ついこの前まで寒い寒いと言っていたような気がしますが、先週末はすっかり春爛漫の陽気となりました。キットPMの地元では遅れていた桜も満開を終え、花吹雪が舞っていました。
お宮の手水鉢に浮かぶ桜の花びら
さて、本ブログの今回のシリーズテーマは「プロジェクトの終活」です。プロジェクト の最後のプロセスである「終結プロセス」を有効に実施するために、何を思い準備をしておかないといけないのかを考えています。
今回は、プロジェクトの結果を評価する3つの要素である、「目的」「目標」「成果物」 の内最も重要なものである「目的」の評価ついて考えます。
「目的」が他の二つに比べてより重要だと言うことはには、皆さんも異論はないと思います。なぜなら「目的」以外の要素は、 「目的」を実現するためのプロセスで必要になるものでしかないからです。
極端な言い方をすると、「目標」と「成果物」の評価がゼロであっても「目的」の評価が高ければ、そのプロジェクトは成功したと言える事になります。 あぁそんなことはまずありませんけどね。
それだけ「目的」の評価は重要だと言うことですが、それ以外にも目的評価ならではの特徴があります。
プロジェクトの目的は、プロジェクト終了時点で達成されるものと、プロジェクト終了からある程度の時間が経たないと、達成されたかどうか判断できないものの二つがあります。
例えば、先に例を挙げた「新製品を市場に投入し、1年後にシェア15%を獲得する」という目的の場合、適正な評価は製品の発売から1年後でないとできないわけです。
これは評価軸、つまり目的に時間の要素が入っているためですが、プロジェクト計画時点でこのことを意識する必要があります。
プロジェクトの定義 を思い出してください。プロジェクトとは「明確な目的があり」「なんらかの新規性を含んでいる」「有期である」の三つの条件を持つ業務のことです。
プロジェクトの評価において、最後の条件「有期である」をどう捉えるかは実は難しい問題になります。
この件は次回掘り下げていくことにしましょう。
