■3話 1人称の音楽センス

 

翌朝、ソヌとセイは、アイコンタクトであいさつ。

すっぽかされたにもかかわらず、笑顔を見せるセイにあきれるソルチャン。

 

学習評価の発表曲として、「夜想曲」を練習をするセイとソヌ。

ソルチャン「あいつの前では笑う。俺の前では笑わないのに。なぜだ」

この恋愛初心者感満載の独白が、たまりません。

 

昨晩 聞いたセイの歌が 耳から離れないソルチャン。

つい口ずさんでしまう。

学校では、熱心に練習する二人が目について仕方がない。

軽くストーカー入ってます(笑)

意を決し、事務所の機材で何かを始めたソルチャンは、二人に仲間に入れろと要求する。

 

ソルチャンの言うことには文句をつけるくせに、ソヌのいうことは素直に「わかった」と応じるセイ。ぎこちないながらも、ソルチャン自身で編曲した「トラブルメーカー」を3人でセッションする。

 

君の目を見ると 俺は Trouble Maker

あなたのそばに立つと 私は Trouble Maker

♪ トラブルメーカー / ユン・ソルチャン、ミン・セイ、チョン・ソヌ

  右矢印トラブルメーカー版はこちら

思った以上に、セッションが楽しかったセイとソヌは、それぞれソルチャンに伝える。

 

マネージャーのホンさんから、「家から通う模範生アイドル」で更なるイメージアップをはかるコ代表の意向が伝えられ、自宅から通学することになるかもしれないと聞かされる。

ソルチャンは、頑なに拒否する。

 

母親からの電話に、ソルチャンが勝手に出たことを知ったセイは激怒し、ソルチャンを罵倒する。

教室で話せないことは、車で・・・二人のバトルフィールドです。

ホンさんも慣れたものです(笑)

 

宿所の自分の荷物が 勝手に自宅に送られたことを知ったソルチャンは、学校を抜け出し、事務所に向かう。代表に文句を言いに行き、学習評価に遅れてしまう。

なかなか来ないソルチャンを待つセイとソヌ。

自分が言い過ぎたと反省するセイ。自分は失敗しても構わないが、と ソヌを気遣うセイ。

ソヌ「僕は失敗したことがない人間だ。」

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

自分を責めるセイと 代表を責める自分が重なるソルチャン。

そこに、セイから「ごめん」のメール。

急いで学校に引き返すが、すでに、ソヌと二人で曲をはじめており、また、それがいいムードだったのに ショックを隠せない。

「謝るんじゃねえよ」

 

もうすぐあなたは来るかしら
私はただ 思い焦がれる

♪ 夜想曲  ミン・セイ、 チョン・ソヌ   

 右矢印キム・ユナ版はこちら

音楽の学習評価で、最初にセイとソヌが練習をした曲。
ソルチャンが遅れたために、結局、この曲をギター(セイ)とチェロ(ソヌ)で演奏。

【韓国ver. 第2話終わり】

 

ソルチャンは、一人で演奏することに。

他人のせいにして 
自分の過ちを認めないなら
自分自身の声を聞いてみろ

♪ 無名歌  <うたた寝(仮眠)>  ユン・ソルチャン(ピアノ弾き語り)

公園で、セイが弾き語りをして曲をアレンジ&歌詞をかえて披露。

「作詞作曲:不明 無名歌」で盛り上がる。

「泥棒・・・」

大切な父の歌を勝手にされたセイの激怒を買う。

 

怒りで教室を飛び出したセイは、ナナと出くわし、死なない程度にやっつけてほしい人間がいると頼むが、見返りに、二人殺してほしいと、ナナから言われ、絶句する。

ナナ「またおんなじこと言ったら、許さないよ。自分で解決しな。前みたいに」

 

歌詞で彼女を責めるなんて 卑怯な奴だな。

1人称、2人称理論で ソルチャンをやり込めるソヌ。

セイも ソルチャンのサイン用紙の裏に、エロアニメ風のいたずら書きをすることで仕返しを。

セイの仕業だと気づき、くすっと笑うソヌ。

 

