
港区のプール付きレストランを出て、タクシーに乗った青山と由佳里
青山が運転手に、渋谷道玄坂と告げて、走り出した車
そんな由佳里の話しを聞いてた香織が『道玄坂ってホテル街だよね!?行ったの』
由佳里が苦笑して答える『行き先を聞いて、少し期待したけど。続きを聞いてください』
再び、青山との夜の話しを始めた由佳里
渋谷でタクシーを降りて、東急ハンズ近くのBARの扉を開けた青山
『青山さん、いらっしゃいませ。カウンターで宜しいですか』
そう店員に言われ、笑顔で答える青山は
『こんばんは。今日は、彼女を口説きたいから、奥のテーブル席でいいかな』
そう言って席についた2人に、店員がおしぼり持って近寄り
『莉奈ちゃんは、元気にしてますか?。飲み物は、何をお持ちしましょう』
おしぼりを渡された青山が、笑顔で答える
『最近、やっと親子らしく見える気がするかな!?』
『彼女には、恋の味するオレンジを使ったカクテルと、俺には、スコッチをダブルで』
そう店員に言った青山が、莉奈の話しを由佳里に始めだした
莉奈は、青山の大学時代の親友吉田と恭子の子供である事
恭子は、青山と吉田が社会人になり、遊んでいた頃に知り合った看護士で
三人で飲んだり、旅行にも行って仲良く遊んでいた関係の中で吉田と結婚
吉田は、20代から会社を経営していたが、上手くいかなくなりだした頃
青山も会社を立ち上げて2年程で、忙しさで吉田と会話もあまり出来ずいた
そんなある日、『青山、俺は駄目だけど、力付けるから、莉奈と恭子を頼む』吉田から電話をもらい
その翌日に、吉田が、青山や家族の前から消えてしまった
恭子は、看護士の仕事をしながら、莉奈を育てていたが、吉田の借金を病院にまで取り立てに来られながらも
患者の前や青山が恭子と話してる時は昔のままの笑顔で、頑張るからと言っていのに
莉奈を福島の実家に預けて、2日後、自分から死を選ぶ行為で、救急車に運ばれ、命は取り留めたが
その時のショックや抱えていた苦悩で、記憶を失い目覚めた
今は、福島の海沿いにある病院で、静養している
吉田は、母親を亡くして父親だけ。恭子の実家は、恭子の面倒をみているために
青山が、莉奈を預かる事を決意して、恭子の妹の恵が時折、東京に来て育てている
そんな話しをしていた。青山の目に光る物が見え
『俺は、本当に助けが必要な仲間を救えない、表面だけが元気な友人の内面もわからない男だけど』
『そんな俺が、吉田や恭子が戻るまでは、莉奈を守りたいと思ってるから』
その様子を、離れて見ていたバーテンダーの石川が
青山の席まで歩みより、青山に語り掛ける
『青山君、また、吉田君の事を思い出していたの!?君は、悪くないし、出来る事はしてるよ』
『君と吉田君が美味しいと言ってくれた。あの頃のマテーニを作るから』
その言葉に、ほっとした表情の青山の目から涙が零れ
『石川さん。ありがとう御座います。頂きます』
由佳里からその話しを聞いていた真有と香織
真有が、涙を流しながらつぶやくように
『青山さんの涙か、その後はどうなったの』
香織もぽっりとつぶやく
『時折、東京に来てる恵さん、青山さんの妹じゃないよね』
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第11話おしまい
次回、更なる青山と莉奈の関係!?由佳里との夜は!?恵との暮らしは!?吉田と恭子は!?
ここまで来たら!?一気には、もったいない(笑)
そして!
みゆきさんこのちゃんさん要望の推測されない展開は○
ちびるさん要望のサスペンス要素海沿いと失踪吉田の謎、人が死なない展開は○
読者さん出演一号、恵さん希望の妹もひねって○
その他要望と読者さん出演は、随時!?
この物語!続きは、皆さんが妄想してください!?(笑)




