されていたピアノの調律を申し出るソルチャン。

 

ギュドンが候補曲をたくさんあげてくる。

このなかから、2曲選べ。

 

気が晴れないソヌは、塾をさぼって、街でぶらついている。

タイ人のストリートミュージシャンを見かける。

※このタイ人の彼、もうすこしあとで、ちゃんと登場する予定。

思いついて、セイをさそおうと電話をかける。

セイ「だったら、来てよ」

ソル「誘うなよ。来るな~~~ムキー

結局 地下室にあらわれたソヌ(笑) ばんざ~い。

 

 

★6話に続く★

5話「地上には降りられない星」

ドラマ後半に、このときの、ウナのお願いが、もっと胸に迫る内容として出てきます。

 

でも、アイドルに青春をかける女の子の中には、ウナと同様に、何一つおもしろくない閉塞された日常のなかで、ひたすら心の支えにしているって子もいるんだろうねぇ。

私が高校生のときに追っかけてたのは、完全に『ミュージシャン』だったので、音楽活動のことばっかりで、恋愛対象とは見てなかったからな~。あんまり、気持ちがわかるとは言えないんだけど。。。

 

例え一瞬でも、強烈に人を惹きつける「何か」をもっている偶像。

 

ソヌもたしかに、自分を演じてるし、背負ってるものも軽くはないけど、「スター」とは違う。

だから、「我慢をしない」選択もしようと思えばできる。

 

ま、ソルチャンはソルチャンで、ファンに囲まれたときとか、あしらいがうまいなぁ~っていうシーンが結構あって、アイドルでいる自分も大切にしてるし、おそらく、この先も、例え「ただの男」になっても、夜空に輝きながらスターでいる方法を探して努力するんじゃないかな。

 

中身はアーティスト志向だから、どこかで押し切るパワーは持ってそうだしね。

 

練習場所に困ったソルチャンは 自宅にみんなを招くことができないか、母に聞いてみるが、戸惑いを見せる母に、すぐに迷惑ですよねと遠慮する。

そんなソルチャンに 傷つく母。

ソルチャンは養子なんだよね。

結構、背景には、人間ドラマのある登場人物たちが揃ってます。