キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記 -187ページ目

キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

週末は随分暖かい日となりましたが、今朝は冷え込んだ北摂地方です。天気予報によると関東地方も寒い1日となるようです。季節の端境期は着るものの選択に困りますが今日は少し厚着をして移動することにします。

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回、プロジェクトの評価の4つの視点を挙げました。

 

    おさらいすると、1.プロジェクトの目的と目標の達成度 2.プロジェクトマネジメントの良し悪し 3.プロジェクトメンバーの働き 4.メンバーの自己評価  でした。

 

 

ちろん最大の評価ポイントは、1番目のプロジェクトの目的と目標の達成度にあります。

 

    ここで「目的と目標」と言っている事に注目してください。一般的に目的と目標をほぼ同じ意味で使う場合があったり、その定義があいまいなまま使われていることがありますが、プロジェクトマネジメントの世界では明確にその違いを定義しています。

 

    「目的」は、組織がプロジェクトを実行する事によって得られる(ことを期待する)価値です。

 

    組織の価値ですから、一般企業だと利益の増大に結びつくもので、役所や病院などの非営利団体では、サービスの質の向上やコスト削減だったりします。

 

    これに対して「目標」は、「目的」を達成するために必要な、具体的なモノやサービスや組織体制などを作り出す事を指します。

 

 

 

えば「新製品を開発して市場に投入してシェア15%を獲得する」という経営からの要求があったとします。これは「当社が保有する技術を活用し、画期的で競争力のある製品を開発し、既存の市場に新規参入することで、事業の幅を広げ3年後に売上を10%、利益を3%向上する。」という、戦略から出て来るものです。(例えばです。)

 

  上記の2つの文章は、後者で掲げている戦略を実現するために必要な具体的な手段が前者になるということを表しています。

    つまり、後者が目的で前者が目標になります。更に目的を達成するため、新規販売チャネルの構築やマーケティング戦略立案など詳細化した目標を設定することになります。これらの目標を一般的には「成果物」と言います。

 

  プロジェクトが作り出す価値は、上記の要素をボトムから見ていくと (成果物)>(目標)>(目的)の構造になるのがお分かりいただけると思います。この3つの要素はそれぞれ単一の場合もありますが、通常は複数を設定することになります。

 

 

 

たがってプロジェクトの評価は、計画プロセスで定義するこれら3つの要素に対して実施することになります。

 

  「成果物」の評価は計画した機能や品質、サービスレベルなどを想定通り満たしているかで評価します。

 

  正しい評価を行うためにどのような準備活動を行うのか、次回考えていくことにします。