昨日の日曜日はすっきりと晴れ渡り、まさしく梅雨の中休みとなりました。予報では今週の水曜日まで良い天気が続くようです。ただ週末はまた崩れるようですが。例年だと梅雨明けは7月20前後ですから、あと1か月弱で真夏がやってきますのでそれまでこの梅雨を楽しみましょう。
プロジェクト体制の狭間で -3-
外部から第三者としてプロジェクトに参画していると、時として不可解なプロジェクト体制に出合うことがあります。一回はプロジェクトオーナーが2人いた時です。二人とは、IT部門の責任者と業務部門の責任者というパターンでした。このパターンの場合、実際のプロジェクト進行はIT部門が担い業務部門は実現すべき要求を出すという一般的な構図になりますが、プロジェクトに対する責任が曖昧になることは否めません。
機能仕様や予算での綱引きがあったとき、お互いに譲歩を重ねることで合意に持っていくか、何れかの力(ポリティカル・パワー)の強い方の意見が通ることになります。もう一つジャッジメントには予算という大きなファクターがあり、この3つ巴でもの事が決まってい行きます。先に述べたように責任そのものが曖昧ですから、決断の過程や結果もだれがどのような意思でそうしたのかが非常に解り難くなります。つまり意思決定プロセスが隠蔽されてしまう可能性があるのです。その判断に瑕疵があると分かったときに、その二人のオーナーがお互いに責任を押し付け合うことになりかねません。
ただこのフレームは、ツーヘッド体制というあからさまな形でなくとも起こり得ることで、その方が表にでないだけにかえってたちが悪いのかもしれません。
もう一つ体制に関してPMを悩ませるのは、プロジェクト体制の多層化です。多層化とは一つのプロジェクトの中に複数の異なる体制が同時に存在することです。ありがちなのは、開発を請け負う外部の会社でのプロジェクトと発注側のプロジェクトの存在です。これはある意味仕方がない部分もあるのですが。このパターンの場合厄介なのは、2つの異なる目的と体制を持つ1つのプロジェクトであるという点になります。
プロジェクト体制の多層化について、次回も引き続き考えていくことにします。
