各地に被害をもたらした台風5号が過ぎ去って、とてつもなく暑い日が続いています。土砂崩れや洪水などの被害に会われた方、健康には十分にご注意ください。
働き方を考えなおし、時短を達成しながらどのように効率を上げていくのかを考えるためには、まずなぜ生産性が上がらないのかについて、考察をしてみる必要がありそうです。
前回も少し触れましたが少し前まで、製造業は世界最先端の生産性を誇っていました。過去形ですが、それは世界が日本式の生産管理を学んで進化した結果、日本を凌駕するようになったからです。また一部の業種では、最先端の製品もあっと言う間にコモディティ可し、部品さえそろえばどこでも同じものが生産可能となった影響もあります。
とは言うものの、効率と品質を追求したきた日本の製造業の凄みというのは、今でも衰えていないと感じます。
これからは、日本独特のこだわりをこれまでと異なる視点で発揮するのかを考えることで、新しい競争力が生まれてくるような気がします。この件は、またどこかで研究してみます。
ではホワイトカラーの生産性の足を引っ張っているのは何なのでしょうか?この問題に対しては実にたくさんの考察が行われ、沢山の書籍や論文が存在します。
それらで指摘されている要因をいくつかのカテゴリーに分けて、構造化して考えてみることにしましょう。
まず、第一に挙げられるのが、日本の文化の底流にある村社会の掟です。そしてこの掟が寄ってくるところは、稲作文化における共同作業ということになるでしょうか。
二つ目は本能的な責任回避の精神構造にあります。そして3つ目が、徹底して変化を嫌うという、保守的な気性にあると言えます。
ちょっと短いですが、今回はここまで。次回からこの3つのカテゴリーで、ホワイトカラーの生産性が低い”事実”の原因について考察してくことにします。