チャリティー公演に出場させる人選で、トッコ先生の悩みはつきない。

 

夜の公園で見かけた「変態男」を、学校でも見かけて、警戒するソルチャン。

 

「ソルチャン・変態」とネットに広まったことで、再度、帰り道のセイを強引に車に連れ込む。

それを見かけたソヌも ソルチャンの車を追いかける。

※ ソヌの運転手さんも大変です。「通報するか?」の一言が効いてました。

 

セイの事情を知らなかったソルチャンは、父親の曲だと知り、売り言葉に買い言葉で、「著作権料」などを払うからいいだろう、と言ってしまい、セイは、ただ涙で抗議する。

ソルチャン「なんで、泣くんだよ。泣かれたら、罪悪感が残る」

ホン「吐かれなかっただけましだろ。あの体制は辛いぞ」

※ホンさんとのとぼけたやりとりが、ツボ。

 

自宅に戻ることになったソルチャン。

母親の前では、作り笑顔。敬語を使い、必死でいい子を演じている雰囲気。

「まだ、私たちに遠慮してるの?」

心配そうに尋ねるところをみると、冷たい人ではなさそう。

 

自室にて。セイのことが頭から離れないソルチャン。口笛

ベッドに寝転んでいると、セイとソヌの幻が現れる。

特に、ソルチャンの上に乗っかるセイの体勢がね、青少年を刺激しますラブ

 

帰り道、セイが心配で、ずっと 後ろからついてきていたソヌ。

電柱に頭をぶつけて、我に返るセイ。そっと額を確認するソヌの手つきが、ジェントルなのになまめかしい。

「われにかえるにはちょうどいい衝撃だ」

「気づかなくてごめん。ありがとう」

 

学習評価のお礼も言えたセイ。

まだ、自分のことを思い出さないセイに、寂しそうなソヌ。

ああ、この壁に寄りかかる感じがツボ。

 

あんなにも多かった質問と
解けなかった 僕のたくさんの話が 
振り返ってみたら いつからか
僕も知らないうちに 忘れていた 僕だけの秘密

♪ アトランティスの少女  チョン・ソヌ、ミン・セイ 

  右矢印BOA版はこちら

回想しながら、少女の頃のセイ、現在のセイと一緒に 歌うソヌ。

 

★4話に続く★

3話のキャッチは、「1人称の音楽センス」

ソルチャンは、誰よりも、気持ちも含め、音楽的なハーモニーを重視するタイプに思えますが、まだ、この回では、いろんなことが見えてない、いわゆる「俺様=1人称」なんですね。簡単には、全貌を明らかにさせないドラマです。(2016年11/28 追記)

 

ソルチャンが、結構 繊細な感覚を持っているので、はやくも、ギャップ燃えの片りんが。

ああ、ソヌも 十分繊細なのに~~~。

心配で仕方がないのね。数年分の想いが詰まった先回りの庇護です。

今のセイにとっては、恋が始まってない段階で、そんなに優しくされても、極上の親切としか思えないでしょうね。

 

ソルチャンがだいぶ、キャラクター設定的に、点数を稼ぎつつあるので、面白く見ていられます。ソルチャンを受け入れられてこそ、のドラマだと思うので、その点、クリアしました。

 

しかし、ソヌの「走る執務室」ならぬ「送り迎えの車」は、日に日にいろいろ遭遇することになりますね。

「アジョシ、ちょっととめてください」とか、「追いかけてください」とか。。。

お友達が乗り込むことも多くなりました。

セイが転校してくるまでは、学校-塾-自宅と、ほぼルーティンな毎日だったはずなのに。

 

「夜想曲」リピート率高し!

この哀愁あふれるメロディー、もともと大好きなんです。セイとソヌの組み合わせが、しっくりきます。(「飛天舞」は未視聴です。)

チェロの演奏も、ちゃんと自分でこなしたって過去記事(Kstyle)で読みましたが、そんなに簡単に弾けるようになるもんじゃないはず。。。

ウリハヌリ、努力の人です。