おい、オマエ!今年はロード乗らんのやなかったんかい!!
ってツッコミは置いといて、、、
こんばんは。
僕の行きつけ(?)の店でマビックの試乗会をやってるそうなので、行ってみました。
取り敢えずdi2で組んであるtimeで行きました。
ホイールはマビックのコスカボsl。ブレーキはマビックのsscブレーキで、ボトルもわざわざマビックをもって行きました笑。
さて、チョー久しぶりのロードです。
はい。以前紹介した「 クリートアジャストアダプタ」で行きました。
ロードでコレを使うのは初めてです。
さらに、前々から気になっていたローターの楕円リングを導入してみたので、そいつもつけて行きました。
店まで15kmほど。
移店後初めて行ったので、店長に挨拶を済ましたら、早速試乗です。
まずはド定番の、キシリウム エリートです。
ホイールより楕円リングに目がいってしまいます。このインプレはこの記事の最後にチョロっと、本格的なのはまた今度します。
キシリウムproの方は乗ったことありますが、エリートは初めてです。
ほほーー。悪くないんじゃないの??(当たり前だ)ステンレススポークで振動吸収もソコソコですね。優しいクセに柔くない印象かな?
まぁこの手のインプレはまるでアテになりません。こんなのは長ーく使わなきゃ分かるわけがないのです。
黄色いハブがイイですね。カッコヨス。
USTタイヤと呼ばれる、マビックの推すチューブレス規格の試乗も兼ねてます。
6、5barのそれぞれを試しました。
うーん。確かにね、5や6barにしちゃー転がりが軽いんだヨ。だけどね、なにも普段からそんな気圧を求めてない人間にとっちゃ、7、8barと比べてやっぱり抵抗感はあるよね。
しかも運用がメンドくさそう。タイヤの選択肢は限りなくゼロだし。
着脱も簡単って、チューブラーより簡単なのかね?
新しいモノにはどうしても否定的なコメントしか浮かんできません。そりゃこれまでイイって言って使ってきた物より良い物を出すのは並大抵のことじゃないですよ。
ひとつ、コーナリングはかなりナチュラルってか、雑味がなく安定してました。
その他はロングで使わないとわかりません。
つぎ、
これを乗りに行ったようなものです。ズーッと気になってたのです。
リムハイトは64mmで1600g台です。
高リムハイト特有の空力グワングワン感はリムハイト80mmからですが、やっぱり空力はかなり効いてます。そしてその剛性感。堪りませんね。
登りも思ったより苦ではありませんが、やはりそれなりにキツかったりします。まぁ峠なんか登りたくないです。試乗コースが山がちだったのが残念です。空力性能が下りでしか試せず平地の性能が不明です。リムが重いためか、コーナーリングはややアンダー気味でした。
個人的にリムハイトは60mmを超えるとバケモノ感というか、ゲテモノ感がするので見た目的にあまり好きではありません。いっそ80mmなら見られますが。。
ダメなところが明確に分かっていて、山ばっかりの日本じゃ使い所がほとんど無いのが丸わかりなのに、欲しいと思いました。
ハーズバーグの動機付けですよ。満足できなくても、不満にはならなかったんです。
乗ってて楽しい。これに尽きます。
つぎー!
