キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記 -21ページ目

キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

  皆さんこの3連休はいかがお過ごしになられましたでしょうか。ここ北摂地方で概ねいい天気に恵まれ、気持ちの良い3日間を過ごすことができました。昨日は同窓会の主催のあるこう会に参加し、自宅近所の箕面公園へ紅葉狩りと洒落込みました。先週に引き続き2週連続の紅葉狩りでしたが見飽きないものですね。さて、北摂箕面は紅葉と滝で有名な観光地ですが、去年の台風で滝に向かう「滝道」が損壊し一部通行止めとなっていました。復旧作業が進んでいたのですが、今年の台風でさらに被害がでて未だに完全復旧できていないません。それでも大滝で素晴らしい紅葉を見ることができました。

 

すごい人の数でした。

 

■ビジネスアーキテクチャ -20-
●ビジネスアーキテクチャの情報マップ 
 

 

  ビジネスアーキテクチャの「情報マップ」について考えています。以前このブログでビジネスアーキテクチャの10個のドメインを人体に例えたことがありました。そこで「情報ドメイン」はエネルギーや必要な栄養を肉体に届けるために必要な、心臓や血管、リンパ管などの循環器系だと言いました。覚えておられるでしょうか。

 

  ビジネスアーキテクチャにおける「情報」の位置づけは明確です。正確な情報はビジネスのあらゆる分野で適切な意思決定のために必須の要素であり、ビジネスの重要な資産であり、イノベーションを起こすために不可欠なものであると定義されています。情報ガバナンスを確立し適正に維持する活動はビジネスに対する直接の行動ではありませんが、ビジネス活動を有効なものにするために不可欠なものです。まさしく頭脳や肉体を動かすために必要な酸素やエネルギーを循環させ心臓や血液、細菌から身体を守る免疫機能であるリンパ系などと同じように、ビジネスを動かし推進するためのものと言えるでしょう。

 

  さてこれまで、情報マップの構築の7つのステップのうち「1.ケイパビリティから情報コンセプトを抽出する」「2.情報コンセプトのケイパビリティに基づく関係性を特定する」「3.マッチング・ケイパビリティから関係性を抽出する」についてご紹介してきました。今回は「4.情報コンセプトを定義する」について考えてみましょう。

 

  「3.マッチング・ケイパビリティから関係性を抽出する」を実行した後、抽出した情報コンセプトとその関係性が明確になった時点で、情報コンセプトの定義をします。情報コンセプトは、ケイパビリティ定義と密接な関係を持つことは前回も説明しました。なぜならケイパビリティはそもそもビジネスオブジェクトの定義でもあるからです。

 

  ケイパビリティは組織が持つ能力、機能のことですがケイパビリティ・マップは単に機能をならべ上げただけのものではありませんでした、組織がビジネスを施行していく上で必要な能力、機能を階層化や層別化という方法で構造化するとともに、ビジネスユニットとのクロスマッピングによって現実のビジネス活動と対比して考えることができます。また、ケイパビリティ同士の関係を考える「マッピング・ケイパビリティ」によって、ビジネスの現状もしくはあるべき姿を明確化することができます。このようにビジネス活動に必要なケイパビリティ・マップはビジネスコンセプトを現していて、それはまたビジネス情報コンセプトを現していることになります。各ビジネスコンセプトをどのような情報が関係づけているかを表すものが「情報マップ」ということになります。

 

  次回は「情報マップ」の具体的な姿について、考えることにします。