先程のコメットと比べて登りはやはりラク。どこでもオールラウンドに使える優秀クン。
けど、それだけ。
面白くもなんともない。速度は出てるかも知れないけれど、ハッキリ書くとベチャベチャで進まない感覚。
マビックの人に「コッチのが万能ですヨ!買うならコッチがオススメです!!」って言われましたが、まるでそんな気は起こりません。
何でも進めば、速けりゃ良いってもんじゃ無いんだよ。楽しい事、ずっと乗っていたい事が大切なんですよ。
というか、ホントのところ、なんとなくモッサリした感じで走っていて気持ちがよくない感じ。面白くないと表現することもできますが、書こうと思えばカッチリせず無駄が多い感じとも言えます。なんにせよ、このフィーリングはあまり好きではないです。
レースでは良いかも知れません。レースするならコッチを買いますが、好きで乗ってんならコメット買います。
最後はキシリウムproです。
一度乗った事あるので写真を撮ってません。
ふーむ。コリャあイイ。エリート乗った後だと明確に感じます。このカッチリ感と横剛性はエリートには出せないんだなぁ、、と。
僕なら、エリートかproか迷ったら、ロングしかで無い人や、快適性を求める方を除き、proをお勧めします。価格以上の価値があります。これは僕が快適性なんざクソクラエのカチカチ人間だからというのもありますが。
帰り道、当選、使い慣れた2008年のコスカボをはきます。
うむうむ。やっぱりコイツは優秀だ。
実はこの日の目当てとして現行モデルのコスカボslをはくのがありました。2008年のはリムハイトが52mmで1800g以上ありますが、現行の40mm台で1600gほどらしいので、その違いが気になってます。
このコスカボ、やはり走る楽しさ、平地の楽しさ、スピード乗っけた時の楽しさが段違いです。ケイデンスが一定以上なら登りもさして苦ではありません。これは名作だと思います。
そして、
なんやコレ!!!
メッチャええやん!!!!
って感じです。何故でしょうか?
ケイデンスが上がる、とかはよく聞きますが、僕の場合、重いギアが苦もなく踏めるようになるって感じです。いえ、実際そうです。
ギア比は変えずに52×36ですが、アウターでリアが16tが余裕で踏めます。この日は出発前からガーミンがお亡くなりでしたのでガーミン無しです。(あぁ、つくづく俺はガーミン向いてないと思う。だって充電が、、、キャットアイにしようかしら笑)
余裕で16tが踏めまして、15tもそれなりに踏めます。時速は分かりませんでしたが、ウチに帰って換算してみると16tで23cなので38km/h程度相当です。
うむ、やはりかなり踏めてたヨーダ。
Q-ringsの楕円率はアウター10%、リア7%なので、アウターの場合54.5tと49.5tが交互に訪れるはずである。が、54tを踏んでる感覚も49tを踏んでる感覚も無かった。いたって普通。
ワー!脚がグワングワンする!!なんて感覚は皆無であった。
なぜか知らないが僕には楕円が合ったようで、かなりの高出力が出せるようになっていた。。
これはロングで使ってみたいなぁ、と、
思っていたのであるが、なんと、後日の疲労の具合が半端でなく、ヘロヘロのグタグタになってしまった。
この日は楕円の角度調整位置が全くわからなかったので、取り敢えず1番踏み遅れる位置に合わせた。それが合っていなかったのかもしれない。
とにかく、その日のパフォーマンスは大幅に向上できるものの、(少なくともこの日は)後日の疲労が半端じゃなかったのである。
楕円は疲労を溜めにくいなんて聞くが、個人的には、一定部分でしか踏みどころが無い=一定の筋肉しか使えない って事だと思う。しかし、(他の要因があったかもしれないが)このパフォーマンスの向上には目を見張るものがある。
楕円の、「一定ポイントで高出力で踏むとよく進む」に当てはまったという事は、ペダリングが大して上手くなかった事が分かる。ただ、それを持ってすれば、(ロングはどーだか知らんが)一定距離は、大げさでなく、40km巡行も普通にできる。
こんな巡航速度は正直言って月1000km程度乗り込んでいて、かなり体調の良い時でもほとんど出せなかった速度である。まぁ35、6で頭打ちで巡航速度というと、どうしてもそれ以上伸びなかった。
それがなんだ、楕円に変えた途端に、しかもロードには(実走は)全くと言って良いほど乗っていないのに、38が余裕なのである。なんてこった。
これまでのトレーニング云々閑雲は何だったんだ(唖然)
と、100kmも乗ってないヤツの戯言だったが、一時的にでもパフォーマンスが向上したのは確かだ。
また明日にでも少し乗ってみて追記を書きたいと思う。
なぜか楕円の記事がかなり良い線まで書けたので、今後書くであろう本格的な楕円の記事に、この記事の半分程度をコピペする予定です。悪しからず。
それでは、